手 術

メリット・デメリット

癌の手術治療のメリットやデメリットについて解説しています。また、手術後の注意点についてもまとめてみました。

癌の手術治療のメリット・デメリットとは?

癌の病巣を外科的に取り除く、手術。体内から癌細胞を取り除くので、根治にもっとも効果的と言われる治療法のひとつです。メリットがある反面、もちろんデメリットもあります。また、癌手術には注意しなければならない点もあります。

そこで、ここではがん手術のメリットやデメリット、そして癌手術後の注意点をまとめてみました。

癌手術のメリット

癌治療の最大のメリットは、小さな転移がなければ完治の可能性が高いことです。癌のかたまりを一気に取り除くことができるので、予後も比較的良いです。癌組織を完全にとりのぞければ、癌は完治します。

また、進行性の癌であっても、転移の範囲が狭ければ手術による除去が可能です。たとえば、転移が予想されるリンパ節を一緒に切除することができれば、リンパ節への転移があっても完治は可能です。

からだへの負担が大きいことがデメリットとされてきましたが、切除範囲を小さくする縮小施術や、内視鏡による腹腔鏡下手術、胸腔鏡下手術を利用することで、より負担を小さくすることができます。

癌手術のデメリット

癌手術の弱点は、検査ではわからない微小な転移があっても切除できない点にあります。切除手術をしても、わずかな転移があれば再発の可能性があります。たとえば、胃がんは切除手術に成功した場合は70%が完治していますが、30%は再発をしています。

また、外科手術であるため、治療部分の治癒や全身の回復にある程度の時間が必要です。臓器などを切除するので、からだの機能の一部が失われるというデメリットもあります。

癌手術後の注意点

デメリットの項でも触れたように、癌手術後は再発や転移のリスクがあります。そのため、手術後も治ったと安心するのではなく、定期的に検査を受けることが大切です。

CTや超音波検査はもちろん、腫瘍の転移が数値で分かる腫瘍マーカー検査などを受けるのが一般的です。また、場合によっては微小な癌細胞を叩くために、抗がん剤や放射線での治療を行うこともあります。

癌手術は、転移リスクがある限りは100%の完治は不可能です。手術そのものは効果の高い治療法ですが、手術後も引き続き慎重な経過観察が大切です。

「いちから分かる癌転移の治療方法ガイド」は、独自に調べた内容をまとめたサイトです。
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