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複十字病院

東京放射線治療化学療法手術

肺癌・大腸癌・乳癌の診療連携協力病院である
複十字病院

複十字病院は結核の高度専門施設として国からの指定を受ける医療機関であり、呼吸器疾患の治療を得意としています。また、肺癌だけでなく大腸癌と乳癌も含めた診療連携協力病院としても認定されており、それぞれの癌の特徴に合わせた治療を実践しています。

複十字病院の医師

名医(イメージ)

白石 裕治呼吸器センター長

1998年から複十字病院の呼吸器センター長として赴任している、呼吸器外科分野の専門医です。日本外科学会や日本呼吸器外科学会、日本呼吸器学会など複数の医学会から専門医や指導医として認定されており、胸腔鏡下手術を積極的に行いながら患者にとってリスクや負担の少ない低侵襲性外科的治療を推進しています。また、アメリカでも医師免許を取得しているグローバルドクターです。

日本外科学会 指導医・専門医、日本呼吸器外科学会 指導医・専門医、日本胸部外科学会 指導医、日本呼吸器学会 指導医・専門医、日本呼吸器内視鏡学会 気管支鏡指導医・専門医、米国胸部外科学会(STS) 会員、米国医師免許試験(USMLE) 合格、ECFMG取得、長崎大学大学院臨床抗酸菌症学連携講座 教授

複十字病院の特徴

創設時からつちかってきたノウハウを活かした集学的医療

そもそも結核専門の医療機関として設立され、長年にわたって呼吸器疾患の治療へ携わってきた複十字病院では、結核の患者数が減少するに従って肺癌に対する外科的治療へシフトチェンジを行ってきました。現在は肺癌だけでなく大腸癌や乳癌についても専門的な治療を提供する地域がん診療連携拠点病院として認定されています。

複十字病院の治療方法

手術(イメージ)胸腔鏡下
手術

ステージ2以上の肺癌でも胸腔鏡下手術を併用した低侵襲性治療

およそ70年にわたる呼吸器外科診療の実績を有する複十字病院では、呼吸器外科分野の医師が複数所属しており、それぞれの専門性を活かした手術を実践しています。特に、センター長の白石医師は胸腔鏡下手術を活用した低侵襲性外科的治療を得意としており、ステージ1はもちろんステージ2以上の肺癌患者に対しても、胸腔鏡下手術を併用した外科的治療を行うことで、患者の負担を軽減して術後QOLの向上に努めていることが強みです。

手術の翌日から歩行可能な胸腔鏡下手術

複十字病院の肺癌胸腔鏡下手術では、術中出血量がおよそ200ml未満に抑えられ、輸血を必要とするケースがほとんどありません。創傷部位が小さいため傷による痛みも軽減できる上、手術の翌日からでも患者が歩行できることは重要です。術後入院期間も8~10日とされており、早期の社会復帰を目指せることもポイントでしょう。

(イメージ)また、肺癌の手術に関しては地域連携クリニカルパスを導入しており、入院時から退院までの治療計画が分かりやすく患者へ伝えられていることも見逃せません。術後に地元のかかりつけ医の下で治療や予後観察を続ける場合も、クリニカルパスによる連携によって必要なデータが各医療機関で共有されるため、万が一の再発時や転移癌の発見時にも速やかに病状に合わせた治療を再開できることが特徴です。

1998年に現センター長の白石が旧国立療養所東京病院より赴任してから胸腔鏡下手術を積極的に行うようになり、現在は臨床病期Ⅰ期の肺癌では6〜8cmの補助開胸創を加えた胸腔鏡下手術を行い、臨床病期Ⅱ期以上の肺癌でも胸腔鏡を併用して可能な限り小さな傷で手術を行うようにしています。手術中の出血も極力抑えるようにしており、術中出血量は200ml未満で輸血を必要とすることはほとんどありません。

引用元:複十字病院|呼吸器センター(呼吸器外科)
https://www.fukujuji.org/clinical-guide/department/respiratory-surgery/

放射線治療(イメージ)放射線
治療

3次元放射線治療装置を活用したX線・電子線照射治療

複十字病院の放射線診療部では、放射線治療用の設備として3次元放射線治療装置(ライナック)が導入されており、X線や電子線を照射して癌細胞を攻撃する治療が実践されています。

放射線治療科では年間多くの患者に対して放射線治療を行っている他、転移癌に対する放射線治療についても積極的に提供していることが魅力です。また、呼吸器センターや消化器センター、乳腺センターの医師とも連携しながらチーム体制を構築しており、定位放射線治療(SRT)や強度変調放射線治療(IMRT)の適応患者については連携病院での治療も提供しています。

放射線治療専門医の資格をもつ常勤医1名、非常勤医1名の他に放射線治療専門技師、放射線治療専任看護師が協力して放射線治療を行っております。また当院放射線診断専門医や内科・外科医師、放射線診断医などと密接に連携をとりながらより良い医療を皆様に提供できるよう心掛けています。

引用元:複十字病院|放射線診療部(放射線治療科)
https://www.fukujuji.org/clinical-guide/department/radiation-therapy/

アイソトープの内用療法(メタストロン)

複十字病院の射線診療部(PET・核医学科)では、PET/CT装置やCT装置を活用して癌の早期発見や再発診断に取り組んでおり、放射線治療科や他の診療科と連携して正確かつ精密な癌検査の実現を目指しています。

加えて、核医学治療として放射線を放出するアイソトープ治療薬(メタストロン)を活用した内用療法が提供されていることも特徴です。

内用療法では患者の体外から放射線を照射するのでなく、放射線を放出する物質を含んだ治療薬を患者の体内へ注射することで、血管から癌組織へ放射線を集中させて癌細胞を攻撃します。

内用療法が有効とされる癌

内用療法が適用対象となる癌は、骨転移を伴う去勢抵抗性前立腺癌が挙げられています。

これは、内用療法で使用される治療薬に含まれている放射性同位元素(アイソトープ)が、カルシウムと同様に骨へ集まりやすいという特性を有しているからです。この作用により、アイソトープは静脈注射を経て患者の骨に送られ、そこで骨転移している癌細胞を攻撃するという流れになります。

なお、その他にも内用療法によって骨疼痛緩和療法が行われる場合もあり、詳細は主治医へしっかりと相談して確認してください。

複十字病院の施術・検査について

複十字病院にける予約から施術・検査までの流れをご紹介します。

施術・検査までの流れ

複十字病院の外来診療では、まず予約受付センターで電話予約を行い、改めて指定の受診日に複十字病院を訪れ診察券の発行などを行います。複十字病院は原則として予約制が採用されていますが、状況によって当日予約も可能となっているため、詳細は直接に病院へ問い合わせるようにしてください。

なお、予約方法は必ず電話による予約が指定されています。

1.電話予約

複十字病院の予約は全て電話によって行われます。電話予約をする場合、予約受付センターの直通電話番号(042-491-6228)へ電話して、受診日の調整を行うことが必要です。なお、紹介状を持っていなくても診療予約を行うことは可能ですが、基本的に紹介状を持っている人が優先されるため可能な限りかかりつけ医から紹介状をもらっておきましょう。

2.総合案内・予約受付機器

受診日に複十字病院を訪れれば、まず総合案内の「新患受付窓口」で診察券を発行します。なお、再診の方は総合案内に設置されている予約受付機器へ診察券を挿入し、受診する担当科の受付を完了します。

3.受診

担当科窓口で受付を済ませた後、予約に合わせて診察を受けるという流れです。また、その際に検査等が必要と診断されれば、改めて医師や看護師の指示にしたがってください。

セカンドオピニオンについて

複十字病院ではセカンドオピニオン外来を設置しており、すでに他の医療機関でかかりつけ医から診断を受けている患者を対象として、複十字病院の担当医師が改めて患者の状態や癌の症状について意見を述べます。

なお、肺癌や大腸癌、乳癌などそれぞれの専門分野である医師がセカンドオピニオンを担当しますが、希望があれば患者が担当医を指定することも可能です。

セカンドオピニオンを終えた後は再びかかりつけ医へ戻って治療を検討します。

複十字病院の基本情報

公益財団法人結核予防会 複十字病院
診療科目 呼吸器内科、内科・外科、乳腺科、内視鏡科、結核科、外来化学療法科、緩和ケア診療科、放射線治療科など
診療時間 平日8:30~17:00/土曜8:30~12:00
休診日 祝祭日、年末(12月30~1月3日)
所在地 東京都清瀬市松山3-1-24
電話番号 042-491-4111
ベッド数 一般病棟248床(うちHCU4床)、結核病棟60床、緩和ケア病棟26床
年間治療患者数 多数実績あり
対応可能な治療方法 放射線治療や化学療法、外科治療など様々な治療を提供しています。
設備 PET/CT、CT、MRI、γ-カメラ(ガンマカメラ)、3次元放射線治療装置(ライナック)など
URL https://www.fukujuji.org/
   
免責事項
このサイトでは、がん治療に対応しているクリニックの「医師」を「名医」と定義しています。
あくまでもサイト上の呼称であり、医師の実力を定義づけるものではありません。

「いちから分かる癌転移の治療方法ガイド」は、独自に調べた内容をまとめたサイトです。
治療法など詳しく知りたい場合は直接に各医療機関へお問い合わせ下さい。(2015年11月時点)

癌の治療法としては主に、切除手術、抗がん剤治療(化学療法)、放射線治療があります。
掲載している治療法には保険適用のものと、適用外のものがございます。保険適用外の治療法については、全額自己負担となります。
症状・治療法・クリニックによって、費用や治療回数・期間は変動いたしますので、詳しくは直接クリニックへご相談ください。
また、副作用や治療によるリスク等も診療方法によって異なりますので、詳しくは各クリニックに直接確認してから治療を検討することをおすすめします。
治療法によっては未承認機器や未承認医薬品を使用する場合があります。
入手経路や国内の諸外国における安全性等にかかわる情報、同一成分や性能を有する他の国内承認医薬品等の有無は、使用する医療機器・医薬品、クリニックによって異なります。
詳細については各クリニックに直接お問い合わせください。

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