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東京労災病院

東京 放射線治療

40年近い放射線治療実績を有する
東京労災病院

東京労災病院は1949年に設立された病院であり、1984年からは癌患者に放射線治療を行うなど各時代の人々の健康を支えてきた医療機関です。このページでは、東京労災病院の癌治療や放射線治療について解説しています。

東京労災病院の医師

名医(イメージ)

小林 玲東京労災病院 放射線治療科医師

小林玲医師は東京労災病院の放射線治療科において、常勤医師として癌患者の放射線治療を担当している医師です。平成24年に富山大学を卒業し、平成30年には昭和大学大学院を卒業するなど、臨床医としてだけでなく研究者としても学位を取得しています。

専門医資格として、日本医学放射線学会放射線治療専門医の認定資格を取得しており、放射線治療の専門家として高精度放射線治療など様々な専用機器を活用した放射線治療を実践しています。

東京労災病院の特徴

地域医療の基盤を支える地域医療支援病院として人々の健康を守る

東京労災病院は東京都から地域医療支援病院として承認されている総合病院であり、放射線治療科や外科、内科、麻酔科など様々な診療科や専門医を有していることが特徴です。

全部で400床のベッドを保有しており、年間の外来患者数は20万人を超えるなど(令和3年度)、多くの人々が様々な事情や理由を抱えて病気の診断・治療のために来院しています。

それぞれの診療科で癌患者の治療に当たっている他、各科に在籍している専門医や専門家が連携して病院全体で癌患者の治療プランを検討したり、具体的な治療を進めていったりと、多角的な治療計画を実践していけることも強みです。

放射線治療科では「切らない癌治療」として放射線装置による照射療法が実践されており、1984年6月の第1例目から2,000例を超える放射線治療実績を有することもポイントです。

東京労災病院の治療方法

放射線治療(イメージ)放射線
治療

高精度放射線治療装置による高効率かつ正確な放射線治療

東京労災病院の放射線治療科では癌の三大治療の内、切らない治療として放射線治療を行っており、様々な癌や腫瘍に対して治療プランを考案しています。

東京労災病院が導入している高精度放射線治療装置「True Beam(バリアン)」は、定位放射線治療のように従来の放射線治療よりも正確かつ効率的な放射線治療を実践することが可能です。高線量率によって治療時間(照射時間)を圧縮し、癌細胞への放射線の治療効果を高めつつ、癌患者への肉体的負担や時間的負担を軽減していることは強みです。

加えて、バリアンには呼吸同期や画像誘導システムといった、放射線治療をさらに高品質化するための機器が搭載されていることも見逃せません。

赤外線カメラを活用したナビゲーションシステムとX線撮像システム

高精度放射線治療に加えて、赤外線カメラを利用したナビゲーションシステムも採用されています。これにより、リアルタイムで患者の体内で放射線を照射すべきポイントを明確化して、短時間での正確な位置合わせを行っていることも重要です。

加えて、呼吸動機システムは患者の肺の動きと連動して状態管理に役立っており、肺をターゲットとした定位放射線治療も提供されています。

(イメージ) なお、照射計画を構築するために、前段階の画像診断としてワイドボア治療計画専用64列CTが使用されており、患者の癌の様子を細かくチェックした上で、個々の患者の状態や癌のサイズ等に合わせた治療プランをオーダーメイドで作成しています。

放射線治療専門医や専任看護士が共同で行う放射線治療

東京労災病院の放射線治療科では、放射線治療専門医資格を持つ常勤医と専任看護士が、診療放射線技師の作業に尽力し、さらにサポートとして受付事務員が共同作業を手伝います。また、放射線治療後の経過観察や平行している治療の内容を把握するためにも、他診療科と連携しながら診療方針などを決定していることは重要です。

その上、非常勤の放射線治療専門医や医学物理士といったチームメンバーも整っており、定期的なカンファレンスを重ねることで癌患者の状態や現状の治療状況、新しい術式の検討といった情報共有を行っています。

診療方針は、キャンサーボードやカンファレンスで他診療科と連携しながら決定しています。院内の緩和ケアチームにも参加し、放射線治療後の経過観察や、放射線治療の適応がある患者さんの把握を随時行っています。

出典:東京労災病院|放射線治療科
https://tokyoh.johas.go.jp/medical/b_housyasenchiryou/

仕事や学業と両立しながらの治療をサポート

どのような頻度や照射量で治療を行うかは、放射線治療専門医が患者を個別に診療して、適切なプランを提案します。仕事や学業、日常生活などとの両立を望み、通院による治療を希望する人に対しても、可能な限りライフスタイルを安定させてQOLを高められるように考えてくれることは強みでしょう。

東京労災病院の施術について

東京労災病院の施術についてご紹介いたします。

放射線施術までの流れ

医療機関からの完全紹介予約制

東京労災病院は東京都から地域医療支援病院として指定されており、原則として診察・治療は医療機関からの完全紹介予約制によって成立されています。そのため、診療や放射線照射の予約を行いたい場合、かかりつけ医などを通じて事前に地域医療連携室へ相談するようにしてください。

放射線治療専門医による診断

放射線治療専門医が患者の状態を診察し、さらに治療計画専用CTを使って患者の体内の癌を詳しく診断します。その上で、どのような治療方針や治療計画が立案され、一般的な放射線治療としてひとまず1日1回、週5日の日程で治療スケジュールが予定されます。

治療は、1日1回、週5日の日程で行います。がんの制御に必要な回数はおおよそ20-35回前後です。進行したがんの痛みや出血など、がんに伴う症状を和らげるのにも大きな役割を果たします。この場合は10回前後の予定とし、病状によっては1-5回程度で終えることもあります。適切な放射線量と回数は、疾患や治療方法により異なります。診察時に放射線治療専門医が個別に判断し、ご説明いたします。

出典:東京労災病院|放射線治療科
https://tokyoh.johas.go.jp/medical/b_housyasenchiryou/

予約方法

初診受付方法

かかりつけ医からの紹介状を用意した上で、初診受付時間(8:15~11:00)の間に、必要事項を記載した診療申込書を病院の窓口へ提出します。

診察券は全科共通となっており、改めて各診療科の窓口へ提出してください。

再診予約方法

再診は原則として予約制になっており、受診時に担当医と相談して次回の受診日を決定することになります。なお、電話による再診予約や受付は行われていませんので注意してください。

ただし、すでに決定されている再診予定日を変更しなければならない場合などは医療外来係(03-3742-7301)へ電話して再調整を行います。

なお、予約変更受付時間は「14:00~17:00」になっていますので、初診予約の時と間違えないように注意しましょう。

医療相談

症状の悪化などで患者本人が来院できなくなってしまった場合、家族などの代理人がかかりつけ医からの紹介状や資料を持参して、ひとまず医療相談を受けることも可能です。

医療相談に関して予約は必要ないものの、相談を希望する人は事前に連絡しておくことがスムーズでしょう。

治療費について

初診時選定療養費

かかりつけ医からの紹介状を持参できない場合、初診時に初診時選定療養費として税込5,500円が加算されます。

なお、初診時選定療養費を支払ったからといって常に紹介状がなくても診療を受けられるということではないため注意してください。

治療費

どの程度の治療費になるかは実施された治療の内容や治療機関によって異なります。また、保険診療だけで治療継続を望むのか、自由診療などを検討するのかなどによっても費用は大きく変わってくるため、必ず長期的な話も考えながら担当医と相談するようにします。

東京労災病院の基本情報

独立行政法人 労働者健康安全機構 東京労災病院
診療科目 放射線治療科・放射線診断科・外科(外科、呼吸器外科、乳腺外科)・内科(腎臓代謝内科、消化器内科、呼吸器内科、糖尿病・内分泌内科、総合診療科)・脳神経内科・循環器科・整形外科、その他多数
診療時間 8:15~17:00
休診日 土・日曜日・祝日/年末・年始(12月29日~1月3日)
所在地 東京都大田区大森南4-13-21
電話番号 03-3742-7301
ベッド数 400床
年間治療患者数 令和3年度外来患者数:203,390人
対応可能な治療方法 地域医療支援病院および東京都指定二次救急医療機関として様々な治療に対応。
設備 ワイドボア治療計画専用64列CT、MRI、高精度放射線治療装置「True Beam」、Ray Station、Eclipse、
URL https://tokyoh.johas.go.jp/
   
免責事項
このサイトでは、がん治療に対応しているクリニックの「医師」を「名医」と定義しています。
あくまでもサイト上の呼称であり、医師の実力を定義づけるものではありません。

「いちから分かる癌転移の治療方法ガイド」は、独自に調べた内容をまとめたサイトです。
治療法など詳しく知りたい場合は直接に各医療機関へお問い合わせ下さい。(2015年11月時点)

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