患者由来の細胞で免疫を活性化する、輝鳳会がん治療池袋クリニック
輝鳳会がん治療池袋クリニックは、免疫治療によるアプローチによって癌患者へ癌治療を提供する輝鳳会が東京の池袋に開院したクリニックです。癌の原因のひとつとして強力なストレスによる免疫機能の低下を挙げています。患者由来の免疫細胞である「NK細胞」を活用したNK療法など、患者の体質や症状、癌の状態などに合わせてオーダーメイドの免疫療法を提案。また、輝鳳会がん治療池袋クリニックには厚生労働省に認可された免疫細胞の培養施設・培養設備を併設しているため、ひとつのクリニック内で対応を完結させることができます。
甲陽平医師は輝鳳会がん治療池袋クリニックの院長を務めるドクターであり、1990年に京都大学薬学部を卒業後、1997年に改めて京都府立医科大学医学部を卒業。薬学と医学の両面から知識と経験を有しているプロフェッショナルです。2010年に輝鳳会がん治療池袋クリニックを開院し、日本外科学会認定医として癌患者の治療にあたっています。
免疫療法を中心とした癌治療を提供しながら、必要な設備や機器についても積極的に導入。患者のために必要な細胞培養などを実現可能な環境づくりにこだわっている医師です。
輝鳳会がん治療池袋クリニックは癌患者のための治療に特化した癌治療専門クリニックです。進行性の癌や再発癌・転移癌など標準治療だけでは根治困難と診断された癌患者に対して、「あきらめない」をモットーに免疫療法を提供しています。
それぞれの癌患者の体質や既往歴、現在の状態などを総合的に判断したうえで治療プランを策定。NK療法を中心とした免疫療法による機能サポートに加えて、不安を抱く患者のメンタルケアについても取り組んでいます。
輝鳳会がん治療池袋クリニックで提供している癌免疫療法の中でも、中心的な治療法として提案されているのがNK細胞療法です。NK細胞(ナチュラルキラー細胞)は患者の体に備わっている免疫細胞の1種。血管内を通って全身を巡りながら細菌、ウイルスといった異物を直接的に攻撃して人の健康状態を保つために働いています。
輝鳳会がん治療池袋クリニックでは患者の血液を採取して、NK細胞を分離し、併設している培養センターで培養。患者の体へ再び戻すという手法を採用しています。培養によって活性化されたNK細胞は免疫機能が向上され、癌細胞に対するアプローチを強化できるというアイデアです。
NK細胞療法(NK療法)は免疫療法の1つであり、多様な癌に対して治療できると期待されています。転移癌や再発癌といった癌に対してもアプローチ可能ですが、実際の適用については医師の診察時に確認してください。
NK細胞を選択的に増殖させて体内に戻す方法です。
様々ながんに共通して認められる目印を見つけて攻撃するため、多種多様ながんに対して治療効果が期待できます。引用元:輝鳳会がん治療池袋クリニック公式HP
https://ganno-clinic.jp/chiryou/index.html
iNKT療法は、癌患者の体内にある癌組織と患者自身の免疫細胞群を活用することで、免疫細胞群を増殖させて癌に対する免疫機能を活性化する治療方法です。加えて、活性化された免疫細胞群は癌治療が終了した後も一部が体内に残留し、長期免疫を獲得することで再発癌や転移癌のリスク軽減にも寄与すると考えられています。
そのため、現在の癌について治療しつつ、将来的なリスクにも備えられる予防治療とされています。
がんに対する免疫細胞群を活性化し、それらの免疫細胞群を急激に増殖させます。また、活性化された免疫細胞の一部が体内に残存して、がんに対する長期免疫記憶を形成することで、持続的にがんを攻撃する治療法です。
引用元:輝鳳会がん治療池袋クリニック公式HP
https://ganno-clinic.jp/chiryou/index.html
樹状細胞とは免疫細胞の中で、司令塔のような役目を持っており、癌細胞を攻撃対象と定めて、免疫物質であるサイトカインを産生して、癌を攻撃する免疫細胞を対象まで誘導します。
樹状細胞そのものには癌細胞への攻撃力がありませんが、樹状細胞に癌患者の癌情報を記憶させることで、間接的に免疫細胞による癌細胞への攻撃を活性化して癌治療へつなげるという考え方です。
樹状細胞は癌患者から採血された血液から分離され、培養されるため、患者へのアレルギー反応リスクといった副作用のリスクを軽減できることも特徴です。
樹状細胞は直接的にがん細胞を殺傷する力はありませんが、がんの目印と反応する細胞傷害性T細胞(CTL)を体内で誘導することで抗腫瘍効果を発揮します。 樹状細胞は増殖力がほとんどない細胞であり、治療に必要な細胞数を確保するためには、アフェレーシスという成分分析採血装置を使って2〜3時間かけて採血する必要があります。
引用元:輝鳳会がん治療池袋クリニック公式HP
https://ganno-clinic.jp/chiryou/index.html
アルファ・ベータT細胞療法は免疫細胞の1つである「T細胞」を培養・増殖して、患者の体内へ戻すことで免疫機能を活性化する治療法です。
癌には、免疫抑制作用があるため、癌患者の体内にあるT細胞はその影響によって癌細胞への攻撃性が低下しています。そこで患者の体内から採取したT細胞を体外で培養させ、活性化させることで癌細胞への攻撃性を回復。改めて患者の体内へ投与することで癌の治療に繋げる方法です。
主にT細胞を増殖させて体内に戻す方法です。T細胞は担がん状態ではがん細胞の免疫抑制作用により、がんを殺傷できない状態となっています。そのT細胞を体外で培養することで、再び殺傷力を持たせた状態にして戻す治療法です。
引用元:輝鳳会がん治療池袋クリニック公式HP
https://ganno-clinic.jp/chiryou/index.html
輝鳳会がん治療池袋クリニックで免疫療法を受ける流れについてまとめました。
まずは免疫療法による相談が実施されます。相談には相談員でなく、免疫療法の経験や専門知識を有する医師が担当しており、癌患者の現状や治療歴、患者の意思などをヒアリングした上で免疫療法の適用などを説明します。
免疫療法に適用があると診断されれば、各種検査を行った上で、個々の患者に合わせた治療計画を策定。患者の体から血液を採取して、必要な免疫細胞を培養します。
培養・活性化した免疫細胞を患者の体内へ点滴投与して、癌細胞への治療を行います。治療効果を診断するためCTやMRIといった画像診断装置を使用し、免疫治療後に腫瘍の大きさがどの程度まで変化したのか判定します。
電話かメールで予約を行えます。輝鳳会がん治療池袋クリニックへのメールアドレスは「ikebukuro@kihoukai.net」となっており、他院や海外からの問い合わせ先とは区別されています。
免疫療法は自由診療のため、全額自己負担となります。治療費の目安としては以下のような金額が公式HPに掲載されていますが、実際の金額は事前に医師へ確認してください。
輝鳳会がん治療池袋クリニック | |
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診療科目 | 免疫療法 |
診療時間 | 10:00~18:00 |
休診日 | 日・祝 |
所在地 | 東京都豊島区南池袋1-25-11 第15野萩ビル7階 |
電話番号 | 03-6914-0723 |
ベッド数 | 記載なし |
年間治療患者数 | 記載なし |
対応可能な治療方法 | 免疫療法、遺伝子治療、再生治療 |
設備 | 池袋クリニック培養センターなど |
URL | https://ganno-clinic.jp/ |