NTT東日本関東病院

東京 放射線治療

総合的な癌診療を手掛ける
NTT東日本関東病院

NTT東日本関東病院は1951年に「関東逓信病院」として開院しました。名称をNTT東日本関東病院と改めてからも関東一帯の医療に貢献し続けている同院は、2010年には地域がん診療連携拠点病院にも指定されています。

NTT東日本関東病院の医師

名医(イメージ)

山田 晴耕NTT東日本関東病院 部長

1995年に徳島大学医学部を卒業。東京大学医学部附属病院、埼玉医科大学総合医療センター、東京都立墨東病院、東京大学医科学研究所附属病院、帝京大学ちば総合医療センター、日本大学医学部附属板橋病院で治療経験を積む。得意な治療分野は神経放射線診断と核医学。日本医学放射線学会放射線診断専門医、日本核医学会核医学専門医、日本核医学会PET核医学認定医。

NTT東日本関東病院の特徴

患者本位の治療を徹底

癌診療の地域拠点であるNTT東日本関東病院では、癌に対する包括的な治療を行っています。

再発癌や転移癌に対しては、放射線治療や薬物療法といった治療とあわせて、患者の身体的・精神的苦痛を和らげ、癌をコントロールしながら生きていくためのケアも実施。治療に支配された生活を送るのではなく、「その人らしい生活を続けていくために治療がある」という考えに基づき、患者のQOL(生活の質)を尊重した医療を提供しています。

NTT東日本関東病院の治療方法

放射線治療(イメージ)放射線
治療

手術困難な症例にも適用でき、フレーム固定も不要な最新のガンマナイフ治療

NTT東日本関東病院では患者の状態に応じてさまざまな治療方法を組み合わせた包括的治療を採用。この項目では頭部の癌に対して適用される治療法のひとつである「ガンマナイフ治療」について解説します。

ガンマナイフ治療とは、放射線のひとつであるガンマ線を、頭蓋内部の病変に対して照射する治療法。照射方法はコンピュータによって正確に制御されるため、病巣周辺の正常な組織に対しては線量を抑えつつ、病巣部には強力な放射線を与えることが可能です。

脳の腫瘍に対しては、開頭手術による治療が施されることもあります。しかし、患者の心身に与える負担が大きいことから、高齢の方などには適用できないことがありました。

また、腫瘍が脳の奥深くにある場合には、そもそも外科手術による摘出が不可能なことも。ガンマナイフ治療は体の表面を傷つけることなく治療ができるため、こうした手術ができないケースにも柔軟に対応することが可能です。

従来のガンマナイフ治療では、照射の正確さを確保するため、患者の頭蓋骨に「フレーム」と呼ばれる金属製の機器を固定する必要がありました。開頭手術による負担に比較すれば軽いとはいえ、フレーム固定による患者への負担は小さなものとは言い難いのが実情。この点は、ガンマナイフ治療におけるネックのひとつとされてきました。

そこで、NTT東日本関東病院では、2018年にガンマナイフ機器のアップグレードを実施。フレームの代わりに、頭に傷をつけることなく簡単に着脱できるマスクと専用枕による固定のみでの治療が可能となりました。患者の負担を大きく減らすことに成功したのです。

ガンマナイフのはたらき

半球状に配置された192個の線源から、病変部に向けてガンマ線を照射。一つひとつの線源から出る弱いガンマ線を正確に患部に集中させることで、病巣周辺の健康な組織に対するリスクの減少と、病変部に強力な線量を与えることを両立しています。

(イメージ) また、NTT東日本関東病院で採用しているガンマナイフは頭蓋骨へのフレーム固定が不要なため、照射を複数回に分けることも容易です。これによって、従来のガンマナイフでは「大きすぎるため治療が難しい」とされてきた3cm以上の腫瘍に対しても、照射を行うことが可能となりました。

ガンマナイフによる治療が有効とされる癌

ガンマナイフによる治療が可能なのは、頭蓋内病変、つまり頭蓋骨の中で起こる疾患のみです。ここでは、頭蓋内の癌である脳腫瘍の中でも、特にガンマナイフが適用されやすい「転移性脳腫瘍」について解説します。

ただし、すべての患者に対して必ずしもガンマナイフによる治療が行われるわけではありません。どの方法で治療を進めるかは、患者一人ひとりの状態に応じて検討されます。

転移性脳腫瘍

脳以外の臓器で発生した癌が、血流に乗って脳に転移したものが転移性脳腫瘍です。転移のもととなる癌にはさまざまなものがありますが、特に肺癌、乳癌で特に発生しやすいと言われています。

ガンマナイフは脳に転移した腫瘍があまり大きくなく、かつ個数が少ない場合に向いた治療です。腫瘍の制御率は80%を超えるとも言われています。

小牧市民病院では, 全国に先駆けて平成3年5月にガンマナイフ (kksell Gamma Unit) を導入後約4年3ヶ月の間に1000例の各種疾患の治療をおこなった.この内, 腫瘍性病変は568例 (56.8%) であった.その内訳は, 神経鞘腫e173例, 転移性脳腫瘍108例, 髄膜腫103例, 神経膠腫69例, 下垂体腺腫27例, 頭蓋咽頭腫26例, 松果体腫瘍13例, 脊索腫11例, 悪性リンパ腫6例, 血管芽腫が5例などである.この内, 最も治療効果の大きかったものは, 転移性脳腫瘍で短期間に腫瘍の消失もみられ腫瘍の制御率は1年にわたり85%以上を示した.

出典:「脳腫瘍に対するガンマナイフ治療」小牧市民病院ガンマナイフセンター・脳神経外科
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jastro1989/8/2/8_2_121/_article/-char/ja/

NTT東日本関東病院の施術について

ここでは自治医科大学附属病院の予約の取り方や、ガンマナイフ治療を受けるまでの流れについて紹介します。

診療の流れ

1.予約・診察

はじめに、ガンマナイフ外来の受診予約を取ります。 予約当日には保険証などと併せて、主治医からの紹介状やMRI・CTのフィルムなど、これまでの治療経過が分かる資料を持参してください。

診察では、その患者さんにとってガンマナイフ治療が適切であるかどうかや、治療の詳しい内容についての説明が行われます。

2.入院・治療計画作成

治療日の前日から治療翌日まで、合計3日間の入院が必要です。入院2日目(治療当日)には、CTスキャンやMRIでの検査を行い、その結果を元に正確な照射のための治療計画を作成します。

3.治療

治療計画に基づきガンマナイフ治療を受けます。NTT東日本関東病院ではフレーム固定が不要な最新の機器を導入しているため、身体への大きなダメージはありません。

4.経過観察

治療翌日に退院した後には1ヵ月~半年ごとに受診し、患部の経過を観察します。

予約方法

ガンマナイフセンターを受診する際はあらかじめ電話予約が必要です。直通ダイヤル(03-3448-6148)に連絡し、ガンマナイフ治療を希望する旨を申し出てください。
また、それ以外の診療科では、科によって予約の要・不要が分かれます。呼吸器外科や脳神経外科といった予約不要の科もあれば、腫瘍内科や眼科のように完全予約制の科も。受診の際は、必ず病院ホームページの「外来診療スケジュール」を参照してください。
なお、すべての診療には、原則として紹介状が必要です。紹介状がなくても診察を受けられるケースもありますが、その場合は保険外併用療養費の特別料金として別途5,000円がかかるほか、待ち時間が通常よりも長くなる可能性があります。

《予約方法》
電話:03-3448-6111
予約受付:8:30~17:00/予約変更受付:15:00~17:00

治療費について

記載なし

NTT東日本関東病院の基本情報

NTT東日本関東病院
診療科目 腫瘍内科、脳神経外科、放射線科など45科
診療時間 8:30~11:00、13:00~15:00
休診日 土曜日、日曜日、祝日・振替休日、年末年始
所在地 東京都品川区東五反田5-9-22
電話番号 03-3448-6111
ベッド数 594床
年間治療患者数 不明
*参考:外来患者数1,866人/日(2018年度)
対応可能な治療方法 手術、放射線治療(ガンマナイフ等)、化学療法
設備 リニアック、ガンマナイフ(手術支援ロボット)、SPECT-CTなど
URL https://www.nmct.ntt-east.co.jp/
   
免責事項
このサイトでは、がん治療に対応しているクリニックの「医師」を「名医」と定義しています。
あくまでもサイト上の呼称であり、医師の実力を定義づけるものではありません。
「いちから分かる癌転移の治療方法ガイド」は、独自に調べた内容をまとめたサイトです。
治療法など詳しく知りたい場合は直接に各医療機関へお問い合わせ下さい。(2015年11月時点)

無断転用禁止(Unauthorized copying prohibited.)