いちから分かる癌転移の治療方法ガイド

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済生会横浜市南部病院

神奈川 放射線治療化学療法手術
(サイトイメージ)
引用元:済生会横浜市南部病院公式HP
https://www.nanbu.saiseikai.or.jp/

がん診療連携指定病院として専門性を活かす、済生会横浜市南部病院

済生会横浜市南部病院は、2003年に横浜市における地域医療連携支援病院として指定を受けた医療機関です。2013年には神奈川県がん診療連携指定病院にも認定されるなど、地域医療や地域の癌診療の基盤を支える総合病院として運営されています。また、2015年には横浜市小児がん連携病院の指定も受けており、成人の癌患者だけでなく小児癌の患者についても専門性を活かして多種多様なアプローチによる医療サービスを提供しています。

済生会横浜市南部病院の医師

齊藤 公彦 放射線科主任部長

齊藤公彦医師は、済生会横浜市南部病院の放射線科において主任部長を務める医師です。日本がん治療認定医機構がん治療認定医や日本乳がん検診精度管理中央機構検診マンモグラフィ読影認定医師、日本医学放射線学会放射線診断専門医など癌治療や放射線診断に関する複数の専門医資格を取得したプロフェッショナルでもあります。

加えて、齊藤医師は博士号を取得した医学博士としても癌治療や癌診断に向き合っており、放射線科に属する他の放射線診断専門医や放射線治療専門医とも連携。患者のためにより良い治療法の検討や治療品質の検証に力を入れていることも魅力です。

目次

済生会横浜市南部病院の特徴

済生会横浜市南部病院は地域医療連携支援病院や神奈川県がん診療連携指定病院、横浜市小児がん連携病院といった、横浜エリアにおける地域医療の中心的存在の一角として運営されている病院です。癌治療についても複数の診療科において専門医や認定医、指導医といった専門資格を有するドクターが在籍。患者のために医学的根拠にもとづいて安全性と治療品質を追求した医療サービスを提供していることが特徴です。

放射線治療や外科治療、化学療法(抗がん剤治療)など複数のアプローチによる癌治療を組み合わせることで、低侵襲性を維持しながら治療効果を向上させられるよう、院内全体で一致団結していることはポイントでしょう。

済生会横浜市南部病院の治療法

放射線治療

完全予約制の放射線治療外来

済生会横浜市南部病院では、完全予約制による放射線治療外来を備えており、主として頭頸部腫瘍の患者や乳房温存を希望する乳癌患者などへの放射線治療を実施しています。

中でも乳癌患者に対しては、外科治療と併用した緩和的放射線照射を行うことで、乳癌の外科的治療の効果をサポートしながら乳房を温存してQOLの維持向上を考えている点も特徴です。治療計画の作成や日々の治療法についてもきちんと患者の意思を尊重してくれるため、患者を置き去りにした癌治療の恐れが軽減されていることは見逃せません。

なお、済生会横浜市南部病院だけで治療することが困難に思われる場合は、専門医として信頼できる提携医療機関を紹介。そのドクターと情報共有しながら患者のために必要と認められる治療の実施に向けて協力してくれることも強みです。

放射線治療関連学会の指針にもとづき、主に頭頚部腫瘍、乳房温存療法や緩和的症例が対象となります。頭頚部腫瘍は年間20人、乳房温存療法(乳房照射)は60人、全治療人数は190人程度です。
特に、乳房温存手術後の放射線治療には力をいれており、治療計画から毎日の治療に至るまで、いろいろな工夫をしております。 また、当院では治療することが難しい症例にたいしては、積極的に近隣施設にご案内しています。

引用元:済生会横浜市南部病院 放射線科
https://www.nanbu.saiseikai.or.jp/depts/radiology/

外科治療

接触式レーザー前立腺蒸散術(CVP)

済生会横浜市南部病院の泌尿器科では前立腺肥大など前立腺の症状に対する外科的アプローチとして、2016年に承認された術式である「接触式レーザー前立腺蒸散術(CVP)」を採用しています。

尿道に内視鏡を挿入し、内部からのレーザー照射によって前立腺へアプローチする接触式レーザー前立腺蒸散術は、従来型の治療法と比較して術部からの出血リスクを抑えられるようになっており、副作用などの危険性が少なく患者にとって負担を軽減することが可能になりました。また、手術に必要な工数そのものが少なく構成されており、専用機材の操作性も追及されているため、手術時間や術後の回復期間が短縮されていることも特徴です。

当院では、これまで経尿道的前立腺切除術(TURP)と呼ばれる①の手術を主に行ってまいりましたが、2022年7月より、接触式レーザー前立腺蒸散術(CVP)と呼ばれる③の手術ができるようになりました。これにより、手術件数も2020年度の5件から、2022年度(~2022年12月31日まで)は20件に増加しています。

引用元:済生会横浜市南部病院 前立腺肥大症の新しい治療
https://www.nanbu.saiseikai.or.jp/depts/urinary/target/prostate/

腹腔鏡を使った低侵襲手術

済生会横浜市南部病院の婦人科では、子宮や卵巣に疾患を抱える患者のために、腹腔鏡を積極的に取り入れた低侵襲手術を採用しています。腹腔鏡を使って創傷範囲を抑えながらスムーズな手術を行うことで、患者への肉体的ダメージを軽減し、術後の社会復帰をスピーディに叶えられるよう考慮されていることが魅力です。

また、女性のために審美性にもこだわった手術法が検討されており、子宮の全摘といった手術でも腹腔鏡手術を導入することで、術後のQOLを大切に考えていきやすい点は要チェックでしょう。

悪性腫瘍から良性腫瘍、さらには緊急対応まで幅広く取り扱っており、複数の医師の大半が女性医師であることも特徴です。

当院産婦人科は現在11名の医師で診療にあたっております。そのうち8名が女性医師であり、女性診療科としては安心して受診していただけることと思います。さらに横浜市産科拠点病院に指定され、その役割を果たすべく地域の医療機関と連携を取りながら、24時間365日いつでも安心して受診していただけるよう、体制を整えております。

引用元:済生会横浜市南部病院 産婦人科
https://www.nanbu.saiseikai.or.jp/depts/gynecology/

化学療法

外来化学療法室

済生会横浜市南部病院では癌患者に対して、通院外来による抗がん剤治療を安心安全な医療体制で提供できるよう、2022年1月に外来化学療法室を改築・増床。改築後は16床による運用が続けられており、患者が治療中にリラックスできるよう専用寝具の設置やテレビなどの導入といった配慮も行われています。

外来化学療法室の構成スタッフはそれぞれの診療科の担当医師や看護師を中心として、がん化学療法認定薬剤師を含めた薬剤師など専任人材となっており、各自が信念を抱きながら個々の患者のための治療を実践・サポートしているチーム体制が強みです。

対象疾患としては各種癌が幅広く指定されている他、非悪性腫瘍などもカバー。癌や腫瘍に関して悩みを抱える人にとって適切な医療サービスを提供しています。

当院の化学療法室は2022年1月に改築・増床し、16床にて運用しています。現在ベッド3台、リクライニングシート13台を用意、それぞれにテレビを設置しているため、治療中も快適にお過ごしいただけます。室内は、車椅子でも余裕をもって移動可能なゆとりのあるスペースを確保しております。

引用元:済生会横浜市南部病院 外来化学療法のご案内
https://www.nanbu.saiseikai.or.jp/cancer/chemical-treatment/

済生会横浜市南部病院の施術について

済生会横浜市南部病院において放射線治療を受ける流れについてまとめました。

放射線治療の流れ

診察

済生会横浜市南部病院で放射線治療を受けたい場合、あらかじめ院内の他科で主治医による診察・診断を受けた上で、放射線科の診察予約を行ってください。また、その後に改めて放射線治療医による診察が行われ、放射線治療の適用性や治療方針といったプランの検討が行われます。

治療計画作成

診察によって放射線治療の適用性が認められた場合、具体的に放射線治療の計画を作成します。なお、化学療法や外科治療と併用して行われる放射線治療の場合、それぞれの診療科が連携しながら治療のプランニングやスケジューリングが行われる点に注意してください。

治療計画は治療計画用CTなどを用いた画像診断結果にもとづいて進められ、照射部位へのマーキングなども実施されます。

治療

放射線治療は標準的な内容の場合、月曜日から金曜日の週5回の頻度で実施され、治療期間は5~8週間程度とされています。なお、治療中も医師による診察と治療効果の分析が行われ、治療効果がないと認められる場合は治療計画の再考などが行われます。

外来通院による放射線治療だけでなく、状況に応じて入院した上での治療も行われます。

予約方法

放射線科の治療は完全予約制になっており、事前に診療科で主治医の診察を受けなければ予約できません。また、各診療科の受診には、あらかじめ地域の医療機関やかかりつけ医からの紹介状が必要です。

治療費について

標準治療として提供されている医療サービスについては保険適用となる上、済生会横浜市南部病院では経済的な事情を抱えている患者に対して、医療費の一部や全部が免除される無料・低額診療事業を実施していますので、詳細は主治医やソーシャルワーカーへご確認ください。

済生会横浜市南部病院の基本情報

社会福祉法人恩賜財団済生会支部神奈川県済生会横浜市南部病院
診療科目 総合内科、消化器内科、呼吸器内科、緩和医療科、臨床検査科、IVR科、外科、整形外科、放射線科など(32科)
診療時間 放射線科
月曜13:30~16:00
火曜・木曜日8:30~11:00
休診日 土曜日、日曜日、国民の休日・祝日、年末年始(12/29~1/3)
所在地 神奈川県横浜市港南区港南台三丁目2番10号
電話番号 045-832-1111
ベッド数 453床
年間治療患者数 年間手術件数:4900件
対応可能な治療方法 手術治療、放射線治療、化学療法
設備 CT、MRI、マンモグラフィ、放射線治療装置など
URL https://www.nanbu.saiseikai.or.jp/