いちから分かる癌転移の治療方法ガイド

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ビオセラクリニック

東京 免疫療法
(サイトイメージ)
引用元:ビオセラクリニック公式HP
http://www.bio-c.jp/

4つの方法で免疫力を高める!がん治療ならビオセラクリニック

ビオセラクリニックは、免疫療法と標準治療を組み合わせながら、がん患者により長く、より良い生活を送ってもらうための医療を提供するクリニックです。免疫療法だけに頼らず、総合的にがん治療に取り組むことができます。

ビオセラクリニックの医師

谷川 啓司ビオセラクリニック院長

防衛医科大学卒業。東京女子医科大学消化器外科医療錬士修了・消化器外科助手、ミシガン大学腫瘍外科リサーチフェロー、東京女子医科大学消化器外科などを経てビオセラクリニック解説。現在、東京女子医科大外科消化器外科講師も兼任。

日本消化器内視鏡学会専門医、日本外科学会認定医、日本消化器外科学会認定医。

所属:日本癌学会、日本癌治療学会、日本バイオセラピィ学会(評議員)、日本外科学会、 日本消化器外科学会、アメリカ癌学会(active member)、 アメリカ臨床腫瘍学会(active member)、 NPO法人 NHPインターナショナル認定機構(理事長) 、 癌免疫外科研究会(施設代表者)、 International Society for Biological Therapy of Cancer (iSBTc) 、樹状細胞免疫療法懇話会(理事長)、日本ハイパーサーミア学会(評議員)、日本医療学会(理事)

目次

ビオセラクリニックの特徴

免疫力を高め、副作用なく延命する治療

ビオセラクリニックは、東京女子医科大学病院の関連施設として設立されたクリニック。がんに対する免疫力を高める、免疫細胞療法、温熱療法、自然療法、心理療法を提供しています。

谷川院長によれば、免疫療法や温熱療法は、元気に少しでも長く生き、本来の寿命を全うする手助けになるとのこと。免疫療法は、単独ではがん細胞を縮小させたり、根治させることは簡単ではありません。とはいえ、手術や放射線治療などの効果を底上げすることができたり、副作用のない免疫治療だけで延命する効果がある可能性があります。

また、全身への転移がんに苦しむ方への助けにもなります。手術や放射線治療では治療しきれない難しいケースでも、免疫療法はがん細胞と闘い、苦しみを軽減することができます。

ビオセラクリニックの治療方法

免疫療法

身体への負担を軽減する免疫療法

谷川院長が考えるがん治療とは、「がん細胞が小さくなること」ではなく、「少しでも長く元気に過ごすこと」。がん細胞の縮小はあくまでも手段であって、真の目標は健やかな時間を延ばすことにあります。

そのためには、免疫療法などを利用して、からだへの負担がなく、苦しさを軽減しながら元気に過ごせる時間を延ばすことが求められます。もちろん手術や放射線治療によってがんを縮小させることも大切ですが、免疫療法を併用することで、治療の本当の目的が達成できると考えているそうです。

免疫療法のはたらき

ここで提供しているのは、免疫療法のほか、温熱療法、そして心理療法です。免疫療法は、自身の免疫力を高めて癌細胞を攻撃するもの。温熱療法は、高温に弱い癌細胞に熱を加えるもの。これに加えて、心理的なサポートで治療効果やQOLを高める心理療法がおこなわれています。

副作用がほとんどなく、がん治療を効果的に行うことができる、ビオセラクリニックの治療法。検討する価値は大いにありそうですね。

ビオセラクリニックの施術について

ビオセラクリニックで治療を受ける流れについてまとめました。

治療の流れ

予約

免疫細胞療法を受ける場合は、事前の予約が必要。予約は03-5919-1762に電話して行います。

総合医療相談

治療の理論的な背景や詳しい内容、スケジュール、可能性のある副作用などを患者が納得するまで説明し、同意を得た上で治療に入ります。

初回時検査

治療の前に必要な、血液検査と心電図検査を行います。活性化リンパ球療法単独の場合には心電図検査は省略。樹状細胞療法(+活性化リンパ球療法)の場合は、樹状細胞療法が可能かどうか調べるため、HLA遺伝子検査や人工抗原検索などを行います。

細胞の採取

活性化リンパ球療法の場合は、30cc程度の血液を採取。樹状細胞療法(+活性化リンパ球療法)の場合は、専用の装置を使って白血球を約1時間かけて採取します。

培養

採取した細胞は、ビオセラクリニック内のクリーンルームで治療に必要な細胞になるよう培養・処理します。細胞が投与できる状態になるまで、活性化リンパ球療法の場合は2週間ほど。樹状細胞療法の場合は1週間ほどかかります。

投与

培養されて治療に適した状態となった細胞は、患者の病状や治療法に合わせた投与方法で体内に戻します。投与中も免疫細胞療法の担当医師が立ち会い、相談や質問にも対応してもらうことが可能です。

予約方法

はじめて受診する場合は、必ず電話での診察予約となります。電話番後は下記の通りです。

電話:03-5919-1762

治療費について

治療費となる自己負担額は、病状や治療方法などにより異なってきます。保険診療の場合は高額療養費制度の利用が可能です。
■自費診療 免疫細胞療法
・総合医療相談料16,500円(1回あたり)
・初回時検査料33,000円(治療開始時に1回のみ)
・経過観察(血液検査料)22,000円
■活性化リンパ球療法 ~アルファ・ベータT細胞療法
・基本治療費用220,000円
■“凍結保存した細胞”より作製する 活性化リンパ球療法(F-CAT療法)
・治療前準備費用凍結保存用採血(治療約8~12回分)66,000円
・基本治療費用220,000円
■自己がん細胞 溶解液を用いた樹状細胞ワクチン療法(TPDC)+CAT療法
・治療前準備費用 自己がん細胞 溶解液(ライセート)処理料 55,000円
・基本治療費用363,000円+自己がん細胞 溶解液(ライセート)使用料 11,000円/治療1回毎

ビオセラクリニックの基本情報

ビオセラクリニック
診療科目 内科・外科
診療時間 9:30~17:30
休診日 日曜・祝祭日
所在地 東京都新宿区新宿5-6-12 MF新宿ビル
電話番号 03-5919-1762
ベッド数 -(※入院治療は対応なし)
年間治療患者数 年間は不明 ※参考:免疫細胞療法 述べ件数16,246件(2001年8月∼2017年3月)
対応可能な治療方法 免疫療法、温熱療法、心理療法など
設備 クリーンルーム、免疫療法研究所、採血室、サーモトロンRF-8、ヘッケル HT-3000、超音波検査装置など
URL http://www.bio-c.jp/