
約100年の歴史を有する東京都がん診療連携協力病院(大腸がん)
1928年に設立された河北総合病院は、およそ1世紀にわたり地域の人々の健康と生活を支えてきた医療機関であり、現在は「東京都がん診療連携協力病院(大腸がん)」としての指定を受けながら、外科治療や放射線治療、化学療法など様々なアプローチで癌患者のための治療やケアを提供しています。また積極的な医療機器の拡充による癌治療の更新に取り組んでいる点も特徴です。
河北総合病院の放射線腫瘍科部長を務める唐澤久美子医師は、がん放射線治療を主な専門分野とする放射線治療の医師であり、日本医学放射線学会・日本放射線腫瘍学会や日本乳癌学会、日本がん治療認定医機構といった団体から専門医やがん治療認定医、研修指導者といった複数の資格を認められている癌治療のプロフェッショナルです。切らない癌治療として放射線治療による可能性や有用性を幅広く提案していることも特徴です。
河北総合病院では癌治療に関して、様々な領域や分野におけるプロフェッショナルが、手術支援ロボット「ダヴィンチ」や直線加速器「Radixact(ラディザクト)」などの医療機器・医療システムを活用しながら、それぞれの癌患者のために有効性を期待できる適切な治療プランの検討と実践を目指しています。
放射線治療に関しては全身の様々な癌に対する治療やケアを幅広く提案しつつ、東京都がん診療連携協力病院(大腸がん)として消化器系の癌について専門性を追求した治療を提供できるよう取り組んでいることも特徴です。
河北総合病院では東京都がん診療連携協力病院として標準治療にもとづいた複数の癌治療を提供しています。
河北総合病院では2024年4月から放射線腫瘍科を開設し、さらに2025年8月から高精度放射線照射装置を活用した放射線治療環境も刷新するなど、放射線治療に関する品質向上へ積極的に取り組んでいます。
直線加速器「ラディザクト」などを活用した河北総合病院の放射線治療では、手術が困難とされる癌を含めて、癌に対する放射線照射治療から、癌の痛みや諸症状を軽減するための緩和照射など、それぞれの患者の状態に合わせた放射線治療を実施しており、どのような治療が適切なのか医師へしっかりと相談できることも重要です。
がん治療の3本の柱は、手術、薬物療法と放射線治療です。近年の放射線治療は技術革新により、他のがん治療と比較して負担が少なく効果が得られる治療となっています。当院では2024年4月に放射線腫瘍科を開設し、2025年8月から新病院で放射線治療を開始いたしました。
引用元:河北総合病院公式HP
https://hospital.kawakita.or.jp/visitor/shinryou/radiation-oncology.html
河北総合病院の放射線治療は様々な癌に対して治療の適応性が見出されており、前立腺がんや乳がん、肺がん、食道がんなどそれぞれの癌の状態や種類に合わせて適切な放射線照射の方法を選択していることがポイントです。加えて、手術が困難とされる進行癌に関しても化学療法と放射線治療を組み合わせた集学的治療などを検討している他、転移性脳腫瘍のような転移癌についても条件によっては定位照射(ピンポイント照射)の治療が行えることも見逃せないポイントです。
手術の後の病気があった場所の再発や転移に対しても6週間程度の放射線治療が有効です。
引用元:河北総合病院公式HP
https://hospital.kawakita.or.jp/visitor/shinryou/radiation-oncology.html
河北総合病院の癌に対する外科治療では、手術支援ロボット「ダヴィンチ」を活用したロボット支援下手術を積極的に実践していることも特徴です。
複数のロボットアームと高解像度3Dモニターを搭載したダヴィンチは、執刀医がロボットシステムによる手ぶれ補正や高精細ズームなどの機能を活用しながら、遠隔操作によって患者の手術を行っており、従来の人の手による腹腔鏡手術では困難とされていた複雑な手術でも適切に再現できるようになりました。
ロボット手術は、狭い骨盤腔内でも高精細な視野の元に高精度な操作が可能で、傷口が小さく、出血や痛みの軽減、早期回復が期待できます。以前は開腹にて前立腺全摘術を施行していましたが、新病院ではロボットを用い、患者さんの負担を最小限に抑える治療を提供いたします。
引用元:河北総合病院公式HP
https://hospital.kawakita.or.jp/visitor/shinryou/davinci/index.html
癌のサイズや進行度、あるいは患者の状態などによって、直ちに手術を実施することが困難とされる場合でも、術前に抗がん剤や放射線治療などを実施することで状況の改善を目指し、改めて外科治療にのぞめるといった集学的治療を実践している点も重要です。
また手術後に改めて化学療法や放射線治療を実施することにより、癌の再発リスクや転移リスクの軽減にも取り組んでおり、目の前の癌の治療だけでなく将来に向けた健康維持への取り組みを総合的に支えてくれる環境は魅力的でしょう。
抗がん剤治療もがん治療のもう一つの柱です。抗がん剤治療の進歩は、目覚ましいものがあります。(中略)抗がん剤治療は、主に外来通院により日常生活を送りながらおこなうことが可能です。当院では外来に専用の治療室を整備し、がん看護専門看護師、がん薬物療法認定薬剤師も常駐し、患者さんが日常生活の質(QOL)を保ちながら治療が続けられるようにサポートします。
引用元:河北総合病院公式HPより抜粋
https://hospital.kawakita.or.jp/visitor/shinryou/digestive-surgery.html
河北総合病院の癌治療では標準治療をベースとして、放射線治療やロボット手術、化学療法など複数の癌治療を適切に組み合わせながら、患者ごとに治療品質の追求を目指す集学的治療を実践しています。また、転移癌に対しても抗がん剤治療や放射線治療によって治療を目指すといった取り組みを積極的に行っており、仮に手術が困難と診断された転移癌患者であっても担当医師と治療プランを話し合えることは重要です。
当サイトでは、転移癌の治療を諦めない医師がいるおすすめ病院を紹介しています。放射線治療や化学療法、手術などについて相談できる医療機関をまとめているため、治療の選択肢を広く知っておきたい方はあわせてご覧ください。
※医療機関ごとに対応する治療法、適応、受診条件は異なります。詳細は各医療機関へご確認ください。
河北総合病院は原則として「事前予約制」が採用されており、放射線治療を希望する際はあらかじめ診療予約を行わなければなりません。
なお、診療予約には地域の医師による紹介状が必要です。
専門医が患者を診察した上で、放射線治療の適応性がある認めた場合、実際の放射線照射を受ける姿勢で治療計画用CTなどを使った撮影を行います。そして撮影画像をもとに放射線腫瘍医などが議論を行いながら、コンピュータを用いて治療計画を作成します。
放射線照射は治療計画にもとづいて実施され、現場では必ず2名以上の診療放射線技師が同席してダブルチェックによる品質管理を行っていることも特徴です。
河北総合病院の診療予約では、紹介状を前提として、予約専用の電話および公式HPのネット申込みフォーム(WEB予約)を活用した予約を受け付けています。なお、初めてWEB予約を利用する際は紹介状に加えて有効なメールアドレスが必要です。
保険適用の標準治療として癌治療を受けられます。ただし、紹介状を持参できない人や、地域の他の医療機関を紹介されたのに引き続き河北総合病院を受診する人に対しては、別途「選定療養費」が請求されます。
| 河北総合病院 | |
|---|---|
| 診療科目 | 内科、循環器内科、呼吸器内科、消化器内科、神経内科、リウマチ科、リハビリテーション科、小児科、外科、呼吸器外科、心臓血管外科、脳神経外科、整形外科、耳鼻咽喉科、泌尿器科、眼科、皮膚科、放射線科、麻酔科、糖尿病・内分泌・代謝内科、腎臓内科、消化器外科、病理診断科、臨床検査科、救急科、感染症内科、血液内科、疼痛緩和内科、精神科、産科、婦人科、乳腺外科、小児アレルギー科、形成外科、美容外科、脳神経内科、頭頸部外科、腫瘍放射線科、アレルギー科 |
| 診療時間 | 午前 9:00~/午後 14:00~ (事前予約制) |
| 休診日 | 日曜・祝日・年末年始 |
| 所在地 | 東京都杉並区阿佐谷北1-6-1 |
| 電話番号 | 03-3339-2121 |
| ベッド数 | 一般病床 353床 |
| 年間治療患者数 | 2025年度実績の外来延患者数:212,068人 |
| 対応可能な治療方法 | 手術治療、放射線治療、化学療法 |
| 設備 | 手術支援ロボット「ダヴィンチ」、直線加速器「Radixact(ラディザクト)」、MRIなど |
| URL | https://hospital.kawakita.or.jp/index.html |