
集学的治療で癌治療の品質を高める、東京慈恵会医科大学葛飾医療センター
東京慈恵会医科大学葛飾医療センターは平成24年(2012年)に前身の「東京慈恵会医科大学附属青戸病院」から新築移転・改称する形で誕生した大学病院です。葛飾区を中心に、東京都の区東北部医療圏で地域医療ネットワークを支える中核病院として機能しています。癌治療についても高精度放射線照射装置や手術支援ロボットの導入など積極的な医療環境の拡充を通して様々な患者や家族のための医療体制を整備しています。
東京慈恵会医科大学葛飾医療センターの中央診療部門に属する放射線部で診療部長を務める川上剛医師。東京慈恵会医科大学放射線医学講座で教授職を務める指導者であり、また日本医学放射線学会や日本IVR学会、日本核医学会といった複数の医学会から専門医や認定医などの資格を取得している放射線診断のプロフェッショナルです。
川上医師は放射線部において画像診断などを行いながら患者のために適切な検査環境を整えると共に、放射線治療専門医と連携して高精度放射線治療の実践をリードしています。
東京慈恵会医科大学葛飾医療センターは大学病院として先端技術や最新の医療機器、医療技術の導入・実践を目指しながら、将来的に癌患者の治療を支える医師やスペシャリストの育成にも力を入れています。また、葛飾区を中心としたエリアの地域医療を支えるため、地域密着型の総合病院としての役割も重視。複数の医師や看護師、技師などが連携して個々の患者のために適切な治療プランを実現できるよう集学的治療にも取り組んでいます。
東京慈恵会医科大学葛飾医療センターの放射線部では放射線治療と画像診断の2本柱で運用されており、放射線治療部門に関しては高精度放射線照射装置「Infinity(Elekta社)」を活用した高品質な放射線照射治療が行われている点も重要です。
患者の体内にある癌を事前の画像診断などで精密に分析・把握した上で、腫瘍細胞にだけピンポイントの放射線照射を行うため、患者へのダメージを軽減して高齢者や体力の衰えた人であっても治療の適用性を高められることが強みです。
当院で導入している高精度放射線治療装置Infinity(Elekta社)は、画像誘導放射線治療や赤外線カメラを用いた患者位置決めシステムによってミリ単位で位置精度を確保し高患者さんの負担を少なく高精度な治療をすることが可能です。
引用元:東京慈恵会医科大学葛飾医療センター
https://www.jikei.ac.jp/hospital/katsushika/center/30w.html#10
実際に放射線照射を行う場合、赤外線カメラや画像誘導装置といった各種システムを活用して、患者の体内にある癌の位置をミリ単位でターゲッティングして治療精度を確保しています。さらに、治療計画は放射線治療専門医が3次元治療計画装置を活用して治療計画を立案しており、当日は専門スキルを備えた放射線技師が治療精度をコントロールしながら治療計画に則った照射を担当するというチーム体制も確立されています。
なお、治療計画装置については慈恵医大附属病院放射線治療部のシステムと連携しており、より高品質な体制を土台としている点も見逃せません。
放射線治療部門は、最新の放射線治療機器を導入し、放射線治療専門医が治療計画、定期の診察を行っています。放射線照射と装置管理は、専門技術と知識を持った診療放射線技師が安全を第一に行っています。治療計画装置は慈恵医大附属病院放射線治療部とシステム連携しています。
引用元:東京慈恵会医科大学葛飾医療センター
https://www.jikei.ac.jp/hospital/katsushika/center/30.html
患者の診察や画像検査においては、診療部長である専門医の川上を筆頭に、診療超音波医学会認定超音波検査士や検診マンモグラフィ撮影認定診療放射線技師といった専門資格を有するプロフェッショナルが、画像機器の取り扱いに長けた診療放射線技師と連携。常に高品質かつ正確な結果を得られるよう体制強化に取り組んでいます。
優れた検査体制や診断結果があるからこそ、適切な治療計画や治療の実施が行えると考えられており、常勤の日本医学放射線学会放射線診断専門医として複数の医師を用意していることもポイントでしょう。
東京慈恵会医科大学葛飾医療センターでは外科治療・手術に関しても、必要に応じて術前術後の補助化学療法や放射線治療などを併用する集学的治療を実践。手術のリスクや患者の負担を軽減しながら、手術による治療効果を高められるよう積極的に考えていることが特徴です。
また、低侵襲治療を実践する上で2026年3月から医療用ロボット「ダヴィンチ」も本格稼働させており、ダヴィンチを活用したロボット支援下手術によって患者の負担を軽減しながら、開腹手術と同等の治療効果を追求していることも強みとなります。
da Vinciによるロボット支援下手術:2026年3月より本格稼働を開始しました。
引用元:東京慈恵会医科大学葛飾医療センター
https://www.jikei.ac.jp/hospital/katsushika/sinryo/17.html
東京慈恵会医科大学葛飾医療センターは区東北部医療圏における中核病院として、地域の医療機関とも連携しながら地域密着型の医療サービスを提供しています。癌治療に関しても独自に集学的治療環境を整備すると共に、東京慈恵会医科大学の系列病院や周辺医療機関と協力。必要に応じて他院からの画像診断依頼に対応したり、あるいは高度な医療技術を備えた他院を紹介したりと、患者のために最適と思える医療環境の検証や提供を目指しています。
当サイトでは、転移癌の治療を諦めない医師がいるおすすめ病院を紹介しています。放射線治療や化学療法、手術などについて相談できる医療機関をまとめているため、治療の選択肢を広く知っておきたい方はあわせてご覧ください。
※医療機関ごとに対応する治療法、適応、受診条件は異なります。詳細は各医療機関へご確認ください。
東京慈恵会医科大学葛飾医療センターで放射線治療を受けるためには、あらかじめ同病院で癌治療に関する診察を受けているか、地域の医療機関から紹介状の発行や予約を行ってもらった上で、放射線部を受診しなければなりません。
また放射線部では画像診断などの検査を受けた上で、改めて放射線治療専門医が患者の診察や放射線治療の適用判断を行った後、放射線治療計画を立案して治療の具体的な方法やスケジュールなどが調整されます。
東京慈恵会医科大学葛飾医療センターでは一部の診療科において、患者が自ら公式サイトを通じて初診WEB予約を申し込むことが可能です。ただし、WEB予約では予約できない診療科もある他、放射線部については患者が自身で予約することはできません。
放射線部などWEB予約での申込みが対象外となっている診療科や専門外来については、地域のかかりつけ医療機関からFAXによる予約を行ってください。
標準治療に関しては保険適用となります。具体的な治療費については主治医や相談員にご確認ください。なお、他の医療機関が発行した紹介状を持参しない場合、「保険外併用療養費(初診時選定療養費)」として税込7,700円が別途必要です。
| 東京慈恵会医科大学 葛飾医療センター | |
|---|---|
| 診療科目 | 救急部/総合診療部/消化器・肝臓内科/脳神経内科/腎臓・高血圧内科/リウマチ・膠原病内科/循環器内科/糖尿病・代謝・内分泌内科/呼吸器内科/精神神経科/小児科/皮膚科/外科/整形外科/脳神経外科/形成外科/産婦人科/泌尿器科/眼科/耳鼻咽喉・頭頸部外科/リハビリテーション科/麻酔部/放射線部/内視鏡部/感染制御部 |
| 診療時間 | 診療受付時間 8:00~11:00(一部診療科を除く) |
| 休診日 | 日曜、祝日、本学記念日(5月1日、10月第2土曜日)、年末年始(12月29日~1月3日) |
| 所在地 | 東京都葛飾区青戸6-41-2 |
| 電話番号 | 0570-009-119 |
| ベッド数 | 一般371床 |
| 年間治療患者数 | 令和6年度の患者数:10,911人 |
| 対応可能な治療方法 | 手術治療、放射線治療、化学療法 |
| 設備 | 高精度放射線治療装置「Infinity(Elekta社)」、Aquilion ONE INSIGHT Edition(Canon社製)320列、血管撮影検査装置「Azurion7(PHILIPS社)」、手術支援ロボット「da Vinci」など |
| URL | https://www.jikei.ac.jp/hospital/katsushika/ |