東京医科大学茨城医療センター

茨城 放射線治療

身体への負担が少ないIVR治療などの幅広いがん治療を提供する
東京医科大学茨城医療センター

がん診療連携拠点病院として、積極的な診断・治療を行う東京医科大学茨城医療センター。内視鏡的治療や放射線科と連携し、IVR治療など幅広い癌治療を提供しています。医療器具を挿入する穴は数ミリと非常に小さく、縫合の必要も無いため、「手術痕を極力残したくない」という人にも向いているでしょう。胃がんや肝がんをはじめ、あらゆる癌治療を手掛けており、新しい技術を積極的に取り入れている医療機関でもあります。

東京医科大学茨城医療センターのがん治療の医師

名医(イメージ)

菅原 信二放射線科長・教授

放射線学会 放射線治療専門医、放射線腫瘍学会 認定医

東京医科大学茨城医療センターのがん治療の特徴

東京医科大学茨城医療センターは胃がんや肝がんをはじめ、多くの癌の手術・治療を行っている医療機関です。

放射線治療では、一般照射と三次元的にエネルギーを収束させてピンポイントに治療が可能な定位照射ならびにIMRT(強度変調照射)を採用。一般照射は主に耳鼻科領域のがん、食道がん、肺がん、肝臓がん、膵臓がん、胆管がん、乳がん、前立腺がん、膀胱がんなどに有効です。定位照射は早期肺癌などの3cm以下の腫瘍に効果があり、IMRTは前立腺癌や頭頸部癌、多発性脳転移といった一般的に治療が困難とされているものに有効でしょう。

また、2013年4月からフィリップス社製128マルチスライスCTを稼働しており、瞬時に128スライスの画像の撮影が可能です。また、内視鏡を使わない大腸検査もできるため、大腸スクリーニング検査としても期待されています。従来のCTと比較して遜色ない画質を保ちながら、被ばく線量を最大80%まで抑えられるのも魅力です。

肝がんに関してはエタノール注入療法やラジオ波焼灼術、経動脈的肝動脈塞栓術などを用意。肝がんに対する分子標的薬の症例数も数を重ねています。抗がん剤による化学療法も取り扱っており、悪性腫瘍の場合でも外来化学療法センターの利用による通院治療を実現。どの治療法でも豊富な実績を誇っているため、患者さんの希望を聞きながら最適な治療法を検討・提案しています。

東京医科大学茨城医療センターのがん治療実績

放射線治療症例数は2015年392件、2016年303件、2017年266件と緩やかな減少傾向にあります。定位照射の症例数は2015年37件、2016年27件、2017年26件となっており、転移性能腫瘍で最も多く用いられているようです。強度変調回転照射(VMAT)の症例数は2015年64件、2016年53件、2017年91件と増加傾向にあります。

また、新型放射線治療機の導入により、外来患者は2013年1,156名、2014年1,226名、その後も1,240名以上をキープしています。肝臓癌へアプローチするラジオ派凝固術は36件、経カテーテル的動脈塞栓術は52件です。

東京医科大学茨城医療センターのがん治療方法

放射線治療(イメージ)放射線
治療

IVRによる切らない癌治療を実現

手術療法や化学療法だけでなく、強度変調治療VMATによる放射線治療を行っています。複雑な治療プログラムであっても3分以内で高い精度で照射でき、直腸や脊髄といったビームを当てたくない部位を避けた照射も可能です。放射線を照射する度に、CTやX線撮影をして位置ずれを防止しています。

また、呼吸性移動の可能性がある肝臓がんや肺がんの治療では、毎回照射の前に4次元CT解析を実施し、位置補正。照射位置はマーキングされる上に動画でも確認できるため、精度を安定させて放射線を照射できるのが嬉しいポイントです。

東京医科大学茨城医療センターではVMATのような放射線治療の他に、CTやX線、超音波などの画像診断装置を使い身体を透かしながら、カテーテルや針などの細い医療器具を入れて癌細胞を除去するIVR治療も受けられます。肺がんにおいては気管支鏡下治療も行っています。中枢気道の狭窄や閉塞などの重篤な呼吸困難を起こしている患者さんに対しては、アルゴンプラズマコアグレーター(APC)、マイクロウェーブ、高出力レーザーを使って気道を確保。硬性気管支鏡による各種気道ステント挿入術も手掛けているのが特徴です。中心型早期肺癌では光線力学的治療法(PDT)による副作用の少ない治療を行うことで、外科手術を回避しています。

東京医科大学茨城医療センターは地域がん診療連携拠点病院に指定されており、がん相談支援センターを備えています。がんに関する治療や療養についての相談やセカンドオピニオン、ピアサポート、就労相談など、あらゆる相談に対して専門相談員が対応。標準治療についての理解を深めたい人はもちろん、治療費における支援制度や介護サービスについて知りたい人、医療者と関わり方など、幅広く相談を受け付けているため、癌について不安や疑問がある患者さんや家族は利用してみると良いでしょう。

東京医科大学茨城医療センターの施術について

東京医科大学茨城医療センターの施術についてご紹介いたします。

放射線施術までの流れ

東京医科大学茨城医療センターは以下のような流れで放射線治療を行っています。

1.予約

電話にて初診を予約。必要書類などの説明も受けられます。

2.受付

予約時間の30分前までに初診受付にて紹介状の確認を行います。紹介状を持っていない場合は、初回のみ選定療養費が発生します。また、状況によっては待ち時間が発生したり、当日の診察が受けられない可能性があるため注意が必要です。

3.診療

カウンセリング・診察を経て放射線治療の可否を判断します。画像診断や血液検査などもあわせて行い、病変の大きさ・広がり具合を放射線科など各分野の専門医が連携して慎重に協議します。

4.治療計画

精密検査の結果に基づき、今後の治療や方向性について患者さんと話し合いながら治療計画を立てていきます。

5.治療

照射直前にX線による撮影を行い、体位再現性の確認や補修を実施。照射回数は疾患によって異なりますが、前立腺癌の場合は40回程度、頭頸部癌では35回程度です。1回あたりの治療時間は15~30分程度で、照射する部位や範囲によって若干の異なります。体外からの照射になるため、痛みや苦痛を感じることはないようです。

6.診察

放射線科の専門医による診察を行い、副作用の確認や治療成績チェックしていきます。

東京医科大学茨城医療センターの基本情報

東京医科大学茨城医療センター
診療科目 総合診療科、循環器内科、血管外科、代謝・内分泌内科、皮膚科、形成外科、感染症科、メンタルヘルス科、小児科、整形外科、放射線科、麻酔か、リハビリテーション、病理診断科、臨床腫瘍科、脳神経内科、脳神経外科、眼科、耳鼻咽喉科、歯科口腔、呼吸器内科、呼吸器外科、乳腺科、消化器内科、消化器外科、腎臓内科、泌尿器科、産婦人科
診療時間 9:00~12:00
休診日 第2.4土・日・祝・年末年始・創立記念日
所在地 茨城県稲敷郡阿見町中央3-20−1
電話番号 029-887-1161
ベッド数 501床
年間治療患者数 初診外来患者数381名、再診患者数8,402名、延患者数8,783名
対応可能な治療方法 手術療法、放射線療法、内視鏡的治療、化学療法
設備 16スライスMDCT、128スライス Dual-Energy CT、ライナック放射線治療装置など
URL https://ksm.tokyo-med.ac.jp/
   
免責事項
このサイトでは、がん治療に対応しているクリニックの「医師」を「名医」と定義しています。
あくまでもサイト上の呼称であり、医師の実力を定義づけるものではありません。
「いちから分かる癌転移の治療方法ガイド」は、独自に調べた内容をまとめたサイトです。
治療法など詳しく知りたい場合は直接に各医療機関へお問い合わせ下さい。(2015年11月時点)

無断転用禁止(Unauthorized copying prohibited.)