一般診療からがん治療まで対応
新横浜かとうクリニックは新横浜駅から徒歩圏内にあるクリニックです。消化器内科や呼吸器外来、禁煙治療、睡眠時無呼吸症候群、高血圧などの一般診療をはじめ、訪問治療、在宅診療といった保険適用の治療も行っています。さらに自由診療のがん治療にも対応しており、オーダーメイドがん治療を実施。多彩な治療を組み合わせながら、それぞれの状態にあった治療プランを提示してくれるでしょう。
平成4年に日本大学医学部を卒業し、平成11年に日本大学大学院医学研究科を修了し博士号を取得をしています。現在は新横浜かとうクリニックの院長だけでなく、聖マリアンナ医科大学放射線講師や横浜市外科医会副会長も務めている医師です。
これまでは手術や抗がん剤治療、放射線治療が、がんの三大治療と言われてきました。しかし近年では新たに免疫療法・個別化治療という治療法が開発されています。2015年頃よりアメリカでは免疫療法・個別化治療も含めて「五大がん治療」と呼ばれることも。個別化治療は「テーラーメイドがん治療」「オーダーメイドがん治療」とも呼ばれており、患者のがんの特徴に合わせて効果的な治療プログラムを立案することを指します。
新横浜かとうクリニックでは開業して以来、オーダーメイドがん治療を行っており、一人一人のがんの特徴にあった治療の提案を行っています。
実際にがんと診断されていない方でも、体内の細胞の約5千個~6千個が1日でがん化していると言われていますが、ほとんどのケースでがんを発症することはありません。それは私たちには免疫力が備わっており、がん細胞を取り除く働きがあるからです。この作用を活用した治療が「免疫療法」で、その中でもがん細胞だけをピンポイントで攻撃する「DCワクチン」を活用した治療をDC療法と呼びます。
DCワクチンとはがん免疫ををインプットした免疫細胞のことで、リンパ球にがんの目印を伝えて、がん細胞を破壊するように指令をだすことができます。まず成分採血を行って血液中から単球という細胞を採取し、体外にて樹状細胞に育成。樹状細胞にがんの目印をインプットさせたのちに体内に戻します。体内に戻った樹状細胞はリンパ球に指令を出し、がん細胞をターゲットに攻撃させることで、がんを治療します。
結論から言えば2022年時点でDC療法などの免疫治療に関して、標準治療のようなエビデンスはほとんど報告されていません。それは治療法が確立されてから日が浅いため、まだまだ科学的根拠を示すほどの報告数が少ないからです。そのため、全ての人に対して必ず効果が認められるものではないという点に注意しなくてはいけないでしょう。
新横浜かとうクリニックでは無料セミナーや医療相談などを積極的に実施しており、免疫療法への不安や心配な点などへの相談に乗っています。少しでも治療法に疑問があるなら、一度どのような治療なのか確認してみると良いでしょう。
DC療法は注射を行うため、接種する際に多少の痛みを伴います。また投与したあとで紅斑や硬結などの皮膚反応が多くの方で起こりますが、基本的には2~3センチほどの二重発赤が接種より2日後に大きくなり、1週間ほどで消失します。
ただ反応が強く現れる方であれば、水ぶくれのようになり皮膚硬結が残ってしまうことも。また中には2日間ほど37.5度以上の発熱が起こるケースも稀にあるようです。もし接種後に気になる症状が現れたら、早めに担当医に相談するようにしましょう。
DC療法はどんな方でも実施できるわけではありません。対象となるのは14歳から100歳までの方で、体重は35キロから110キロ未満の方になります。また末梢血単球数が十分にあり、発熱していない、治療を行っていない感染症に罹患していないことが挙げられます。がんの種類に関しては、ほとんどのがんが対象となりますが、稀ながんの種類の場合はがんペプチドの発現が5割以上の方が適応です。
DC(Dendritic cell)は樹状細胞のことで、NK細胞や細胞障害性T細胞のようにがん細胞を直接攻撃せず、がん細胞を攻撃する役割の免疫細胞にがんの特徴を伝達し、がん細胞を攻撃させる司令塔役を担っている細胞です。DC療法では、まず自己腫瘍または多くのがん種で高頻度に発現しているがんの目印を人工的に合成(人工がん抗原)したものを樹状細胞に覚え込ませます。がんの目印を覚えた樹状細胞を投与することで、体内でがんの目印を攻撃型の免疫細胞に伝達、がんを攻撃、排除させるという間接的な治療となります。
引用元:コージンバイオ株式会社
http://www.pirm.co.jp/menekiryoho/dc.html
ナチュラルキラー(NK)細胞は、体内にある異物を発見して攻撃する細胞です。このNK細胞を利用した治療法は、現在数多く確立されています。
NK療法とはがん免疫に対し先に攻撃を行い、DC細胞を刺激することでがん免疫をトータルで活性化する免疫療法になります。自分自身の免疫を活かした治療法なので、基本的に副作用が少なく、あっても軽度の発熱程度だと言われています。そのため多くの方にNK療法を行うことが可能です。
新横浜かとうクリニックでは、従来の5倍ほどの細胞数とがん細胞に対して2倍以上の障害活性を有する新NK細胞を活用した治療を提供しています。
進行の早いと言われている肺転移や肝転移、末期がんに対して、高い効果が期待できるでしょう。また他のがん治療に耐性のある一部のがん細胞に対し攻撃することもできます。
まず患者の血液を16ミリほど採取し、NK細胞を2週間かけて培養し、1時間程度かけて点滴投与する治療法です。進行がんであっても、抗がん剤や放射線治療、DC療法などと併用することで、高い治療効果が期待できると言われています。
NK細胞の投与を6回程度継続して行うことで効果の判断を行います。活性化したNK細胞による直接及び間接的ながん細胞の殺傷に伴いがんが縮小する、あるいはがんの進行の抑制効果が期待できます。抗がん剤治療の免疫抑制により免疫のがん細胞に対する抵抗力が落ちてしまった場合の免疫増強、がんの発生や再発を抑制するための予防にも有効です。様々ながん治療との併用によるコンビネーション治療においてもNK細胞療法は有効性が認められる治療です。
引用元:東京月島クリニック
https://tsukishima-clinic.jp/treatment/nk/
がん細胞への殺傷能力に優れており、自己免疫を用いる治療法なので、副作用は軽度の発熱程度だと言われています。抗がん剤・放射線治療・DC療法で思うような効果が得られない方に対しても治療効果が期待できます。また、抗原抗体反応がないため、ほとんどのがん細胞に対して治療が行えます。
新横浜かとうクリニックで治療を受ける流れについてまとめました。
新横浜かとうクリニックでは予約制を採用しているため、電話やWEBから都合のいい日時で予約取得してください。現状などを相談し、今後の治療方法や費用などについて相談していきます。もし治療法で不安点や疑問点があれば、その際に質問すると良いでしょう。
がん免疫がどの程度なのか血液検査を実施します。検査結果が出れば治療方針を決定していく流れです。
低リスクであれば6ヶ月に1回程度のペースで「がん免疫リスク検査」を実施します。それを繰り返す流れです。検査の結果、高リスクと判断されればDC3PV治療前検査・10回分DC3PV作製・1週間後1回目摂取し、その後3ヶ月に1度のペースで2~4回目接種を行います。
新横浜かとうクリニックでは事前に予約が必要となります。予約は電話からでも可能ですが、公式サイトより希望日時で予約することも可能です。実際に来院せずに、オンライン診療にも対応しているため希望の方法での診察予約を行いましょう。
≪予約方法≫
電話:045-478-6180
予約受付:10:00~18:00
DC療法の場合、標準的な進行がん治療であれば1年間で300万円程度の費用がかかります。また医療相談は1時間程度じっくりとカウンセリングしていくので、44,000円(税込)の相談料が必要となります。費用は状況によって大きく異なるため、どの程度の費用がかかるのか事前に確認することが大切です。
新横浜かとうクリニック | |
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診療科目 | 一般診療(消化器内科・呼吸器外来・禁煙治療・睡眠時無呼吸症候群・漢方処方)、がん治療 |
診療時間 | 10:00~18:00 |
休診日 | 木曜・日曜・祝日 |
所在地 | 神奈川県横浜市港北区新横浜2-6-13 新横浜ステーションビル8階 |
電話番号 | 045-478-6180 |
ベッド数 | - |
年間治療患者数 | 要問合せ |
対応可能な治療方法 | DC療法、NK療法、活性化リンパ球、SKC癌免疫検査 |
設備 | 要問合せ |
URL | https://katoclinic.info/ |