いちから分かる癌転移の治療方法ガイド
いちから分かる癌転移の治療方法ガイド

諦めないで!
転移癌は「治療可能」です

転移したがんと闘うための治療技術とは?

癌を発見した時、すでに全身に転移していたというケースは、少なくありません。治療後でも、再発・転移のリスクはあります。
このサイトでは長期生存率を高め、健やかに暮らすために知っておきたい、転移癌の治療法を特集。転移癌の治療に前向きな医師のいる病院も紹介します。

目次

癌の転移に負けない
治療方法について

癌(がん)が転移をする仕組みや、5大がんの転移しやすい体の部位、新しい治療方法を紹介します。
また、これ以上がんを広げないようにするにはどうすればいいのか、その方法もまとめました。
癌の転移が起こる仕組み

癌の転移が起こる仕組み

なぜ癌は転移するのか、
いつ転移するのか?

最初に発生した癌腫瘍(原発巣)は、徐々に臓器の組織へと侵食し、やがてリンパ管や血管を通じて全身へと流れていきます。

そのほとんどは途中で死滅しますが、何らかの理由でほかの臓器へ生着することで転移が起きます。

侵食・離脱、そして生着までのメカニズムを詳しく解説しています。

癌が転移する仕組み
についてもっと見る

これ以上転移させないためには

これ以上転移させないためには

癌の転移を予防し、転移を増やさないために
できることとは

癌の治療において大切なのは、転移のリスクをコントロールすることです。

がんが発生した時点で、転移のリスクは必ず存在します。

それならば、転移が起きたり、あるいは広がったりすることのないよう予防することが大切です。

主要な癌はどこへ転移するのか、どうやって防ぐべきなのか、解説しています。

転移の予防について
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主要5大癌の転移部位

主要5大癌の転移部位

癌の転移先は決まっている?その性質と検査法、そして治療法とは

癌というのは、最初に発生した場所によって、転移する臓器や組織がある程度決まっています

血液やリンパの流れによって、転移を起こしやすい臓器というものもあります
転移元となる臓器によって、癌の性質は異なります。治療の方法ももちろん異なり、手術ができるものやそうでないもの、放射線や抗がん剤にも有効なものとそうでないものがあります。

癌が発生しやすい5つの部位(胃、大腸、肺、肝臓、乳)とそれに次ぐ器官を取り上げ、癌の性質や検査・発見方法、そして治療法をご紹介します。

主要5大癌の転移先について
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肺癌の転移

肺への転移・肺からの転移ともに起きやすい
肺には、全身を流れる血液が流れ込む一方で、肺から全身へと血液が送り出されます。

そのため、肺はほかの臓器に比べ癌の転移を起こしやすく、ほかの臓器からの転移も多いと考えられています。

一般的に、肺から癌が転移した場合は全身療法を行います。

乳癌の転移

化学療法・放射線治療による温存療法
乳癌が転移した場合は、一般的には予後が悪いと言われています。乳房内での転移は比較的治療成績はいいのですが、遠隔転移の場合はかなり難しいと考えられています。
また、放射線治療や抗がん剤治療により、乳房内の転移でも切除を避けられる可能性があります。

胃癌の転移

ある程度まで転移リスクが予想できる、胃の転移癌
胃癌は、転移先がある程度限られている上に、事前に検査によって転移するリスクを予測することができます。そのため、胃がんが発見された時点で、転移を防ぐような処置がされることが多いようです。
通常はリンパ節、腹膜播種、肝転移が多いため、ここでもその3種類を取り上げます。

肝臓癌の転移

日本人の国民病・肝臓がんの転移の現状とは?
発症件数が多く、日本人の国民病のひとつにも数えられるのが肝臓病。肝臓内では特に転移が多く、切除手術をしてもとりきれずに再発してしまうケースが非常に多いのが特徴です。
ほかの臓器から流れ込んだり、全身へ流れ出す血管が多く集まっているため、転移を起こしやすいという難点もあります。

大腸癌の転移

比較的治療がしやすい大腸癌。切除手術も可能!
大腸癌は比較的転移が遅く、また治療しやすいと言われています。特に大腸から肝臓への転移は発見がしやすいため、早期発見からの治療が進められるので生存率は上昇傾向にあります。
そのほかの臓器であっても、大腸癌からの転移の場合は比較的切除手術が適応できることが多いようです。

手術

手術

根治のためには効果的。ただし適応範囲は限定的

日本でがんの治療の基本とされるのは、外科的な手術です。根本的な治療としてはがんの部位を取り除くので、非常に効果的な治療方法です。ただし、病巣の数が多かったり、浸潤が進んでいる場合や、体力に不安がある場合は利用できないなど、適応範囲が狭いのが難点です。

メリット

メリット

寛解の可能性が高いことが最大のメリット。予後も比較的良好です。また、進行性の癌でも、範囲が狭ければ切除が可能。放射線治療や抗がん剤と併用することで、切除部分を縮小することもできます。

デメリット

デメリット

検査ではわからないような微小な転移癌があっても、切除手術では対応しきれないのが弱点。わずかな転移があれば、それだけで再発のリスクは存在します。また、身体へのダメージが大きく、身体機能が損なわれる可能性もあります。

抗がん剤治療

抗がん剤治療

新薬の登場などで治療成績は飛躍的に向上

外科手術や放射線治療と組み合わせて使われることの多い、抗がん剤治療。かつては補助的な使われ方をしていましたが、抗がん剤の効果が進歩し、使われ方も変わってきています。副作用を抑える薬が登場したため、副作用に苦しむ姿は少なくなっている状況です。

メリット

メリット

抗がん剤は全身に成分が回るため、全身の癌に対して効果が得られるのがメリット。全身に転移が広がり手術や放射線治療では対応できない場合、抗がん剤治療で癌が広がるのを防ぐ力を発揮することができます。

デメリット

デメリット

抗がん剤は、抗がん剤単体ではがんを治すのが難しいところがデメリットです。抗がん剤の効果が薄い部位もあり、他の治療と併用が必要です。また、副作用は軽減したものの、ゼロではないことに注意が必要です。

放射線治療

放射線治療

癌の転移・再発を制御し、副作用を抑えながら延命措置ができる

放射線治療は、電離放射線と呼ばれるものを癌細胞にあて、DNAを損傷させることで増殖ができなくなる状態にして死滅させる治療法です。手術ができない場合でも適応できることがあり、しかも手術に匹敵する治療実績がある放射線治療は、今後の発展が期待されています。

メリット

メリット

手術に比べると、からだへの負担は小さくなります。体力が衰えている場合でも適応ができます。また、咽頭がんにおける声帯のように、切除なら損なわれてしまう身体機能が温存できるというメリットもあります。

デメリット

デメリット

抗がん剤に比べると小さいものではありますが、副作用はある程度存在します。特に、しばらくしてから副作用がでる晩期反応は、わずかながら重い症状になる可能性があります。

免疫療法

免疫療法

他の治療方法のデメリットを克服し、補完するものとして期待される免疫療法。

私たちがもともと持っている免疫システムを強化し、異物を排除する力で癌細胞に働きかけるというもの。まだ実績の蓄積はありませんが、今後の標準治療の仲間入りが想定されています。

メリット

メリット

リンパ球に対して、癌細胞のみに働きかけるよう指示するのが免疫療法。そのため、正常な細胞へのダメージがほとんどないのがメリットです。進行がんや転移がんにも適応する可能性は十分にあります。

デメリット

デメリット

免疫療法はまだ治療のデータの蓄積が少ないため、エビデンスを得られていないのが大きな弱点です。また、抗がん剤との併用によってその効果を打ち消し合ってしまう可能性があります。

癌の治療に関するトピック

がん治療に「陽子線」の選択肢を。試行錯誤の末に、ビードットメディカルが掴んだ閃き

放射線治療の一種である「陽子線治療」について、解説しています。

進化するがん治療1 日本発・粒子線、世界へ

一部の抗がん剤 心臓への強い副作用対応で初のガイドライン

がん治療の心臓への強い副作用について解説しています。

転移したがん治療に
定評のある医師がいる

おすすめ病院

転移癌の治療をあきらめない医師が在籍する病院を紹介

転移を起こした癌は、切除手術ができなくなってしまうなど、治療が難しくなるケースが多くあります。
そんな治療の難しい転移癌に対応する「放射線を専門とする医師がいるがんの放射線治療専門クリニック」「日本血液学会・血液専門医かつ日本臨床腫瘍学会・がん薬物療法専門医のいるクリニック」「癌の免疫療法に関する論文発表の実績を持つ医師がいる免疫療法専門クリニック」「国営のがん研究センター」を、それぞれ50音順にリストアップしました(2023年5月18日調査時点)。
複数の癌病巣を同時治療できる
トモセラピー

クリニックC4

クリニックC4
引用元:クリニックC4公式HP
(https://cccc-sc.jp/)

放射線治療システム「トモセラピー」による治療を提供しているクリニック。複数の病巣に対して照射できることから、多発転移したがんも効率よく治療できます。トモセラピーに分子機構の修正を行う薬剤を併用することにより、体にやさしい治療を行える点が特徴。

POINT
多発転移したがんにも対応できるトモセラピーが治療の中核
所在地 東京都渋谷区元代々木町33-12
電話番号 03-6407-9407
診療時間 9:00~17:30(予約制)
高精度放射線を含む
放射線治療を提供

苑田会放射線クリニック

苑田会放射線クリニック
引用元:苑田会放射線クリニック公式HP
(http://linac.sonodakai.or.jp/)

「常に患者様を受け入れます」が基本方針。放射線を必要とする患者に対し、放射線治療を専門とする医師がきめ細やかな診療をベースとした治療を行うクリニック。「リニアック」と呼ばれる汎用機を導入することによって幅広い放射線治療を提供します。

POINT
リニアックにより幅広い放射線治療を提供
所在地 東京都足立区保木間3-4-19
電話番号 03-5851-5751
診療時間 9:00~17:00
1回の検査により
ほぼ全身のがん検査を行える

東京ベイ
先端医療・幕張クリニック

東京ベイ先端医療・幕張クリニック
引用元:東京ベイ先端医療・幕張クリニック
(https://www.aoikai.jp/tokyobay/)

「治す」と「防ぐ」を両立した医療提供を行うため、高精度放射線治療と高精細画像診断を実施。先端の呼吸同期装置を搭載したPET-CT装置を導入。PETスキャンとCTスキャンを1度に行えるため、1回の検査によりほぼ全身のがん検査が可能であること、新たな部位でのがん発見や転移の診断にも活用できます。

POINT
PET-CTによる迅速で正確な診断が行える
所在地 千葉県千葉市美浜区豊砂1-17
電話番号 043-299-2000
診療時間 8:30~17:30
低侵襲手術を積極的に
実施している病院

虎の門病院

虎の門病院
引用元:虎の門病院公式HP
(https://toranomon.kkr.or.jp/)

がん治療を専門とする医師が在籍しているほか、経験豊富な内科医が揃っていることから専門病院と遜色のないがん医療の提供が可能。虎ノ門病院では低侵襲ながん治療の経験が豊富であり、2019年からはロボット支援下手術も導入している点も特徴のひとつ。さらに、24時間365日救急対応可能な体制を整えています。

POINT
低侵襲ながん医療の経験が豊富
所在地 東京都港区虎ノ門2-2-2
電話番号 03-3588-1111
診療時間 診療受付時間8:30~
※受付終了時間は診療科によって異なります
“患者と共にがんと闘う”
免疫療法クリニック

銀座鳳凰クリニック

銀座鳳凰クリニック
引用元:銀座鳳凰クリニック公式HP
(https://www.ginzaphoenix.com/)

公式サイトで「末期がんでも諦めない」と明言し、患者に寄り添う免疫療法を提供しているクリニック。院内に細胞培養加工施設を併設。採取した細胞をすぐに培養できるため、患者の負担を最小限に抑えた治療が可能です。

POINT
徹底的に寄り添う姿勢が魅力の免疫療法クリニック
所在地 東京都千代田区外神田4-14-1 秋葉原UDXビル北ウィング6F
電話番号 03-6263-8163
診療時間 10:00~17:00
(日祝休診)
“個別化医療”を掲げる
免疫療法クリニック

瀬田クリニック

瀬田クリニック
引用元:瀬田クリニック公式HP
(https://www.j-immunother.com/)

自由診療のがんの免疫療法(免疫細胞治療)を提供している医療機関。さまざまな免疫療法を提供可能で、患者の症状に合わせた「個別化医療」を提案しています。

POINT
患者一人ひとりの状態に合わせて治療を提案
所在地 東京都千代田区神田駿河台2-1-45ニュー駿河台ビル3F
電話番号 03-5280-0086
診療時間 10:00~13:00/14:00~17:00
(土日祝休診・完全予約制)
総合病院傘下のクリニックが
提供する免疫療法

横浜鶴ヶ峰病院付属
予防医療クリニック

横浜鶴ヶ峰病院付属予防医療クリニック
引用元:横浜鶴ヶ峰病院付属予防医療クリニック公式HP
(https://www.kenshin-clinic.or.jp/index.html)

横浜鶴ヶ峰病院の傘下にある、人間ドック・健診業務を中心とした医療施設。院内に細胞培養加工施設(CPC)を設置し、幅広いがんを対象に免疫細胞療法を提供しています。ほかのがん治療との併用についても相談できます。

POINT
コストパフォーマンスの高い免疫療法を提供
所在地 神奈川県横浜市旭区鶴ヶ峰2-82-1ココロット鶴ヶ峰5F
電話番号 045-371-0376
診療時間 水、木、金:10:00~16:00
土:10:00~13:00
治療のほか治療法開発のための
治験・研究も

国立研究開発法人
国立がん研究センター中央病院

国立研究開発法人国立がん研究センター中央病院
引用元:国立研究開発法人 国立がん研究センター中央病院公式HP(https://www.ncc.go.jp/jp/ncch/)

がん治療において幅広い診療科を開設しており、専門性の高い診療を行うことが可能な医療機関です。がん治療の研究なども行っており、より良い治療方法の開発のため、治験や臨床研究にも取り組んでいます。

POINT
幅広いがんにおける治験に取り組んでいる
所在地 東京都中央区築地5-1-1
電話番号 03-3542-2511
診療時間 ※診療科によって異なります
質が高いがん治療に
幅広く対応

国立研究開発法人
国立がん研究センター東病院

国立研究開発法人国立がん研究センター東病院
引用元:国立研究開発法人 国立がん研究センター東病院公式HP(https://www.ncc.go.jp/jp/ncce/)

さまざまな職種から構成される「多職種チーム」を設置し、患者の治療とサポートを行うことにより、高いレベルのがん医療を提供。ロボット支援手術や陽子線など先端の医療設備を備えることにより、体への負担が少ない手術や薬物療法など、幅広い治療に対応可能です。さらに、オンラインがん相談も開始しています。

POINT
高いレベルのがん治療を受けられる設備とスタッフ
所在地 千葉県柏市柏の葉6-5-1
電話番号 04-7134-6991
診療時間 ※診療科によって異なります

「癌 転移」とGoogle検索をして表示された関東近郊の医療機関をすべてピックアップし、転移癌に対応する「放射線を専門とする医師がいるがんの放射線治療専門クリニック」「日本血液学会・血液専門医かつ日本臨床腫瘍学会・がん薬物療法専門医のいるクリニック」「癌の免疫療法に関する論文発表の実績を持つ医師がいる免疫療法専門クリニック」「国営のがん研究センター」をそれぞれ50音順に紹介しています(2023年5月18日調査時点)。

【地域別】
そのほか癌治療が受けられる病院一覧

先でご紹介した以外にも癌治療が受けられる病院はほかにもあります。そこで一部とはなりますが、まとめました。病院選びの参考にしてください。

がんの主な治療方法

がんの主な治療方法には「手術」「抗がん剤治療」「放射線治療」「免疫療法」の4つがあります。それぞれ異なるメリットやデメリットがあり、治療の進め方や症状により選択できるものが異なります。また、治療方法によっては他の方法と併用することで、効果を発揮するものもあります。そこで、まずはそれぞれのメリットやデメリット、治療方法などをまとめました。
手術

手術

がんの手術では、がんやがんのある臓器を切除します。根本的な治療として効果的である一方、適応範囲が狭いといった難点があります。転移癌や末期癌の場合は、手術が受けられないケースも少なくありません。

治療方法

  • がん細胞に侵された病巣の切除(局所療法)

体への負担

  • 切除部分のダメージが大きい
  • 切身体機能が失われる場合もある

メリット

  • 根治のためにもっとも基本的な治療方法
  • 病巣を一気に切除できる。
  • 転移がなければ寛解の可能性が高い

デメリット

  • 微小な転移には、対応できない
  • 切除部分の回復に時間を要する
  • わずかでも転移があれば、再発の可能性がある

併用できる治療方法

放射線治療・抗がん剤治療

治療の対象となる癌

切除できるがんであればほぼ対応

がん手術に定評のある医師リスト

癌の標準治療の1つである手術。一般的な臓器の癌の場合は、治療の第一選択肢となることが多いはずです。がん患者さんにとっては経験豊富な外科医に手術してもらいたいもの。ここではがん手術を得意とするドクターを紹介します。

抗がん剤治療

抗がん剤治療

外科手術や放射線治療と組み合わせて行うことが多い薬物療法です。単体でがんの治療をすることは難しいため、一般的にはほかの治療と並行して提供されます。体質などによっては副作用が強く出ることもあり、効果にも個人差があります。

治療方法

  • 投薬による治療(全身療法)

体への負担

  • 薬の向上で副作用が軽減したものの、ゼロではない
  • 脱毛を引き起こす場合が多い

メリット

  • 治療薬が血液により全身に運ばれるため、全身のがんに対して効果を発揮する
  • 病巣の転移場所が離れている場合に効果的
  • 症状に合わせて、複数の抗がん剤併用が可能

デメリット

  • 抗がん剤治療のみでがんが治ることはほとんどない
  • すい臓がんや悪性黒色腫など抗がん剤が効かない癌もある

併用できる治療方法

手術放射線治療

治療の対象となる癌

全身のがんに対して治療可能

化学療法(抗がん剤治療)に定評のある医師リスト

近年は新たな薬の研究開発が急ピッチで進み、癌の化学療法は著しく進歩しています。とはいえ、抗がん剤には副作用がつきもの。豊富な知識と経験を持つ医師のもとで治療を受けたいと願うのは当然です。ここでは化学療法(抗がん剤治療)を専門とするドクターを紹介します。

放射線治療

放射線治療

放射線治療は、癌細胞に放射線をあて、ダメージを与えることで増殖ができない状態にして死滅させる治療法です。

手術ができないケースでも適応でき、正常組織へのダメージを極力少なくできる機器も開発されています。

治療方法

  • 電離放射線をがん細胞に照射する(局所療法)

体への負担

  • 抗がん剤治療に比べると少ないが、副作用がある
  • 晩期反応での副作用は重症化するケースも
  • 一定期間は毎日治療を受ける必要がある

メリット

  • 早期がんであれば、手術同様の治療実績がある
  • 身体機能を温存することができる
  • 通院での治療が可能

デメリット

  • 正常な細胞に副作用が出ることがある(皮膚粘膜の炎症白血球の減少など)
  • 一定期間は毎日治療を受けなければならない

併用できる治療方法

手術抗がん剤治療

治療の対象となる癌

体の機能を残したい場合や、切除できないがん

放射線治療に定評のある医師リスト

癌の初回治療はもちろん、患者さんの状態に応じて転移や再発の場合も積極的に放射線治療が行なわれます。技術や機器の進歩によって、以前とは比較にならないほど高精度な治療を受けられるようになりました。ここでは放射線治療を専門とするドクターを紹介します。

放射線治療には保険診療と自由診療がある

放射線治療には保険診療と自由診療がある

放射線治療はがんの3大治療の1つとして広く用いられていますが、保険診療(標準治療)の範囲内でできる治療には限りがあります。

転移・再発したがんであっても、局所に留まっているのであれば放射線で治療できる場合がありますが、多発性転移癌などには適用されません。

技術的な問題で治療が不可能なわけではないため、自由診療であれば、転移癌や末期癌であっても治療できる可能性があります

免疫療法

免疫療法

自分自身の免疫力を利用し、がん細胞に働きかける治療法が「免疫療法」です。

外科手術、抗がん剤治療、放射線治療に次ぐ、第4の治療法として注目されています。

治療方法

  • 自らの免疫細胞を活発化させ、がん細胞を撃退する(全身療法)

体への負担

  • 身体的な負担や副作用のリスクが少ない

メリット

  • がん細胞のみに働きかけ、健康な細胞を傷つけない
  • 体力がなく他の療法を受けられない人でも対応できる
  • 早期がんなら、免疫療法のみで寛解する可能性がある

デメリット

  • 先進治療方法のため、エビデンスが少ない
  • 抗がん剤治療と併用すると効果を打ち消す可能性がある

併用できる治療方法

放射線治療・抗がん剤治療手術

治療の対象となる癌

進行性のがんや再発予防まで幅広い治療に対応

免疫療法には保険診療と自由診療がある

免疫療法には保険診療と自由診療がある

第4の治療法として注目されている免疫療法には、さまざまな種類があります。

保険診療で受けられる治療は治療費が一部負担になりますが、適応となるがんの種類が限られています。

自由診療による免疫療法は費用が高額になりますが、標準治療が受けられない人でも治療できる可能性があるため、転移癌や末期癌の患者にとっては治療の選択肢が広がるでしょう。

免疫療法がすすめられる理由

新たながんの治療方法として注目されているのが「免疫療法」です。私たちの体にはあらかじめ、外部から侵入する細菌やウイルスを排除する働きが備わっています。この働きは「免疫」と呼ばれており、体内で作られてしまうがん細胞などにも作用します。

免疫力が弱っていると、これらの細菌やウイルスを撃退することができません。

そこで、もともと持っている免疫力を回復させて、がん細胞にのみ働きかけるのが「免疫療法」です。

免疫療法は、がん細胞にのみ作用するため、他の健康な細胞を傷つけることなく治療を進められることが大きなメリットです。副作用が少ないため他の治療方法と組み合わせながら、目的に合わせて取り入れることが可能です。

さらに、免疫療法は早期がんから進行性のがんまで広範囲の症状を緩和することが期待できます。延命治療や体力の回復・生活の質の向上、症状の緩和など患者の状態に合わせて治療を進めてられます。

このように、体への負担が少なく幅広い症状にアプローチできるため第4の治療方法として注目されているのです。

免疫療法は研究が進められている分野

免疫療法は先進医療として認定を受けていますが、まだまだ研究が進められている発展途中の分野でもあります。治療データが少ないため、有効性が認められている療法は、一部の薬に限られています。

そのため、効果がまだ明らかでない治療部分に関しては、自由診療になり保険の対象外となってしまいます。それでも「特定承認保険医療機関」に指定される施設は増加しており、治療方法としての注目度の高さが伺えます。

現在、免疫療法の治療方法としては次の2つが挙げられます。

1つ目は「免疫抑制阻害療法」です。

これは、免疫チェックポイント阻害剤を使用してがん細胞によって抑えつけられている免疫細胞のブレーキを解除し、既に体内にある免疫細胞を活用する治療方法です。

2つ目は「サイトカイン療法」や「BRM療法」と呼ばれている免疫療法で、免疫細胞を活性化させる薬を投与することで免疫細胞の働きを活発化し、がん細胞への働きかけを強化する方法です。この方法は現段階では、安全性や有効性が確立していない状態です。今後のさらなる研究に、期待が高まっています。

参考:『国立がん研究センター がん情報サービス|免疫療法』(https://ganjoho.jp/public/dia_tre/treatment/immunotherapy/index.html)

がん転移の
4つの種類

がんという病気は、転移や再発が起きないのであれば、一度手術をすることで寛解するはずです。しかし、現実には多くのがんが転移を起こします

私たちの身体を構成している無数の細胞は、基本的にその場所にとどまり続け、自由に組織を離れて移動したりはしません。しかし、がん細胞は正常な細胞とは違って、血液やリンパの流れに乗って身体のさまざまな場所に移動します。これが転移のはじまりです。

転移したがん細胞は、基本的に原発巣と同じ特徴を持っています。たとえば乳がんが肺に転移した場合、そのがん細胞は肺がんの細胞ではなく乳がんの細胞だということです。肺がんの細胞であれば進行が早くなりますが、乳がんの細胞であれば肺に転移しても進行は比較的ゆるやか。転移の種類には大きく4つのパターンがあります。ここでひとつずつ見ていきましょう。

血行性転移
(けっこうせいてんい)

血行性転移(けっこうせいてんい)

原発巣のがん細胞が血液の流れに乗り、身体の中の離れた部位に到達して起こる転移を「血行性転移」といいます。通常は静脈の流れに乗って転移するため、例を挙げると大腸がんは肝臓に、腎臓がんは肺に転移することが多くあります。

ちなみに、多くの抗がん剤は水溶性なので、血液中を移動するがん細胞には高い効果が期待できるといわれています。

リンパ行性転移
(こうせいてんい)

リンパ行性転移(こうせいてんい)

原発巣のがん細胞が周囲のリンパ管に侵入し、その流れに乗って離れたリンパ節まで広がって起こる転移を「リンパ行性転移」といいます。リンパ管は免疫機能が存在する場所なので、通常は異物が入り込んでもすぐに撃退されるはずです。リンパ行性転移は免疫機能の攻撃をかいくぐったということになるので、やっかいな転移だといえるでしょう。

前述のとおり、多くの抗がん剤は水溶性なので、大部分が脂質のリンパ管を移動するがん細胞には効きにくいと考えられます。

播種性転移
(はしゅせいてんい)

播種性転移(はしゅせいてんい)

人間の内臓と腹膜・胸膜の間には、腹腔(ふくこう)や胸腔(きょうこう)というすき間があります。周囲の臓器に発生したがんが増殖し、そのすき間にまるで種をばらまくように広がっていく転移を「播種性転移」といいます。

胃がんの場合は、成長したがんが胃壁を突き破って腹膜に広がる「腹膜播種」という状態になることがあり、肺がんの場合は、胸膜を突き破って表面にがん細胞が散らばる「胸膜播種」という状態になることがあります。いずれも治療が困難な転移です。

浸潤
(しんじゅん)

浸潤(しんじゅん)

がんが原発巣から隣接する臓器や組織に広がっていくことを「浸潤」といいます。浸潤は転移とは違うという捉え方をされることも多いのですが、がんが他の臓器に広がっていくという意味では転移のひとつの形態といえるでしょう。

浸潤したがんは正常な組織との境界が不明瞭で、手術ですべてのがんを取り切るのは難しいと考えられます。特に膵臓がんが十二指腸や胆のう、肝臓などに浸潤した場合は、治療が困難と言われています。

転移の種類を知ることで賢く治療方法を選べる

がんの治療は強い副作用を伴うことも多いため、その選択には慎重を期すべきです。その際には転移のタイプが大きな判断材料になります。

血行性転移であれば、抗がん剤治療に望みをかけるのは間違いではないでしょう。しかし、リンパ行性転移や播種性転移であれば、抗がん剤治療だけでなく、免疫療法や遺伝子治療など、先進的な治療も選択肢に入れる場合もあります。

浸潤の場合は、手術後の再発の可能性が大きな問題です。再発の場合は治療の選択肢が限られるため、あらかじめ先進的な治療も検討しておくべきでしょう。

転移のタイプによって治療の選択肢は大きく変わります。転移の違いをきちんと把握して治療を受けることが大切です。

癌治療の
気になる情報まとめ

癌の専門用語

「異型度」や「二次性発癌」など癌の状態に関する言葉、「緩和ケア」や「支持療法」など癌治療に関係する言葉、「樹状細胞」や「サイトカイン」などがんと闘ううえで知っておきたい体の機能に関係する言葉など、癌に関する専門用語を分かりやすく解説します。

がんセンター

がんセンターとは、がんの治療と研究を専門とする医療機関のこと。地域におけるがん診療の中核として重要な役割を担います。

がん診療連携拠点病院

がん診療連携拠点病院とは、がん対策基本法によって厚生労働省の指定を受けた医療機関。全国どこでも高度ながん治療を受けられるよう設置されています。

専門医・認定医・指導医について

専門医・認定医・指導医とは、高度な技術や知識、経験を持つ医師に対して医学系の学会が認定する資格を指します。

臨床試験

臨床試験とは、主に新しい薬の開発のため、効果や安全性を調査する目的で実際に患者さんの治療に使用することをいいます。

癌の標準治療

安全性や効果が認められ、広く普及している治療法のことを指します。癌治療における手術、化学療法、放射線療法の3つが標準治療とされています。

二次がん(二次性発癌)

二次がんとは、がん治療の影響によって、しばらく経ってから元のがんとは別の新たながんを発症してしまうことを指します。

良い医師がいる病院の選び方

同じように癌治療を扱っている病院でも、さらに言えば癌に特化した医療機関でも、それぞれに得意とする分野があります。そこで働く医師にも同じことが言えます。癌と一言で言ってもその種類や表れる症状、特徴や傾向は人によってそれぞれで多岐にわたりますから、癌の部位や自分の体質に合った治療を得意とする病院や医師に巡り会いたいものです。

今の時代、ほとんどの人がいい病院を選ぶためにインターネットを活用していますが、その際チェックしたいのは「医師の実績」「病院全体の実績」「導入している医療機器」、そして第三者の「口コミ」です。また「日本医療機能評価機構」が行っている病院の評価も参考にできるでしょう。

【癌と免疫の関係】キラーT細胞とは?

キラーT細胞とは、人にもともと備わっている免疫機能の1つ。リンパ球の中に存在し、体内に異物が見つかった場合に攻撃する「殺し屋」の役割を果たします。

ただしキラーT細胞は自分自身で異物を発見することができません。まずは樹状細胞という別の免疫細胞が「異物」を見分けてその特徴を覚え、次いでその特徴を持つ異物を攻撃するようキラーT細胞に指令を出すのです。

つまり、樹状細胞との連係プレーで癌細胞を攻撃することができるのですが、癌細胞の中には樹状細胞が覚えた「特徴」を隠してしまうものもあり、そうなると目印がないためキラーT細胞も攻撃することができません。

現在このキラーT細胞の弱点を克服する研究が行われており、がん治療の進歩に貢献することが期待されています。

【癌と免疫の関係】樹状細胞

樹状細胞は、その名のとおり木の枝のような突起(樹状突起)を周囲に伸ばした形をしている免疫細胞です。異物を自身の中に取り込んで、その特徴を他の免疫細胞に伝達する働きを持っています。

樹状細胞の伝達を受けて活性化された免疫細胞は異物への攻撃を開始するので、樹状細胞はいわば免疫細胞の「司令塔」ともいえる存在です。

わたしたち人間の体内では、毎日5,000個もの癌細胞が新たに発生していると考えられています。通常は免疫細胞がこれらの癌細胞を退治していますが、癌細胞は自身が癌細胞であることを隠し、免疫細胞の攻撃から逃れる場合があります。

それを防ぐため、癌細胞の特徴をターゲットにして癌細胞を攻撃する必要があります。これを特異的免疫といい、樹状細胞がその役割を担っているのです。

【癌と免疫の関係】好中球

5種類ある白血球の1つが好中球です。好中球の最大の役割は体内に侵入してきた細菌やウイルスといった異物を駆除することで、身体を感染から守ってくれる免疫細胞であること。好中球による細菌やウイルスに対する防御力が低下すると、感染症を起こし重症化する可能性が高くなります。

癌細胞への攻撃力は、免疫細胞の中でもとくにNK細胞(ナチュラルキラー細胞)が優れています。仮に癌細胞の増殖力がNK細胞を上回っているとしても、免疫力が正常であれば他の免疫細胞が癌細胞を攻撃します。好中球もその1つで、さまざまな免疫細胞と一緒に癌細胞を排除する働きがあります。

細菌やウイルスだけではなく癌細胞も異物として排除し、わたしたちの身体を癌から守っているのです。

【癌と免疫の関係】NK細胞

NK細胞はリンパ球の一種で、身体の中を常にパトロールしてウイルス感染など異常な細胞を発見すると直ちに攻撃します。外部からの指示を必要とせず、単独で攻撃を開始するためナチュラルキラー(生まれついての殺し屋)細胞と名付けられています。

NK細胞は癌細胞も見つけ次第攻撃します。正常な細胞は表面にある種のタンパク質を持っていますが、ウイルスに感染したり異変をきたして癌細胞化したりするとそれが消えてしまう場合があります。NK細胞はその特徴を判断基準にして攻撃の可否を見極めているのです。

わたしたち人間の体内では、健康な場合でも毎日数千個の癌細胞が発生しています。それでも実際に癌を発症しないのは、NK細胞がその排除に大きく関与しているおかげでもあります。

【癌と免疫の関係】B細胞

B細胞はリンパ球の一種。身体の中に侵入した細菌やウイルスといった病原体を排除するために、樹状細胞の指令を受けて必要な抗体をつくり出すという重要な役割を持つ免疫細胞です。また、病原体に反応したB細胞は記憶細胞として残り、再び同じ病原体が侵入した場合には初回よりも迅速に反応することができます。これが予防接種などに応用されているメカニズムです。

抗体は攻撃用の武器としての役割もありますが、本来の特徴は多様な異物の中から目印のある異物を見分けられることです。つまり、抗体は癌細胞のみが持つ物質や、正常な細胞よりも癌細胞に多く出現する物質などを見分けて結合するのです。この作用によって、癌細胞に結合する抗体を目印に集まってきた免疫細胞が癌細胞を攻撃することができるのです。

【癌と免疫の関係】マクロファージとは?

マクロファージとは人に備わっている免疫細胞の1つで、癌細胞を見つけると自分の体内に取り込み、癌細胞が持つ特徴となる情報を自身の表面に表示します(抗原提示機能)。この情報を基に異物を攻撃する他の免疫細胞(キラーT細胞など)が癌細胞を攻撃、排除するという仕組みになっています。

ところが、ある種の癌の細胞内にあるマクロファージは、この抗原提示機能を持たないために他の細胞も癌を攻撃することができず、増殖してしまうことが分かりました。この発見により、マクロファージの働きが機能していないタイプの癌(免疫チェックポイント阻害薬が効果を表さない癌)に有効な免疫療法も見つけることができるのでは、と期待されています。

癌に効く代替療法とは

「代替療法」とは、現在エビデンスが確立されている治療法に代わる療法、つまり科学的根拠が示されていない治療法のことで、癌治療を行っている患者の中にもそのような治療法を試してみたいという人、あるいは実際病院で受けている治療と併用しているという人も少なくありません。癌の代替治療の代表的なものとしては、サプリメントなどの健康食品、運動療法、鍼、漢方薬、ヨガなどがあげられます。

現在がん治療効果を発揮すると考えられるエビデンスがないため、病院で選択されることはありませんが、例えば鍼や灸、漢方薬などは専門機関に行けば受けることができます。とは言え、主治医には代替療法を受ける前に相談する必要があるでしょう。

癌に効果があるといわれる造血幹細胞移植

「造血幹細胞」とは赤血球や白血球などの血球の元となる細胞で、骨髄の中に存在しこの中で分化することでそれぞれの役割を持つ血球に成長していきます。

白血病などの血液の癌はこの分化の過程でエラーが起こり、未成熟な白血球細胞が増殖してしまう病気であるため、化学療法や放射線療法が主要な治療法となるのですが、これらの治療法は正常な血球細胞までも攻撃してしまいます。そこで造血幹細胞を移植して正常な血球細胞を減らさないようにするのが「造血幹細胞移植」というわけです。造血幹細胞移植の中でも他の人の造血幹細胞を移植する「同種移植」なら、移植されたリンパ球が患者の癌細胞に働きかけるため、さらなる抗がん効果が期待できます。

癌治療の新たな光明?液体のり成分で放射線治療の効果が向上

2020年1月、東京工業大学により「液体のりの主成分が放射線治療の効果を向上させる」との発表(※)があり、新たに癌治療の研究に光明が差しました。

この研究で使用されたのは、液体のりの主成分である「ポリビニルアルコール」。癌細胞にアプローチするという「ホウ素中性子捕捉療法」を行う際に、ホウ素化合物にポリビニルアルコールを結合させて体内に注入すると、従来より長くホウ素が癌細胞に留まることが分かりました。

癌細胞にホウ素を集積させ、そこに中性子を照射することで体の中から放射線を発生させます。これにより中性子の照射による抗がん効果が高まり、マウスによる実験では癌細胞すべてが消滅したという結果を得ることができたとのこと。この実用化に向けて、引き続き安全性や副作用などの研究が行われています。

参照元:東京工業大学HP(https://www.titech.ac.jp/news/2020/046060)

闘病中に気を付けたい感染症対策と自宅でできるケア

がん治療中は化学療法や放射線療法により免疫機能が極端に低下していることが多く、とくに通院で癌治療を行っている人はその間感染症に十分注意しなければなりません。通常の健康な状態であれば免疫力により発症したり重症化したりしないような感染症でも、がん治療中は命に関わる病気となってしまう危険性があるからです。常日頃から衛生管理を徹底し、できるだけ人ごみを避けるなどの予防法を心がけましょう。とくに毎年必ずと言って流行するインフルエンザには要注意。癌患者がインフルエンザにかかって死亡する例は健康な人の3.1倍との統計結果も出ているため、感染しないよう手洗いうがいを徹底し、感染した場合にはすぐにかかりつけ医を受診する必要があります。

癌に負けない体づくり~免疫力アップのいろは~

そもそも人は、若くて健康な状態でも体内で毎日数百もの癌細胞を発生させていると言われています。それでも癌を発症しないのは、生まれ持っている自己免疫機能のおかげ。体内にはさまざまな免疫細胞が存在し、協力体制で癌細胞を始めさまざまな異物と闘い、排除してくれているのです。従って、がんの治療中はもちろん、再発予防のためにも免疫力を高めることは非常に大切と言えます。免疫細胞の約6割は腸内に存在するとされており、腸内環境を整えることは免疫力をアップさせる良い方法です。

また免疫細胞は体温が低くなると働きが鈍くなるため、体を温める工夫も必要になるでしょう。さらに免疫力アップをサポートしてくれる食材を使い、栄養バランスの良い食事を摂るのもおすすめです。

災害に備える~癌患者と家族が準備すること~

自然災害の多い日本において常に緊急事態に備えておくことはとても大切ですが、とくに癌の治療中であればなおさらのこと、万が一に備えて今から準備をしておくことは必須です。というのも、大規模な自然災害が起こった場合、医療機関は平常時のように機能しなくなるからです。そんなパニックの中、さらに癌治療まで続けなければいけないというのは並大抵のことではありませんし、今までのように誰かの助けを待つこともできない可能性があります。そのため今できる準備として、自分が受けている治療についての情報をまとめたものや必要な薬、器具などをワンセットにした非常用持ち出し袋を用意しておくこと、また緊急時にどうすれば良いかを主治医や家族と相談しておくことをおすすめします。

「いつか」のために備える妊孕性温存

「妊孕性温存」とは、がん治療などにより妊娠する能力が失われたり弱まったりしないよう生殖能力を温存することを言います。例えば抗がん治療や放射線療法により精子をつくる機能が悪くなったり卵巣にダメージを与えて無月経になったりすることがあり、そうなってしまうと子どもを授かることができなくなってしまいます。

妊娠できない状況を回避するために、男性であれば治療前に精子を凍結保存しておくこと、女性であれば卵子や受精卵、あるいは卵巣組織を凍結保存しておいて、治療後妊娠が可能になった時点で患者の体内に移植するという方法が採られる場合があります。とは言え、癌治療が急を要するケースでは妊孕性温存を行う時間が取れないなど、何らかの理由で妊孕性温存ができないケースもあるのです。

癌でかかるお金と支援制度

癌治療に関係する不安の中でも、経済的な不安は見過ごすことのできない問題点。一般に保険診療内の治療だけでもがん治療には3割負担で100万円ほどかかると言われています。加えて、これまで働いていた人なら今までのような収入が見込めなくなる可能性も。そこで利用したいのが、公的医療保険が提供している「高額医療費制度」や「所得税医療費控除」、生活費を補助する「傷病手当」、また国民年金・厚生年金が提供している「障害年金」といった公的支援制度です。

これらの制度をうまく利用すれば、かなりの程度出費を抑えることができ、助成金を受けることもできます。自分の場合、何をどのように利用すれば良いのか分からない場合には、がん相談支援センターで相談すると良いでしょう。

癌になってからの仕事のこと

癌の治療が始まっても仕事は続けたい、あるいは休職し治療後に復職したいと考えている人は少なくありませんが、職場の理解が足りなかったり病状からして業務を行うことが難しかったりして、思うようにいかないケースは珍しくありません。

労働基準法で従業員を不当解雇から守る法律は定められていますが、休職制度や癌患者をサポートする制度の有無、復職の方法などは各職場によって異なるため、まずは就業規則を確認し、上司や人事部とよく話し合う必要があるでしょう。

あるいは転職や再就職をすることに決めた場合には、癌に対しての理解を示し、働きやすい環境を整えてくれる職場を見極める必要があります。転職支援を専門とした機関を利用してみてください。

本人にかけてあげたい言葉

もし、自分の家族やパートナーが癌になってしまったら。孤独に感じさせることがないように声をかけたいのに、言葉が見つからない…という方も少なくないでしょう。

本人は激しく動揺し、悲しみのあまり人生に絶望しているかもしれません。それは、癌の転移や再発を医師から告げられたときも同じです。どうにかして寄り添いたいと願うものの、かける言葉が見つからないというのが本当のところかもしれません。

患者本人にとって、かけがえのない家族やパートナーは心強い存在に違いないはず。ただ、それでも自分が将来どうなるのかを思えば心は千々に乱れ、気持ちを落ち着かせるのは困難です。

そんなときに大切なのは傾聴すること。最初にすべきは、どんな言葉をかけようかと悩むよりも、本人の話をじっくりと聞いて受け入れていくことなのです。

本人に癌を告知するとき

現在は本人にも癌を告知するのが当たり前という風潮になりつつありますが、そうなったのはここ20~30年のこと。以前は本人を動揺させないために、家族と主治医の間だけの秘密とされていた時代がありました。「患者の知る権利」が広く浸透した今、たとえ進行癌であっても多くの人が告知を受けています。

こうした時代の変化は、家族やパートナーにとっても非常に大きな問題です。どうやって本人に癌を告知し、どのようにそれを共有していくか。本人とともに癌と戦っていくスタート地点における、ある意味では関門ともいえます。

ただでさえ医師から自分の身体のことを聞くのは緊張するものですが、それが癌の告知ともなると患者本人のショックは計り知れません。家族やパートナーの支えが必要不可欠だと考えられるでしょう。

セカンドオピニオンを活用する

セカンドオピニオンという言葉が広く用いられるようになりましたが、直訳すると「第二の意見」です。自分に合った効果的な治療を探してセカンドオピニオンを希望する人は増えています。患者自身がインターネットなどで多くの情報を得られるようになったこともありますが、癌治療そのものが進化し多様化しているという背景も影響しているのは間違いありません。

誤解している人も多いようですが、セカンドオピニオンは決して主治医を変更したり転院したりすることを目的としたものではありません。主治医以外の医師の意見を聞くことで、患者さん自身が納得のいく治療を受けられるようにするためのものです。

つまり、他の医師ならばどう考えるのかという意見を主治医のもとに持ち帰って、治療を続けるのが基本的なセカンドオピニオンの在り方になります。

介護休暇・介護休業を活用する

癌患者さんの闘病生活を支えていく家族にとって、仕事と介護の両立は大きなテーマです。

そこで検討したいのが、介護休暇や介護休業の取得。この制度ができてしばらく経ちますが、まだまだ社会に浸透しているとはいえない状況のようです。

一定の条件を満たせば、介護休暇は1年に5日間まで、介護休業は通算93日間まで取得することができます。介護する側が心身を休める暇がなかったり、体力の限界を感じたりした場合は、この制度の活用を検討してください。共倒れだけは避けなければなりません。

本人の闘病生活をメインでサポートできるのは家族やパートナーだけです。自分の仕事も維持しながら本人を支えていくために、介護休暇や介護休業の取得について考えてみましょう。

家族として療養生活をサポートするには

癌患者さんの療養生活をサポートするのは家族の大きな役割です。

近年では癌治療が飛躍的に進歩し、従来のような長期入院の機会が減った代わりに通院治療の割合が増えています。とくに抗がん剤治療などは通院がメインになりつつあります。つまり、自宅で療養生活を送る癌患者さんが多くなっているということです。

自宅療養の良いところは、入院生活に比べて本人の精神的ストレスが格段に少ないことでしょう。住み慣れた自宅で家族とともに過ごす時間を大切にしながら、自分らしい生活を送ることができます。その反面、通院に伴う移動の負担や、症状が突然急変した場合、感染症予防などの対処を考えておかなければなりません。

療養生活を送る癌患者さんをサポートするために、心得ておくべきことを整理しておきましょう。

癌患者のお見舞いをするとき

それほど重くない病気や怪我であれば、気軽にお見舞いすることができるかもしれません。しかし、病気が癌だとしたら話は変わってきます。本人もお見舞いする側もちょっと身構えてしまうかもしれませんね。病気が病気だけに言葉選びを間違えるわけにはいかない、でも気を遣いすぎてもいけない…そんなふうに悩むこともあるでしょう。

癌患者さんの場合、友人や仕事関係の人であれば本人が希望しない限りはお見舞いを控えたほうがよい場合があります。

本人が認知症のとき

高齢化社会を迎えたわが国では、癌と認知症を同時に患うケースが少なくはありません。具体的な数字を挙げると、国民の2人に1人が癌になる可能性がある中で、2025年には認知症患者が700万人に達するといわれています※。

認知症が進行して本人に判断能力がないとされれば、治療に対する同意は家族に委ねられることになります。それだけではなく、実際の治療や療養生活にも支障が出てくるでしょう。近年は抗がん剤治療や放射線治療も通院で可能になるほど癌治療が進歩していますので、通院のための移動の支援や副作用への対処も家族が行わなければなりません。

高齢であれば高確率で起こる癌と認知症の合併、家族やパートナーはどのようにサポートしていくべきかを考えておく必要があります。

※参照元:厚生労働省「認知症施策推進総合戦略(新オレンジプラン)(PDF)」(https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-12300000-Roukenkyoku/nop101.pdf

癌患者のせん妄をサポートするには

せん妄は意識障害の一種です。あまり聞き慣れない言葉かもしれませんが、癌患者さんの多くに起こる症状だといわれています。

脳や身体の不調や癌治療の副作用として発生し、ぼんやりしたり時間や場所がわからなくなったり、幻覚や妄想、興奮状態などでおかしな言動をとったりします。一見認知症や躁うつ病のように思えるかもしれません。しかし、せん妄はそうした病気とは本質的に違い、時間単位でも症状が変動する一方で、適切な治療を受ければほとんどの場合は回復します。

せん妄に陥ってしまった本人の姿を目の当たりにするのは、家族やパートナーにとってショックでしょう。しかし、せん妄の症状を理解したうえで対応できれば、きっと冷静に向き合うことができるはずです。

癌患者の悩み「肌荒れ」をケアする方法

肌荒れは癌治療の代表的な副作用の1つで、とくに女性にとっては悩ましい問題だと思います。その部位や程度によっては人目を気にせざるを得ない場合もあり、対人恐怖に陥る、鏡を見ることが怖いなど日常生活にも支障をきたすかもしれません。

癌闘病中の肌荒れの理由は、その多くが抗がん剤治療や放射線治療の副作用だと考えられます。治療が正常な細胞にもダメージを与えてしまうため、皮膚や爪の新陳代謝を促す細胞の働きが弱くなってしまうのです。

こうしたスキントラブルは症状がゆっくり出てくるため、気づかないうちに悪化してしまうことも珍しくありません。こまめな観察が必要です。そして、スキントラブルを完全に防ぐことはできなくても、適切なケアを行なえば症状を軽減させることが可能です。

癌患者が悩まされる睡眠障害

寝つきが悪い、すぐに目が覚めてしまう、いわゆる不眠の症状ですが、多くの癌患者さんがこうした睡眠障害に悩まされています。癌を告知されたショックをはじめとして、治療の副作用や環境変化、ストレスや不安など、原因を数え上げればきりがありません。また、不眠を自覚していなくても、身体を動かすのがつらい、集中力が続かないなどの倦怠感を覚えて生活に支障をきたしているようであれば、もしかすると睡眠障害が原因かもしれません。

対策としては本人に合ったさまざまなリラックス方法や、睡眠導入薬を服用する方法などがあります。でも、いちばん大切なことは「眠れなくても無理をしない」ということ。何とかして眠ろうとするあまり、目が冴えて逆に眠れなくなることもよくあるのです。

闘病中の旅行の楽しみ方

たとえ癌になったとしても、自分らしく生活したい、好きなことを楽しみたいというのは多くの癌患者さんの願いです。旅行をしたいというのもその1つかもしれません。

癌の闘病中でも、体調が許すのであれば旅行に出かけることは可能です。主治医と相談しながら無理のない旅行計画を立ててみてはいかがでしょうか。

とある研究によると、旅行がもたらすストレス解消は健康増進にもつながり、医学的にも非常に大きな意義があるということです。精神的な幸福感も高まります。さらに、癌細胞と戦う免疫細胞「NK細胞(ナチュラルキラー細胞)」が、旅行出発の時点から活性化するという報告もあるのです。旅行は気分転換だけではなく、健康効果も期待できるということです。

腎細胞癌治療の新たな選択肢「カボザンチニブ」登場

腎細胞癌の治療は手術が基本で、それは癌が進行していても同様です。また、抗がん剤を投与しても腎臓自体の機能で成分が体外に排出・代謝されてしまうため、化学療法も効果が期待できないとされてきました。

しかし、近年では進行腎細胞癌の治療薬として多くの分子標的薬が開発・実用化され、予後の改善もみられるようになっています。進行腎細胞癌に適応がある分子標的薬はすでに4種類が実用化されていますが、そこに新たに登場したのがカボザンチニブです。

カボザンチニブが効果を期待されているのは、既存の血管新生阻害薬の効果がなかった腎細胞癌の患者さんです。このような腎細胞癌に対しては、mTOR阻害薬エベロリムスが用いられていましたが、カボザンチニブはエベロリムスの2倍に及ぶ効果があるそうです。

原発不明がんの新たな治療法となるか?分子標的治療薬オプジーボの有効性とは

近畿大学医学部の研究チームは、治療開発が困難とされる原発不明がんに対して、分子標的治療薬オプジーボの有効性を証明(※)することに成功しました。

通常の臓器がんであれば、当然ながら肺がんであれば肺に、胃がんであれば胃に原発巣が存在します。しかし、原発不明がんはその名のとおり、原発巣がどこかわからないままリンパ節や肝臓などに転移して全身に広がります。

診断されたときにはすでに進行しており、予後も不良となってしまいます。そもそも診断も難しく、さまざまな病態の患者さんが存在するので、治療開発が進んでいない現状がありました。

そこで、同チームによる医師主導の臨床試験が国内10施設で行なわれました。その結果、32%の患者さんでがんを6カ月以上制御することに成功したことをはじめ、原発不明がん患者さんの20%以上において、広がったがんの半分以上が縮小したのです。治療が困難ゆえに「みなし標準治療」とされる抗がん剤の併用療法と比較しても、この臨床試験の効果は良好でした。何より、オプジーボの最大の特徴ともいえる長期間の延命効果が、原発不明がんでも期待できる可能性がみえたのが本研究の大きな成果でしょう。

確固たる標準治療が存在しない原発不明がんにおいて、分子標的治療薬オプジーボが標準治療となることに大きな期待が寄せられます。

※参照元:近畿大学HP(https://www.kindai.ac.jp/news-pr/news-release/2020/05/029125.html)

自宅で癌のリスクを知る唾液検査とは?

唾液で癌のリスクを調べることができるのをご存じですか?慶應大学発のベンチャー企業が開発した検査キット「サリバチェッカー」を使えば、血液ではなく唾液の検査なので自宅にいながら癌のリスクを調べることができると言います。

身体の中でつくられる代謝物は唾液にも含まれており、その中には癌細胞で濃度が上がる物質があります。それを人工知能で解析し、臨床研究データをもとに癌のリスクを弾き出すのが、この検査のメカニズムです。

唾液は血液や尿と違ってどこでも採取できるので、検査を受けやすいのがメリット。早期発見に役立つかもしれません。

知っておきたい癌と必要なケアのこと

癌の治療にあわせて知っておきたい心や体のケア方法について紹介しているページです。癌の治療においては「癌を治す」ということが第一優先ですが、治療にあわせて行う体のケアが注目されています。さまざまなケアを分かりやすく解説しています。

癌患者に家族ができること

大切な人が癌になってしまった。そのとき家族ができることは何か、きっと悩んでしまうでしょう。癌患者さんの家族は「第二の患者」。本人とともに癌と闘っていかなければなりません。ここでは癌患者さんと向き合う家族の心構え、そしてやるべきことをまとめています。

ノーベル賞受賞者・本庶教授の発見から生まれた癌の新治療薬「オプジーボ」とは?

新しい癌治療薬の開発にもつながった本庶佑(ほんじょたすく)教授の「PD-1」発見。この功績が認められ2018年10月、本庶教授はノーベル賞を受賞しました。本庶教授のノーベル賞受賞のニュースやPD-1や新たながん治療薬オプジーボについて解説しています。

癌治療が受けられる
【地域別】病院・クリニック一覧

癌治療が受けられる病院・クリニックを地域別にご紹介します。

東京都

板橋中央総合病院

板橋中央総合病院では、放射線治療センターやロボット手術センターといった専門センターがそれぞれ開設されており、各分野の医師が個々の得意分野を活かした専門治療を追求していることが特徴です。

放射線治療に関してはサイバーナイフやリニアックといった放射線照射装置を導入しており、外科分野においてもロボット支援手術システムを導入するなど、治療の正確性や有効性を向上させる取り組みが積極的に実践されています。

所在地 東京都板橋区小豆沢2-12-7
電話番号 03-3967-1181
診療時間 ※診療科によって異なります

伊藤病院

甲状腺疾患に特化した病院で、2020年の時点で80年以上の歴史を持ちます。甲状腺疾患のスペシャリストとして全国から、さらには海外からも頼られる存在であり、その期待に応えられるよう院内スタッフは常に研さんを積んでいます。癌治療においても、甲状腺がんや甲状腺転移がんの治療を得意としており、外科療法や放射線療法、化学療法などを用いた質の高い治療を提供しています。

所在地 東京都渋谷区神宮前4-3-6
電話番号 03-3402-7411
診療時間 9:00~16:30

江戸川病院

江戸川病院には外来放射線科や江戸川がんセンター、免疫治療センターなどが併設されており、癌治療の分野では主に前立腺がん、膵臓がん、乳がんの治療を取り扱います。とくに一度に複数個所の癌細胞にピンポイントで照射できるトモセラピーを利用した高精度放射線治療や、手術支援ロボット「ダヴィンチ」を使用した外科療法、難治性癌である膵臓がんに特化したビューレイシステム「メリディアン」など、高度な先進医療も採用し、さまざまな症例に対応しています。

所在地 東京都江戸川区東小岩2-24-18
電話番号 03-3673-4892
診療時間 平日9:00~11:30、13:00~16:00(内科)、14:00~16:00(外科・整形外科・形成外科・眼科)、土曜9:00~11:00

東京都立多摩総合医療センター

平成23年から地域がん診療連携拠点病院に指定されている東京都立多摩総合医療センターは、その名に恥じない質の高いがん医療を提供する総合病院です。この総合病院の強みを活かし、各診療科と連携して治療にあたることを得意としており、さらには診療科だけでなく看護師や放射線技師など職種も超えた協力体制で1人の患者さんの治療計画を話し合い、適切な方針を打ち出していきます。

所在地 東京都府中市武蔵台2-8-29
電話番号 03-3964-4890
診療時間 公式HPに記載無し

東京都健康長寿医療センター

とくに高齢者に多い癌や認知症の治療に尽力する急性期病院。癌の分野では悪性リンパ腫や多発性骨髄腫といった血液に関係する癌治療を得意としており、日本内科学会総合内科専門医や指導医、日本血液学会血液専門医や指導医といったスペシャリストが他の診療科とも連携して治療にあたります。また平成25年に研究施設と統合したことにより、ハイブリッド手術など高度な治療も行えるようになりました。

所在地 東京都板橋区栄町35-2
電話番号 03-3964-1141(代表電話)
診療時間 ※診療科によって異なります

さくらクリニック

癌の三大治療とともに、再発や転移を予防するための遺伝子治療や免疫治療に力を入れているクリニックです。例えば抗がん剤治療に遺伝子治療を組み合わせれば、抗がん剤の量を減らしつつ高い抗がん作用を期待できるため、患者の負担が少なくなりかつ再発や転移防止にも効果を発揮します。また免疫療法においては、AT療法、NK療法、DC療法の三大療法を始めさまざまな種類の治療法を使い分けたり組み合わせたりすることで、高い治療効果を発揮させます。

所在地 東京都渋谷区渋谷1-16-9 渋谷KIビル3F
電話番号 03-6861-3600
診療時間 10:00~18:30(予約制)

昭和大学病院

がん診療連携拠点病院として高度な癌治療を提供する昭和大学病院。先端技術や先端機器を積極的に採用し、癌という難しい疾患に対応できる力を蓄えています。例えば高線量率小線源治療装置を導入し、放射線を病巣にピンポイントで照射できる高精度放射線治療を提供。また、内視鏡下手術用ロボットを使用した外科治療なども装備しています。癌の特徴や患者の状態に合わせた適切な治療を選択していくことができます。

所在地 東京都品川区旗の台1-5-8
電話番号 03-3784-8000(代表)
診療時間 月曜~土曜8:30~17:00

聖路加国際病院

通称「聖路加式がん診療」を提供していることで評判の聖路加国際病院では、チーム医療によりさまざまな角度から癌治療に臨むほか、例えば糖尿病など他の疾患も併発している患者に対しては2つの治療を並行して行える連携体制が整っています。また治療を担当するのは日本がん治療認定医機構 がん治療認定医、放射線治療に関しては日本医学放射線学会 放射線治療専門医のみ。先端機器を導入し高精度照射治療にも対応しています。

所在地 東京都中央区明石町9-1
電話番号 03-3541-5151(代表)
診療時間 ※診療科によって異なります

総合東京病院

脳神経外科や心臓血管外科など専門性の高い診療科や外来を有する総合東京病院には、放射線治療センターなどの癌治療に欠かせない診療科はもちろんのこと、「福島孝徳脳腫瘍センター」が設置されており、世界的脳神経外科・福島孝徳医師による高度な治療を受けることができるようになっています。この中には、髄膜種や下垂体腫瘍、頭蓋咽頭腫など、一般的に難しいとされている脳神経の腫瘍手術が含まれます。

所在地 東京都中野区江古田3-15-2
電話番号 0570-00-3387
診療時間 9:00〜17:00(診療科目によって診療時間に変動あり)

NTT東日本関東病院

2010年に地域がん診療連携拠点病院に指定されたNTT東日本関東病院では、それを受けて2012年により質の高い癌治療を提供する目的で化学療法センターをリニューアル。センター内に複数の個室ブースとオープンブースを配置し、患者がゆったりと快適に化学療法を受けられる環境を提供しています。

所在地 東京都品川区東五反田5-9-22
電話番号 03-3448-6111
診療時間 8:30~11:00、13:00~15:00

東京女子医科大学病院

東京女子大学病院では、これまで癌治療に対しては主に放射線腫瘍科で対応してきましたが、より総合的な治療でもっと効果的に癌にアプローチできるようにと、2007年に「がんセンター部門」を発足させました。これにより、がんに対する放射線治療の研究部門と臨床部門とが連携し、より高度な治療を提供することができるようになっています。

所在地 東京都新宿区河田町8-1
電話番号 03-3353-8111(代表)
診療時間 平日9:00~16:00、土曜9:00~12:00(第3土曜日除く)

慶應義塾大学病院

1920年開院という長い歴史を持つ慶應義塾大学病院では、主に放射線診断科と放射線治療科、腫瘍センターで癌患者の治療にあたっています。放射線治療においては従来の照射治療の他に病変のみにコントロールしながら照射する「小線源治療」や病巣内部から放射線を放出させる「アイトソープ治療」も実施。腫瘍センターではこうした放射線治療部門に加え6つの専門部が連携して癌治療にあたります。

所在地 東京都新宿区信濃町35
電話番号 03-3353-1211(代表)
診療時間 電話受付9:00~16:00

東京慈恵会医科大学付属病院

東京慈恵会医科大学付属病院では、がん制圧を目標に先端医療を提供すべく腫瘍センターを立ち上げ、各消化器癌と乳がん、肝・胆・膵癌、さらには原発不明癌や希少癌の診療も扱っています。センター内には外来化学療法室や緩和ケア診療部、がんゲノム医療推進室、有害反応対策室などを設置。癌そのものの治療と共に、がん治療と仕事の両立支援やがん医療に関する相談や情報提供なども行っています。

所在地 東京都港区西新橋3-19-18
電話番号 03-3433-1111
診療時間 9:00~12:30、13:30~16:00

東京医科歯科大学

東京医科歯科大学に併設されている腫瘍センター内には化学療法や緩和ケア、がん相談支援などの部門があり、それぞれに所属する医師が他の診療科と連携して治療にあたります。例えば手術療法の分野では原発部位の専門科が治療にあたるため、内視鏡下手術や腹腔鏡下手術など、患者の負担を最小限に抑えた治療が可能になります。

所在地 東京都文京区湯島1-5-45
電話番号 03-3813-6111(代表)
診療時間 平日9:00~17:00

JCHO東京新宿メディカルセンター

手術療法・化学療法・放射線療法の三大治療に加え、免疫療法や造血幹細胞移植など多岐にわたる治療法を用意し、癌の種類やタイプ、患者の症状などに合わせて選択・組み合わせた治療を提供する、JCHO東京新宿メディカルセンター。とくに放射性医薬品である「ゾーフィゴ」を使用した放射線療法による治療実績が豊富で、前立腺がんの骨転移治療に対して高い評価を得ています。

所在地 東京都新宿区津久戸町5-1
電話番号 03-3269-8111
診療時間 8:30~11:30(受診受付時間)

東京大学医学部附属病院

日本の医療業界の前線に立ち、がん治療の進歩にも尽力してきた東京大学医学部附属病院。現在でも「先進医療」として期待されている「トモセラピー」を同病院が導入したのは2014年で、それ以来現在に至るまで多くの癌患者の治療に貢献してきました。トモセラピーは、体中に散らばった転移癌に対し効率的かつ効果的に放射線を照射できる放射線治療。これまで治療不可能とされてきた転移癌や再発癌にも効果を発揮すると期待されています。

所在地 東京都文京区本郷7-3-1
電話番号 03-3815-5411
診療時間 8:30~17:00(外来受診)

東京都立駒込病院

都道府県がん診療連携拠点病院でもある東京都立駒込病院では、総合病院として数多くの診療科を有しているため、がんの原発部位に応じた診療科で専門的に治療を受けることができます。その中には難治性癌である膵臓がんにも対応する胆膵外科もあり、化学療法や放射線療法、また免疫療法やホルモン治療、緩和ケアと組み合わせて最も効果的と思える治療法を提案・実践していきます。

所在地 東京都文京区本駒込3-18-22
電話番号 03-3823-2101
診療時間 平日9:00~17:00、土曜9:00~12:00 ※紹介予約制

虎の門病院

厚労省により「地域がん診療連携拠点病院」に、東京都福祉保健局からは「がんゲノム医療連携拠点病院」にも指定されている虎の門病院。2019年にはがん総合診療部を設立し、がん治療に関係する診療科を結ぶ「横の糸」としての役割を果たしています。この総合的なサポートの下、同病院が得意とするトモセラピーを受けることも可能。従来の放射線療法では難しかった癌にもアプローチできると期待されています。

所在地 東京都港区虎ノ門2-2-2
電話番号 03-3588-1111
診療時間 診療受付時間8:30~ ※受付終了時間は診療科により異なる

がん研有明病院

がん医療を専門的に扱うことを目的に開院されたがん研有明病院では、患者が各診療科を渡り歩くのではなく患者さんを中心に各分野のスペシャリストが集合。チームとなって治療にあたるシステムをとっており、検査・診断から治療、また痛みやメンタル面でのケアまでさまざまな面をサポートします。その実績は高く評価されており、日本全国、さらには海外からも受診に訪れる人がいるほどです。

所在地 東京都江東区有明3-8-31
電話番号 03-3520-0111
診療時間 9:00~16:00

東京脳神経センター

社会医療法人森山医会に所属する、東京脳神経センター。ここでは主に慢性期の神経疾患や回復期のリハビリを扱っており、とくに日本全国から集めた脳神経外科の医師からなる「福島孝徳脳神経センター」が有名です。福島孝徳医師と言えば世界的に有名な脳神経外科の医師で、彼が認めた高い知識と技術を持つ医師による脳腫瘍手術を受けることができます。

所在地 東京都江戸川区西葛西7-12-7
電話番号 03-3675-1211
診療時間 9:00~午前診察受付分終了まで

独立行政法人国立病院機構 東京医療センター

がん診療連携拠点病院としての指定を受けている病院で、低侵襲ロボット支援手術や高度放射線治療、内視鏡低侵襲手術などに対応しています。がん治療センターを開設し、他科との連携を図るだけでなく、外来の化学療法を行う患者に対しても丁寧なサポートが行える体制を整備。外部放射線治療装置による治療や小線源治療などにも対応しており、より体への負担が少なく、的確かつスピーディーな放射線照射が行える治療を提供しています。

所在地 東京都目黒区東が丘2-5-1
電話番号 03-3411-0111
診療時間 【受付】月曜~金曜:8:30~11:00

東京逓信病院

東京都千代田区にある病院で急性期医療機関としての役割だけでなく、総合的がん診療医療機関として、がんを患っている方を全面的にサポートできる体制を整えています。ライナックと呼ばれる機器を用いた放射線治療に対応しており、最大限体への侵襲を抑えた治療を提供。高齢者や合併症を抱えた方に対しても、幅広い治療法を提案し、患者中心のチーム医療を実施しています。さらにがん相談支援センターを開設し、がんの症状やサポートなどの悩みを気軽に相談でき、ほかのがん患者とのコミュニケーションが取れる場も設けています。

所在地 東京都千代田区富士見2-14-23
電話番号 03-5214-7111
診療時間 9:00~12:00/13:00~17:00

JR東京総合病院

放射線療法や化学療法、薬物療法、外科的手術療法など、様々な治療に対応している病院です。治療と就労の両立を積極的にサポートしており、放射線療法や化学療法などは外来でも対応できる体制を整えています。乳がんなどの放射線治療は朝の8時から行うなど、仕事をしている方にとっては通いやすい取り組みも実施。緩和ケア外来やセカンドオピニオン外来、また肺炎や口内炎などの合併症を抑えるための口腔ケアなどのサポートも行っています。

所在地 東京都渋谷区代々木2-1-3
電話番号 03-3320-2210
診療時間 【受付】8:40~11:00

日本赤十字社医療センター

日本赤十字社医療センターは日本における赤十字社の医療機関として最初の病院であり、その歴史は1886年の創設にまでさかのぼります。1891年に現在の場所へ移転してからも100年以上にわたって地域の人々の健康を守り続けており、癌治療についても高精度放射線治療を含めた癌の三大治療の全てを受けることが可能です。

また、癌治療の方針検討や緩和ケアについて相談できる「プランニングサポート外来」が設置されていることも特徴です。

所在地 東京都渋谷区広尾4-1-22
電話番号 03-3400-1311
診療時間 8:30~11:00(初診)

公立昭和病院

総合病院として、地域の癌治療の拠点となっている公立昭和病院。放射線治療や化学療法、外科的治療といった三大治療を網羅しており、癌患者や家族が様々な悩みを相談できる「がん相談支援センター」も特徴です。

2022年4月時点で院長を務める上西医師は東京大学名誉教授や医学博士、日本消化器内視鏡学会元理事長といった肩書きを持つ消化器外科医であり、病院全体でも積極的な医療環境の拡充を追求しています。

所在地 東京都小平市花小金井八丁目1番1号
電話番号 042-466-1802(がん相談専用電話番号)
診療時間 9:00~11:00(診察受付)

複十字病院

複十字病院はそもそも国内における結核治療・研究の中心機関として設立された歴史を持ちます。そのため、歴史的にも呼吸器疾患の治療を得意としており、結核患者が減少してからは肺癌の治療を中心とした医療を提供してきました。現在は肺癌と大腸癌、そして乳癌を主として、様々な医師が連携して患者の治療に当たる集学的医療を実践しています。

放射線治療では外部照射の他にも、アイソトープ治療薬を使った内用療法を受けられます。

所在地 東京都清瀬市松山3-1-24
電話番号 042-491-4111
診療時間 平日8:30~17:00/土曜8:30~12:00

東京労災病院

東京都から地域医療支援病院として認定されている中核病院であり、令和3年度の年間外来患者数が20万人を超えるなど、地域住民の健康を支える基盤として機能しています。癌治療に関しても放射線治療を始めとして様々な治療法を提供しており、標準治療はもちろん先進治療などの治療法が幅広く検討されていることも特徴です。放射線治療は画像システムなど複数の機器と照射装置を連携させて、より高精度の治療プランを構築しています。

所在地 東京都大田区大森南4-13-21
電話番号 03-3742-7301
診療時間 8:15~17:00

東京警察病院

東京警察病院は警察関係者の公務災害に備える医療機関として1929年に開設され、それからおよそ一世紀にわたって、地域の一般患者も含めた様々な人の健康を支えてきました。高精度放射線治療装置の導入やロボット支援手術システムの導入など、癌患者のための治療環境を拡充させることにも積極的に取り組んでおり、複数ある診療科と専門センターが診療科の枠を超えて連携しながら、「地域の皆様のための病院」として医療提供しています。

所在地 東京都中野区中野4丁目22番1号
電話番号 03-5343-5611
診療時間 8:30~12:00/13:00~16:30

東京キャンサークリニック

東京キャンサークリニックは「多価樹状細胞ワクチン」を活用した、癌患者への免疫療法を専門的に提供しているクリニックです。樹状細胞は異物や癌細胞といった抗原の情報を他の免疫細胞へ伝え、免疫システムを活性化させて自己治癒力を向上させます。東京キャンサークリニックでは患者由来の樹状細胞と癌細胞を活用して、患者自身の免疫機能を活性化させる「多価樹状細胞ワクチン」を構築し、2週間に1度のペースで投与を行っています。

所在地 東京都千代田区飯田橋1-3-2 曙杉館ビル9F
電話番号 03-6380-8031
診療時間 月~金 8:30~12:00 / 13:00~17:15、土 8:30~12:30

東海大学医学部付属八王子病院

東京八王子市にある東海大学医学部付属八王子病院は、地域の癌治療の基盤を支える基幹病院として専門的な癌治療を提供しています。従来の放射線照射(3D-CRT)はもちろんとして、専用のコンピューターシステムを採用した高精度放射線治療を実施しており、定位放射線治療や強度変調放射線治療など様々な治療プランの中から、患者にとって適切な治療内容を提案してくれることが重要です。

所在地 東京都八王子市石川町1838
電話番号 042-639-1111
診療時間 8:00~11:00(診療開始は8時30分)

武蔵野赤十字病院

武蔵のエリアの健康を支える武蔵野赤十字病院は、多くの患者が訪れる総合病院であり、癌患者に対しても高精度放射線治療など専門的かつ高度な治療プランを提案しています。また、放射線科の代表医師は東京医科歯科大学医学部で臨床教授を務めている星医師であり、臨床現場として患者の治療を行っているだけでなく、新しい放射線治療などの技術開発や医学研究にも尽力していることが特徴です。

所在地 東京都武蔵野市境南町1-26-1
電話番号 0422-32-3111
診療時間 8:30~11:00

国立成育医療研究センター

主として小児癌や青少年の病気、女性の乳癌放射線治療などを取り扱っている国立の医療機関です。小児癌の治療に関しては、高精度放射線治療を活用した小児癌治療を提供しており、子どもが安心して放射線治療を受けられるようにと院内全体で様々な取り組みを実践しています。また、外科的治療についても国立がん研究センター中央病院と連携しながら、専門分野である医師による医学的根拠にもとづいた手術や治療が実施されます。

所在地 東京都世田谷区大蔵2-10-1
電話番号 03-3416-0181
診療時間 9:00~17:00

慶應義塾大学病院

慶應義塾大学病院は、臨床現場としての価値と、教育現場や研究期間としての価値を持つ医療機関です。また、慶應義塾大学病院の放射線科学教室は1920年に開設されて以来、100年以上にわたって放射線治療を取り扱ってきた専門機関でもあります。新しい放射線治療の研究開発を行いながら、臨床の現場でどのように活用できるのか、また治療効果についても検討され、各自に合わせたプランを提案してくれます。

所在地 東京都新宿区信濃町35
電話番号 03-3353-1211
診療時間 8:40~11:00(予約制)

三井記念病院

1909年に設立された病院であり、一世紀以上にわたって地域住民の健康を守り続けてきた歴史を有している医療機関です。常勤医師の全員が専門資格を持った放射線診断科や放射線治療科が、その他の全ての診療科とも連携しながら、患者のために治療計画をプランニングしたり、低侵襲な放射線治療などを提供したりしています。

所在地 東京都千代田区神田和泉町1番地
電話番号 03-3862-9111
診療時間 9:00~17:00(土曜は12:30まで)

荏原病院

東京都大田区にある荏原病院は、豊富な放射線治療件数を有する総合病院です。1898年に設立されて以来、地域の人々の健康や安全を支えてきました。
癌治療については放射線治療や手術、化学療法といった標準治療を土台として、アイソトープ検査や集学的治療など多角的な治療プランを提案してくれることが特徴です。また、高精度放射線治療である3DCRT(3次元原体照射)といった低侵襲治療もポイントです。

所在地 東京都大田区東雪谷4-5-10
電話番号 03-5734-8000
診療時間 8:30~17:00(診療科及び曜日によって変動)

苑田会放射線クリニック

苑田会グループの系列病院として、放射線治療を専門的に取り扱っているクリニックです。患者個人からの予約は受け付けておらず、地域の医療機関や患者のかかりつけ医からの依頼によって、現在進行形で行われている癌治療を高精度放射線治療によってサポートしていることが特徴です。

放射線治療では、強度変調放射線治療や定位放射線治療など複数の治療プランを提案しています。

所在地 東京都足立区保木間3-4-19
電話番号 03-5851-5751
診療時間 9:00~17:00

東京西徳洲会病院

徳洲会グループの一員である東京西徳洲会病院では、東京都昭島市を拠点として様々な患者への癌治療を提供しています。また、平成28年4月からは「東京都がん診療連携協力病院(乳)」にも指定されており、標準治療を土台とした包括的がん診療で幅広い癌患者への治療やサポートが実践されていることも特徴です。

包括的がん診療センター(オンコロジーセンター)や乳腺腫瘍センターといった癌治療に関する専門科が開設されています。

所在地 東京都昭島市松原町3-1-1
電話番号 042-500-4433
診療時間 9:00~18:30

国立がん研究センター中央病院

国立がん研究センターと連携しながら、全身のさまざまな癌に関して多角的な治療を提供しているのが国立がん研究センター中央病院です。放射線治療装置「リニアック」や、「サイバーナイフ」、「MR画像誘導放射線治療装置」などが導入されており、従来の放射線治療から高精度放射線治療まで幅広く対応しています。

MR画像誘導放射線治療装置を活用することで、術中にリアルタイムの画像診断を行いながら放射線照射の誤差を修正しています。

所在地 東京都中央区築地5-1-1
電話番号 03-3542-2511
診療時間 ※診療科によって異なります

東京医科大学病院

外科的手術をはじめ、薬物療法・化学療法・放射線療法など幅広い治療プランを提供している病院です。去勢抵抗性前立腺がんに対するラジウム‐223の放射線治療や中心型早期肺がんに対するレーザー治療など、様々な治療プランを提案しています。平成23年より「がん診療連携拠点病院」の指定も受けており、がん治療の相談窓口も設置。患者だけでなく家族へのケアも重視しており、がん治療への悩み・不安の相談に乗る体制も整っています。

所在地 東京都新宿区西新宿6-7-1
電話番号 03-3342-6111
診療時間 【受付】平日8:00~11:00~14:30
第1、3、5土曜日8:00~11:00

東京都立墨東病院

地域がん診療連携拠点病院としての指定を受けている病院で、緩和ケアやがん相談室などの体制が完備されています。ロボット手術であるダビンチを導入しており、低侵襲手術ができる環境があり、放射線治療装置(リニアック)などの設備も充実。手術療法・化学療法・薬物療法など、それぞれの状況にあわせて治療プランを提案してくれます。地域の医療機関との連携も積極的に図っているため、キャンサーボードでは自由に他の医療機関のスタッフも参加可能です。

所在地 東京都墨田区江東橋4-23-15
電話番号 03-3633-6151
診療時間 要問合せ

東京臨海病院

肺がん・胃がん・大腸がん・乳がん・肝がん・前立腺がんに対し、東京都がん診療連携協力病院に認定されている病院です。放射線科・外科・呼吸器内科・消化器内科など複数の診療科と連携を図り、より最適な治療プランを総合的に考えた上で提案。リニアック装置やCTシミュレーター装置、3次元治療計画装置といった設備を完備し、身体への負担を抑えた治療が行える環境となっています。

所在地 東京都江戸川区臨海町1-4-2
電話番号 03-5605-8811
診療時間 平日8:00~11:00/13:00~16:00
第2・4土曜8:00~10:30

新山手病院

平成元年に名称を変更し、がん化学療法センターや肉腫センター、放射線診療センターなどを開設し、様々な疾患に対応できる環境を整えています。放射線治療においてはリニアックを導入し、正常な細胞への線量を抑えたうえでターゲットに多くの線量を集中的に照射。がんの種類や状態によっては外科的手術や化学療法などの治療も選択し、一つの治療だけでなく、複数の治療を組み合わせることもあるでしょう。

所在地 東京都東村山市諏訪町3-6-1
電話番号 042-391-1425
診療時間 8:30~15:00

公立阿伎留医療センター

大正14年より続いている地域の中核病院としての役割を担っている病院です。緩和ケアにも注力し、がん患者や家族向けの「結の会」と呼ばれる相談会を開催しています。また放射線治療では体幹部定位放射線治療・画像誘導放射線治療を提供しており、より短期間かつ確実に照射できるような治療を実施。また手術治療においても開腹手術だけでなく、腹腔鏡下手術などにも対応し、負担の少ない治療ができる環境を整えています。

所在地 東京都あきる野市引田78-1
電話番号 042-558-0321
診療時間 8:00~11:30

セレンクリニック東京

セレンクリニック東京は、2023年7月時点で閉院しており、公式サイトも確認できません。

所在地 -
電話番号 -
診療時間 -

希少がんセンター

希少がんセンターは、癌の中でも特に希少癌として分類される癌の治療や研究を専門的に扱う医療機関であり、国立がん研究センターに所属する国家機関としても知られています。日本国内における癌治療や癌研究の中心的役割を担う機関として積極的な治療提供や臨床研究を行っている他、国内外の医学界などで発表されているデータや情報の収集と分析、評価なども実施しています。

センター内では放射線治療専門医による放射線・陽子線治療などが行われています。

所在地 東京都中央区築地5-1-1
電話番号 03-3547-5130
診療時間 9:00~16:00(受付時間)

AIC八重洲クリニック

AIC八重洲クリニックは総勢100名を超える放射線診断専門医や放射線技師、PET-CT薬剤の院内製造者が所属するクリニックであり、MRIやCTといった画像診断装置を活用して癌の早期発見や現状分析のための画像検査を専門に扱っている特化型クリニックです。

放射線診断専門医がキヤノン製の高精細画像診断装置を使いながら、さらに個々の得意な部位や分野について診断を行う専門診断体制が確立されており、検査の確実性や効率性が強化されています。

所在地 東京都中央区日本橋2-1-18 AIC八重洲クリニックビル
電話番号 0120-786-055
診療時間 月~土8:40~21:00、日・祝8:40~18:00

東京大学医科学研究所附属病院

東京大学医科学研究所附属病院は東京大学の付属研究期間であり、同時に医療機関としても日本の癌治療や各種治療をリードしています。希少癌を含めた様々な癌に対する治療を提供しており、標準治療はもちろんとして先進治療や複合治療、新薬を使った先端治療など、現時点で研究段階にある治療や医薬品についても積極的に効果や価値などを検証しています。癌治療に精通した医師も複数所属しています。

所在地 東京都港区白金台4-6-1
電話番号 03-5449-5560
診療時間 午前8時30分~11時30分
午後12時30分~4時00分

東京CAクリニック

東京CAクリニックでは一般外科と一般内科に加えて、癌治療に特化した免疫療法を提供しています。複数の免疫療法だけでなく、化学療法や放射線治療などの標準治療も併用しながら、多段階式の免疫療法を実施することで癌治療としての品質を追求している点が特徴です。すでに癌治療を行っている医療機関や主治医とも連携して、癌患者の状態や治療歴といったデータをしっかりと検証しながらプランニングしています。

所在地 東京都港区白金台4-9-19 HAPPO-EN URBAN SQUARE 4F
電話番号 03-6407-9147
診療時間 10:00〜17:00

東京国際大堀病院

東京国際大堀病院では放射線診断専門医による画像診断などの体制強化を進めながら、手術支援ロボットのように高品質な治療を実現するための医療機器・設備の導入にも力を入れています。複数の手術支援ロボットを活用したロボット手術では、泌尿器系の癌や婦人系の癌に対して低侵襲な治療を提供しており、国内A級・国際A級ライセンスを持つ医師が患者への負担を軽減しながら早期の社会復帰をサポートしています。

所在地 東京都三鷹市下連雀4-8-40
電話番号 0422-47-1000
診療時間 8:30〜11:30
13:00〜16:00

東京がんクリニック

東京がんクリニックでは免疫療法を用いた癌治療を提供しており、特に光免疫療法と標準治療を組み合わせた複合的な免疫治療などを取り扱っていることがポイントです。東京がんクリニックの光免疫療法では、癌細胞に反応性を有する免疫抗体に近赤外線を照射して、免疫機構を活性化して癌への攻撃力を高めます。従来の標準治療をサポートする治療法として、東京がんクリニックでは末期癌患者などにも適用性を認めています。

所在地 東京都中央区日本橋室町1-9-15 千切屋東京ビル9階
電話番号 0120-833-177
診療時間 平日9:00~18:00

藤崎病院

1970年の開設から半世紀にわたって、江東区エリアの住民の健康を見守っている総合病院です。癌治療としては外科治療と化学療法が中心に提供されており、手術前の抗がん剤治療で患者の癌の状態をコントロール。外来化学療法室を設立して通院外来による抗がん剤治療を支援したりと、患者の安全や生活を優先する治療体制を確立しています。また、原発巣と転移巣について執刀医が変わらず、責任を持って対応してくれます。

所在地 東京都江東区南砂1丁目25番11号
電話番号 03-3648-2111
診療時間 平日9:00~13:00/14:00~17:00
土曜9:00~13:00

東京北医療センター

東京都北区赤羽台にある東京北医療センターでは、地域医療支援病院の認定を受けながら赤羽台エリアの人々の健康を見守っています。癌患者に対する治療では、放射線診断科が各診療科のドクターやメディカルスタッフと連携して、化学療法や外科治療などを組み合わせた集学的治療を実践。なお、併設している国際骨髄腫先端治療研究センター(IMC-ART)では血液内科系の癌研究を行っています。

所在地 東京都北区赤羽台4-17-56
電話番号 03-5963-3311(代表)
03-5963-3421(紹介状あり)
診療時間 平日8:30~17:00
土曜8:30~12:30

北里大学北里研究所病院

北里大学北里研究所病院は1892年(明治25年)に開設され、100年以上にわたって港区エリアの人々の治療や健康支援を行ってきました。癌治療についても積極的に取り組んでおり、癌治療を専門的に研究する「腫瘍センター」を設立。標準治療から緩和ケアや局所療法といった様々な癌治療の研究・検証を行っています。対応可能な癌治療の幅も広げられており、放射線治療についても半世紀以上の実績を積み重ねています。

所在地 東京都港区白金5-9-1
電話番号 03-3444-6161
診療時間 平日7:45~11:30/12:50~16:30
土曜7:45~11:30

東京高輪病院

東京高輪病院の癌治療は化学療法を中心としつつ、放射線診断専門医との連携によって癌の早期発見・早期治療を前提としたチーム医療が重視されています。また、外科治療についても内視鏡を活用した低侵襲治療が積極的に行われており、肝臓癌などの内視鏡手術では治療困難な症例については、対応可能な医療機関を紹介したうえで、それぞれの医療チームが情報を共有しながら癌患者の治療や術後の用量をサポートしてくれます。

所在地 東京都港区高輪3-10-11
電話番号 03-3443-9191(代表)
診療時間 初診8:30~11:30
再診7:45~11:30

銀座並木通りクリニック

銀座並木通りクリニックの提供する癌治療は、癌患者が通院によって緩和ケアを受けられるための外来通院緩和診療。癌患者のための緩和ケアを、自宅で生活しながら通院診療で受けられる体制を構築しており、低用量抗がん剤治療や免疫療法、休眠療法など緩和的処置を複数用意しています。また医療コーディネーターによる無料電話相談や訪問看護、ホスピス案内など寄り添った対応をしてくれます。

所在地 東京都中央区銀座4-2-2 第1弥生ビル7F
電話番号 03-3562-7773
診療時間 平日10:00~18:00

東京共済病院

東京共済病院は二次救急医療機関として、東京都目黒区の地域住民ために治療基盤を構築し、安心安全を見守っています。高精度放射線照射装置の導入によって高精度放射線治療を行える環境を整え、さらに化学療法については腫瘍内科を設立するなど、院内の治療環境の拡充に取り組んでいます。標準治療だけでは対処困難とされる癌患者についても、専門センターを設立してQOLに配慮した診療メニューを提供します。

所在地 東京都目黒区中目黒2丁目3番地8号
電話番号 03-3712-3151
診療時間 8:00~11:30
13:30~15:00

三田病院

国際医療福祉大学が運営する三田病院は、東京都港区の総合病院として東京都がん診療連携拠点病院の認定を受けています。外科治療や化学療法、放射線治療といった標準治療をはじめ、先進医療や緩和ケアについても積極的に取り組んでいます。新しい治療法の臨床試験や未承認薬の治験など、先進医療の開発にも尽力。再発癌や転移癌、末期癌など幅広い癌患者に対する個別化医療を追求できる点が強みです。

所在地 東京都港区三田1-4-3
電話番号 03-3451-8121
診療時間 8:30~11:30
12:30~16:30

東京クリニック

東京都千代田区にある東京クリニックでは、標準治療と自由診療による先進医療の両面から癌患者へのアプローチを行っています。また、複数の診療科のドクターと連携しながら、総合内科による癌診療や癌治療を実施。免疫療法や陽子線治療、さらにはホウ素中性子捕捉療法(BNCT)などの治療を癌治療メニューとして提供しており、患者ごとにオーダーメイドの癌治療プランを作成しています。

所在地 東京都千代田区大手町2-2-1 新大手町ビル1階、地下1階、地下2階
電話番号 03-3516-7151
診療時間 9:00~12:30
14:00~17:00

東京都済生会中央病院

535床のベッド数を保有する東京都済生会中央病院は港区にある総合病院であり、東京都がん診療連携協力病院としても認可されています。がん診療統括センターを設置して癌治療を取りまとめており、癌患者だけでなく家族のサポートなど包括的な癌ケアを行っていることがポイントです。なお放射線治療医について後進の育成・指導にも力を入れています。

所在地 東京都港区三田1丁目4番17号
電話番号 03-3451-8211
診療時間 8:00~11:30(予約なしの場合)

ICVS東京クリニック

東京都千代田区において、癌の免疫療法を専門的に取り扱っているクリニックです。標準治療での対処が難しい転移癌・再発癌・進行癌を対象と治療を提供。免疫療法の中でも特に、理事長である蓮見賢一郎医師が考案した「HITV療法」という樹状細胞を利用した治療法を取り扱っており、癌患者の血液から採取した樹状細胞を人工的に培養・増殖・活性化させることで、癌細胞に対する免疫強化を図ります。

所在地 東京都千代田区紀尾井町4-1ホテルニューオータニ 新紀尾井町ビル4F
電話番号 03-3222-0551
診療時間 9:00~12:00
13:00~17:00

順天堂医院

順天堂大学医学部付属病院として地域住民の健康を守りつつ、癌治療に関しては治験センターを開設して新しい治療法の臨床研究や治療効果の検証などにも取り組んでいます。標準治療の品質を高められるよう手術支援ロボットや高精度放射線照射装置といった医療設備を積極的に導入。また、ゲノム医療などの先進医療や緩和ケアにも取り組んでおり、あらゆる癌患者に対して集学的治療を提供できるようにと努めている病院です。

所在地 東京都文京区本郷3-1-3
電話番号 03-3813-3111
診療時間 平日9:00~16:00
土曜9:00~11:00

GENE東京クリニック

GENE東京クリニックは、そのクリニック名からも類推されるように「遺伝子(Gene)」をテーマにして癌治療を行っている癌遺伝子治療の専門クリニックです。東京と大阪にクリニックを展開しており、癌患者から採取した細胞の遺伝子解析を行い、原因遺伝子に応じて抗がん剤治療や癌免疫治療といった治療法を検討します。また、従来の標準治療と癌遺伝子治療を複合させた治療法を、主治医と連携して実施することも可能です。

所在地 東京都中央区銀座1-18-2 辰ビル 3F
電話番号 0800-300-2810
診療時間 10:00~19:00

タカラクリニック

タカラクリニックは品川区に医院を開設し、免疫療法や肝細胞療法といったアプローチによって癌患者への医療サービスを提供。また、独自の癌治療プランの策定メソッドとして「TCTP療法:総合的がん治療プロトコル(Total Cancer Treatment Protocol)」を提唱しています。標準治療や先進医療、自由診療といった枠組みにとらわれることなく、患者のための有効性や治療メリットを検討して総合的な治療を行っている点が特徴です。

所在地 東京都品川区東五反田2-3-2 タイセイビル9F
電話番号 03-5793-3623
診療時間 平日10:00~13:30/15:00~19:00
土曜10:00~13:30/14:00~17:00

池袋西口病院

池袋西口病院では消化管領域において、外科的アプローチによる癌治療を行っており、内視鏡を使用することで患者への肉体的負担を軽減した低侵襲治療を推奨しています。内視鏡手術を担当する佐藤健副院長は、日本大腸肛門病学会専門医や日本消化器内視鏡学会専門医、日本外科学会専門医といった複数の専門資格を有する外科医。院長の田中祥子医師と協力して患者のためのチーム医療を実践していることが強みです。

所在地 東京都豊島区西池袋3―2―16
電話番号 03-3982-1161
診療時間 8:30~12:00/13:30~17:00

日本医科大学付属病院

日本医科大学の付属医療機関であり、「がん診療センター」を院内に開設して癌治療に特化した診療体制を強化・整備しています。高精度放射線照射装置リニアックを活用した放射線治療や外科治療(手術)、化学療法、さらには免疫療法やゲノム医療といった標準治療から先進医療まで多角的な癌治療を提供。平成20年から地域がん診療連携拠点病院の認定を受けて地域の癌治療ネットワークを支えています。

所在地 東京都文京区千駄木1-1-5
電話番号 03-3822-2131
診療時間 平日午前8時00分〜午前11時00分・午前11時30分〜午後3時00分
午前8時00分〜午前11時00分・午前11時30分〜午後2時00分

日本大学医学部付属 板橋病院

東京都板橋区にある日本大学医学部付属板橋病院は、癌患者の治療や生活サポートを行う医療機関です。同時に将来の癌治療医を育成する教育機関や、新しい癌治療を研究する研究期間といった複数の顔を有しています。積極的な設備の導入と医療環境の拡充を行っており、高精度放射線照射装置も複数台を導入して定位放射線治療や強度変調放射線治療といった高精度放射線治療を提供しています。

所在地 東京都板橋区大谷口上町30-1
電話番号 [初診予約]03-3972-8197
[代表]03-3972-8111
診療時間 平日8:30~13:00
土曜8:30~11:00

東邦大学医療センター 大森病院

東邦大学の付属病院として大田区で運営されている地域がん診療連携拠点病院です。24時間体制の救急医療センターや通院外来で抗がん剤治療を受けられる化学療法センター、幅広い癌関連のサポートを行っているがん相談支援センターなど、専門センターを複数開設して特化型の医療サービスを提供しています。放射線治療は高精度放射線照射装置を導入して、患者の状態を見極めた上で高精度放射線治療をプランニングします。

所在地 東京都大田区大森西6-11-1
電話番号 03-3762-4151
診療時間 8:30~11:00

帝京大学医学部附属病院

帝京大学医学部附属病院では板橋区の癌治療ネットワークの基盤を構築し、厚生労働省指定の地域がん診療連携拠点病院としてあらゆる癌患者に対応できる医療環境の充実を目指しています。また日本医学放射線学会認定施設として、複数台のリニアックや、各種画像診断装置を利用した高精度放射線治療を実践。日本医学放射線学会代議員である大場洋放射線科長の指導下で後進の育成にも力を入れています。

所在地 東京都板橋区加賀2-11-1
電話番号 03-3964-1211
診療時間 平日8:30~14:30
土曜8:30~11:30

杏林大学医学部付属病院

2022年12月時点で、多摩地域における唯一の大学医学部付属病院として運営されており、がん診療連携拠点病院や特定機能病院といった専門医療機関の指定を厚生労働省から受けている地域医療の基幹病院です。癌治療については「がんセンター」を開設しており、標準治療から先進医療まで含めて癌患者のための治療プランを検討している他、杏林大学医学部の研究チームによる臨床研究も行われています。

所在地 東京都三鷹市新川6-20-2
電話番号 0422-47-5511
診療時間 平日8時45分~12時00分
土曜8時45分~11時00分

プレシジョンクリニック

プレシジョンクリニックグループでは、患者さまのゲノム情報に基づいたがん医療(プレシジョン免疫療法+分子標的薬治療)を提供しています。東京・名古屋・神戸に展開されているクリニックです。医師や看護師、培養士といったスタッフががん治療中の患者さまやご家族のお悩みに向き合っているのです。 樹状細胞ワクチン療法の実績や経験を持っているクリニックでもあります。

所在地 【東京】東京都中央区銀座二丁目8番18号グランベル銀座ビル3階
【名古屋】愛知県名古屋市中区栄四丁目14-2久屋パークビル 2F
【神戸】神戸市中央区北野町1-1 コトノハコ神戸1F 新神戸メディカルビレッジ
電話番号 【東京】03-6228-6062
【名古屋】052-238-3525
【神戸】078-940-2111
診療時間 10:00~18:00

神奈川県

新百合ヶ丘総合病院

地域で不足している病床を補い、地域医療を充実させるために開院されたのが新百合ヶ丘総合病院です。総合病院としてさまざまな部位の癌に対応できるように整えているだけではなく、患者のQOLを意識した治療法を提案・提供しています。例えば外科療法の分野では腹腔鏡下手術やダヴィンチ手術に積極的に取り組み、治療後の早期社会復帰まで念頭に入れた治療に努めています。

所在地 神奈川県川崎市麻生区古沢都古255
電話番号 044-322-9991(代表)
診療時間 月・木9:00~17:00、火・水・金・土8:30~17:00

横浜労災病院

独立行政法人労働者健康安全機構を母体とする横浜労災病院。地域がん診療連携拠点病院の指定も受けており、高度な癌治療の提供と地域における癌情報の発信や他の医療機関との連携を図る中核機関となっています。癌治療の分野においては三大治療を軸とした集学的治療を行っていることはもちろん、緩和ケアをはじめ癌にともなう精神的・経済的な不安に対するサポート体制も充実しています。

所在地 神奈川県横浜市港北区小机町3211
電話番号 045-474-8111(代表)
診療時間 公式HPに記載無し

大船中央病院

大船中央病院が誇る放射線治療は、高度な技術を搭載した装置や信頼性の高い周辺機器、それらを使いこなし複数の手法を組み合わせることによって高い抗がん効果を発揮させる照射技術、そしてそれらを裏打ちする数多くの治療実績が特徴となっています。例えば高いがん抑制率と少ない副作用を特徴とする「体幹部定位放射線治療(ピンポイント治療)」に関しては、医学専門書にもまとめられ、医療関係者に情報提供されています。

所在地 神奈川県鎌倉市大船6-2-24
電話番号 0467-45-2111
診療時間 月~金8:30~17:00、土8:30~12:00

聖マリアンナ医科大学病院

特定機能病院として質の高い医療を提供している聖マリアンナ医科大学病院は、2019年9月に厚生労働省より「がんゲノム医療拠点病院」にも認定されています。患者が持つ固有のがん遺伝子を調べることで患者1人ひとりに合った治療法を提案することができる「ゲノム医療」。聖マリアンナ医科大学では専門の担当医を配置し、他の診療科医や看護師・臨床検査技師など多職種とも連携した迅速なゲノム医療を提供しています。

所在地 神奈川県川崎市宮前区菅生2-16-1
電話番号 044-977-8111
診療時間 初診受付8:30~11:00、再診8:30~11:30

昭和大学横浜市北部病院

2001年に急性期医療を扱う中核病院として開院した、昭和大学横浜市北部病院。外来化学療法室やPET/CTなどの設備を備え、先進医療にも力を入れています。2020年にはゲノム医療連携病院にも指定されました。これにより、癌細胞の遺伝子情報を基に患者固有の癌細胞に直接作用する治療法を提案・提供することができます。

所在地 神奈川県横浜市都筑区茅ケ崎中央35-1
電話番号 045-949-7000
診療時間 平日8:30~17:00、土曜8:30~17:00

東海大学医学部付属病院

神奈川県湘南エリアから県西エリアまで、急性期医療機関の中核となっている東海大学医学部付属病院。がん診療連携拠点病院として放射線治療や外科治療、化学療法などの集学的治療を提供しているほか、2018年にはがんゲノム医療連携病院にも指定され、がんゲノム医療中核拠点病院である慶應義塾大学病院とも連携しゲノム治療の進歩に貢献しています。

所在地 神奈川県伊勢原市下糟屋143
電話番号 0463-93-1121(代表)
診療時間 8:00~11:00

横浜市立大学附属病院

特定機能病院や臨床研修病院、災害拠点病院、そして地域がん診療連携拠点病院など公的医療サービス機関として認定されている横浜市立大学附属病院では、がんと闘う患者の為に「がん総合診療センター」も設置。三大標準治療と緩和治療を主軸に専門性の高い技術を提供するとともに、患者が働きながら治療を続けるための相談窓口など、患者の生活にも寄り添うサポートを行っています。

所在地 神奈川県横浜市金沢区福浦3-9
電話番号 045-787-2800
診療時間 9:00~16:00

神奈川県立がんセンター

がん診療連携拠点病院にも指定されている神奈川県立がんセンターでは、癌標準治療に加えがんワクチン・免疫センターや遺伝子カウンセリング外来、漢方サポートセンターなども設け、さまざまな方面から癌にアプローチする体制を整えています。また手術療法ではロボット手術や内視鏡下手術、放射線療法では重粒子線治療なども取り入れており、難治性癌や希少癌にも対応できるようになっています。

所在地 神奈川県横浜市旭区中尾2-3-2
電話番号 045-520-2222(代表)
診療時間 平日8:30~17:00

済生会横浜市東部病院

済生会横浜市東部病院では、内視鏡下手術支援ロボットや先端技術を取り入れた放射線療法など、最も効果が期待できると考えられる最良の治療法を提供できるようさまざまな準備を整えています。また癌にともなう精神的・社会的苦痛や不安をケアする専門スタッフの充実や、リラックスして治療を受けられる環境づくりにも力を入れています。

所在地 神奈川県横浜市鶴見区下末吉3-6-1
電話番号 045-576-3000(代表)
診療時間 8:00~11:00

北里大学病院

放射線治療を中心に、各診療科と連携をとりながら集学的にがんと取り組む北里大学病院。チーム医療の実践しやすい横つながりの環境が整っており、それぞれのスペシャリストが1つの癌に対して手腕を発揮できるのがこの病院の強みです。加えて院内には集学的がん診療センターも設置し、外来化学療法室やがん相談支援室などの部門を通して、地域がん診療連携拠点病院としての役割も果たしています。

所在地 神奈川県相模原市南区北里1-15-1
電話番号 042-778-8111
診療時間 初診受付時間/平日・土曜(第1・3・5週)8:20~11:00

湘南鎌倉総合病院

湘南鎌倉総合病院では、がん治療として放射線腫瘍科を設置し、根治的放射線治療と同時に癌の痛みや副作用を和らげる緩和的放射線治療にも力を入れています。放射線腫瘍科に携わるのは、放射線腫瘍医を筆頭に、医学物理士や診療放射線技師、看護師、クラークなど。多職種からなる医療チームが関係する他の診療科のスタッフとも連携し、化学療法や手術療法も組み合わせた集学的治療を提供します。

所在地 神奈川県鎌倉市岡本1370番1
電話番号 0467-46-1717
診療時間 9:00~12:00

横浜市立市民病院

横浜市周辺の癌治療ネットワークの中心地として、かかりつけ医からの紹介状にもとづいて高精度放射線治療やロボット支援手術といった癌治療を提供している医療機関です。体の外側から放射線をピンポイントで照射する高精度放射線治療や、放射性物質を服用して体内から放射線を照射する内照射、手術支援ロボット「ダヴィンチ」による精密手術などを行っており、2022年4月からはさらにIMRT専用機「ハルシオン」が追加導入されました。

所在地 神奈川県横浜市神奈川区三ツ沢西町1-1
電話番号 045-316-4580
診療時間 8:00~11:00(予約時間/診療時間は診療科によって変動)

井田病院

放射線治療装置「リニアック」を使った高精度放射線療法に加えて、2020年8月からは高知大学で開発された「KORTUC療法(コータック療法)」も実施しています。コータック療法は消毒液のオキシドール液と美容医療でも用いられるヒアルロン酸の混合液を癌へ注射することで、癌の放射線抵抗力を弱めて、放射線治療の効果を増強できるという治療法です。

また、癌の検査として全身を一回のMRIで検査する「全身精査(DWIBS)」も特徴です。

所在地 神奈川県川崎市中原区井田2-27-1
電話番号 044-766-2188
診療時間 8:30~11:00(初診受付)

相模原協同病院

1945年に設立された総合病院であり、2021年のリニューアル時には放射線治療装置を拡充するなど、現在進行形で発展を続けている医療機関です。癌患者への放射線治療としては、強度変調放射線治療(IMRT)及び強度変調回転照射法(VMAT)を中心に高精度放射線療法が提供されており、さらに他の診療科と協力して集学的治療が実践されています。

なお、放射線治療は根治照射だけでなく、術後のケアなど様々な用途で使われています。

所在地 神奈川県相模原市緑区橋本台4-3-1
電話番号 042-761-6020
診療時間 受付時間8:00~11:30(土曜日は8:00~11:00)

横浜栄共済病院

放射線治療装置「リニアック」と画像誘導システム(IGRT)を併用して、放射線治療として根治照射を行ったり、手術療法や化学療法と連携して集学的治療を構築したりしています。2020年1月には放射線治療品質管理士など診療放射線技師を増員し、さらに同年4月からは常勤の日本医学放射線学会・放射線治療専門医についても人数を拡充することで、より安定した放射線療法環境を構築しました。なお、放射線治療は完全予約制となっているため、診療には事前予約が必要です。

所在地 神奈川県横浜市栄区桂町132番地
電話番号 045-891-2171
診療時間 8:30~11:00

厚木市立病院

70年以上にわたって総合病院として地域住民の健康を守ってきた厚木市立病院は、2022年3月から神奈川県がん診療連携拠点病院としても指定を受け、患者の肉体だけでなくメンタル面のケアやサポートにも取り組んでいます。放射線治療を単体で行う他にも、抗がん剤治療の医師が協力して、化学療法と放射線治療を融合させた集学的治療も行われています。

また、癌患者や家族などが交流する場としてがんサロン「つくしんぼカフェ」もあります。

所在地 神奈川県厚木市水引1-16-36
電話番号 046-221-1570
診療時間 15:00~17:00(電話受付時間)

平塚市民病院

放射線治療や薬物療法(抗がん剤治療、化学療法)、手術といった三大治療に加えて、免疫療法やがんゲノム治療など様々な治療法を手段として、多角的にアプローチする治療プランを提案しています。2017年4月には「がん診療戦略室」を設置し、院内の癌治療環境の拡充や整備を進めてきただけでなく、地域の医療機関と癌診療ネットワークを構築したり、キャンサーボードを企画したりと、幅広い分野で癌治療へ貢献していることが特徴です。

所在地 神奈川県平塚市南原1-19-1
電話番号 0463-32-0015
診療時間 9:00~(初診受付 8:30~11:00)

東名厚木病院

神奈川県がん診療連携指定病院に指定されている病院で、手術や放射線治療、化学療法と言った治療を提供しています。専門的ながん医療や緩和ケアの提供だけでなく、地域のがん医療を行っている医療機関との連携やがん患者への相談支援・情報提供なども実施している病院です。がん緩和ケアにも力を入れており、外来・訪問・入院で患者や家族の悩みや辛さなどを緩和できるようにサポート。キャンサーボードも定期的に開催され、がん診療の質の向上を目指す目的で行われています。

所在地 神奈川県厚木市船子232
電話番号 046-229-2552
診療時間 ※診療科によって異なります

新横浜かとうクリニック

一般診療にも対応しているクリニックです。がん治療では個別化治療を実施しており、がんの状態に合わせてオーダーメイドの治療プランを立案しています。また免疫療法の中でもNK療法やDC療法などを提供。抗がん剤治療や放射線治療などと併用することも可能で、より適した治療が行えるようにサポートしてくれます。ただ自由診療となり、医療相談も有料となるので費用面に関しては事前に確認しておきましょう。

所在地 神奈川県横浜市港北区新横浜2-6-13 新横浜ステーションビル8階
電話番号 045-478-6180
診療時間 10:00~18:00

川崎幸病院

通常の外来診療に対応をしていません。手術・化学療法・放射線治療・免疫療法の4大がん治療を行っており、一つだけの治療ではなく、それぞれを組み合わせながら治療を実施しています。放射線治療においてはエレクタシナジーを導入し、より的確に照射が行える体制を完備。さらに退院に向けてのサポートも行っており、看護師や薬剤師、臨床心理士などが悩みや不安の相談に乗ってくれます。

所在地 神奈川県川崎市幸区大宮町31番地27
電話番号 044-544-4611 (代表)
診療時間 要問合せ

神奈川県立こども医療センター
小児がんセンター

小児がん拠点病院として指定を受けている病院です。小児がんを主に診療を行う「小児がんセンター」を設置し、ファシリティドッグなど子供が治療に頑張れるような環境を整えています。放射線治療でもリラックスできる環境になるよう治療中に好きな音楽やDVDを流すことも可能で、検査機器には可愛いシールなどでラッピングするといった工夫も施されています。また家族などが相談できる小児がん相談支援室などを設置。

所在地 神奈川県横浜市南区六ツ川 2-138-4
電話番号 045-711-2351
診療時間 9:00~17:00

太田総合病院

神奈川県川崎市にある太田総合病院は、大正14年の設立から約100年にわたって地域住民の健康や安心をサポートしてきた医療機関です。転移癌の患者に対して放射線撮影装置を活用した画像下治療(IVR)を提供しており、放射線科や外科、内科などの医療スタッフが連携してチーム体制による医療サービスを提供しています。また、放射線科の部長を務める山下医師は日本医学放射線学会・放射線科専門医などの複数の資格を取得しています。

所在地 神奈川県川崎市川崎区日進町1-50
電話番号 044-244-0131
診療時間 平日9:00~11:30/13:00~16:30

日本医科大学 武蔵小杉病院

日本医科大学武蔵小杉病院は神奈川県川崎市エリアの中核病院として、放射線科や皮膚がんセンター、外来化学療法室といった癌治療に関する専門部署やセンターを複数開設しています。また、高精度放射線治療装置「リニアック」や手術支援ロボット「ダヴィンチ」といった医療機器を積極的に導入しており、患者への肉体的ダメージを低減しながら、治療効果や術後の再発予防を期待できる術式や治療法の実現に取り組んでいることも重要です。

所在地 神奈川県川崎市中原区小杉町1-383
電話番号 044-733-5181
診療時間 平日8:30~15:00<br>土曜8:30~14:00

湘南藤沢徳洲会病院

1980年に総合病院として設立された湘南藤沢徳洲会病院は、日本各地に医療機関を展開している徳洲会の系列病院であり、高精密度放射線治療センターには日本医学放射線学会の専門医などが、患者の癌や症状に合わせた治療プランを構築します。また、放射線治療と手術や化学療法を組み合わせたハイブリッド治療も実践しており、手術支援ロボット「ダヴィンチ」のような医療機器の導入にも力が入れられています。

所在地 神奈川県藤沢市辻堂神台1-5-1
電話番号 0466-35-1177
診療時間 ※診療科によって異なります
(受付時間は原則8時から)

横須賀市立うわまち病院

横須賀市立うわまち病院は明治時代に設立された100年以上の歴史を持つ病院であり、地域の人々の健康をサポートしながら癌患者の治療などに当たってきました。現在は高精度放射線治療センターを開設し、前立腺癌患者などに高精度放射線治療である強度変調放射線治療(IMRT)を実践しています。また、IMRTの進化版である強度変調回転放射線治療(VMAT)も採用しており、照射時間をさらに短縮させつつ転移癌への治療効果も高めています。

所在地 神奈川県横須賀市上町2-36
電話番号 046-823-2630
診療時間 8:30~11:30(初診受付時間)

けいゆう病院

けいゆう病院ではアメリカのバリアン社製の放射線治療システム「TrueBeam」を導入しており、強度変調放射線治療や強度変調回転放射線治療、定位放射線治療といった高精度放射線治療だけでなく、専用のソフトウェアを活用して脳腫瘍へ効率的に放射線をピンポイント照射する「HyperArc」などを実践しています。また、手術支援ロボットについても第4世代のダヴィンチを導入しており、外科治療の精度の向上に取り組んでいることが強みです。

所在地 神奈川県横浜市西区みなとみらい3丁目7番3号
電話番号 045-221-8181
診療時間 (初診の場合)平日8:20~11:30<br>土曜8:20~11:00

東京月島クリニック

東京月島クリニックは「がん治療」と「アンチエイジング」の両面から健康的に生活するための治療を提供しています。中でもがんの先進治療では遺伝子治療や光免疫療法などといった末期でも適応することが可能で、かつ副作用が少ない治療のアプローチを行います。患者の希望や治療内容・経緯に合わせた治療により、共にがん治療と向き合い続けます。

所在地 東京都中央区佃1-11-8ピアウエストスクエア 2F
電話番号 0120-474-770
診療時間 9:30~13:00、14:00~18:00

千葉県

船橋市立医療センター

船橋市立医療センターは千葉県がん診療連携拠点病院として認定されている医療機関であり、高精度放射線照射装置や手術支援ロボットなど様々な医療機器の導入や治療法の検討といった取り組みにも力を入れています。放射線治療に関しては、「切らない癌治療」として根治目的の放射線治療から、患者の痛みや心身の負担をケアするための緩和的治療という目的を持った放射線治療まで、それぞれのニーズやケースに対応した治療プランを提案します。

所在地 千葉県佐倉市江原台 2丁目36番2
電話番号 047-438-3321
診療時間 平日午前8時30分~午前11時

海浜病院

海浜病院は千葉県千葉市にある病院であり、日本医学放射線学会の放射線治療専門医が所属する放射線治療科を開設しているなど、独自の取り組みを行っていることが特徴です。大人から乳幼児、果ては胎児までシームレスな診療を受けられる体制の確立にも取り組んでおり、それぞれの診療科の医師が連携して患者をサポートする集学的治療が実践されています。また、患者の家族に対する心身のケアが大切にされている点も重要です。

所在地 千葉県千葉市美浜区磯辺3-31-1
電話番号 043-277-7711
診療時間 午前8時30分~午前11時30分

聖隷佐倉市民病院

明治7年に設立され、それ以来およそ150年にわたって地元の人々の健康や安心を守るために運営されてきた総合病院です。放射線治療科の川上部長は、日本医学放射線学会放射線治療専門医と日本放射線腫瘍学会認定医の資格を持つプロフェッショナルであり、複数の診療科が連携して一人の患者の治療プランを完成させられるよう集学的治療や包括的ケアサポートが実施されます。

所在地 千葉県佐倉市江原台 2丁目36番2
電話番号 043-486-1151
診療時間 平日8時00分~11時00分(午前診療)<br>平日8時00分~15時30分(午後診療)

千葉徳洲会病院

千葉徳洲会病院は厚生労働省研修指定病院の認定を受けている病院であり、新しい癌の治療法や設備機器の検証の他、医療従事者の後進育成にも努めていることが特徴です。放射線治療科部長の播野医師は、日本医学放射線学会の放射線治療専門医や、日本放射線腫瘍学会治療専門医、日本核医学会PET認定医を持つ医師です。定位放射線治療や強度変調放射線治療といった従来技術よりも高品質な治療法を積極的に導入しており、患者の要望を反映させた治療プランを提案しています。

所在地 千葉県船橋市高根台2-11-1
電話番号 047-466-7111
診療時間 平日9:00~12:00/14:00~15:30/17:00~19:00<br>土曜9:00~12:00

亀田総合病院

亀田メディカルセンターの中核として救急救命センターや基幹災害医療センター、地域がん診療連携拠点病院、地域医療支援病院など地域の公的医療サービスの殆どに認定されている亀田総合病院。癌治療に関しては腫瘍内科、腫瘍外科、放射線治療センター、がんサポート外来の4つを主軸に、各診療科を超えた連携体制で治療にあたります。

所在地 千葉県鴨川市東町929番地
電話番号 04-7099-1111(予約センター)、04-7092-2211(代表)
診療時間 8:30~11:30、11:30~16:00(予約制)

千葉大学医学部附属病院

創立150年近くにもなる千葉大学医学部附属病院は、2008年から地域がん診療連携拠点病院の指定も受け、地域のがん医療の中核を担う病院としても機能しています。抗がん剤治療を1つの診療科として独立させた腫瘍内科、高精度放射線治療システムを駆使し各医師が連携して治療にあたる放射線科、そして癌治療の主軸とも言える外科。これらの治療を組み合わせ、患者とその癌に高い効果を発揮する治療法を提供します。

所在地 千葉県千葉市中央区亥鼻1-8-1
電話番号 043-222-7171
診療時間 9:00~17:00

国保旭中央病院

地域がん診療連携拠点病院でもある国保旭中央病院では、高精度な診断機器「RET-CT」や高精度放射線治療機器「Vero4DRT」といった先端機器を導入しているだけでなく、チーム医療として医師や看護師らチームのメンバーが定期的に集まり治療に関する情報や意見を交える場をつくり、患者やその家族の精神的・社会的ケアに至るまできめ細やかなサポートを行います。

所在地 千葉県旭市イの1326
電話番号 0479-63-8111
診療時間 初診外来受付時間7:45~11:00

QST病院(旧:放射線医学総合研究所病院)

以前「放射線医学総合研究所病院」と呼ばれていたQST病院は、その名の通り放射線、それも重粒子線治療に特化した癌治療のみを専門とする病院です。国内で重粒子線治療を実施しているのは、QST病院を含めて数少ない病院でのみ。重粒子線治療をリードする医療機関として世界からも注目されており、海外から重粒子線治療を求めて診療を受けに訪れる人も少なくないようです。

所在地 千葉県千葉市稲毛区穴川4-9-1
電話番号 043-206-3306(代表)
診療時間 8:30~17:00

千葉県がんセンター

昭和47年にがん専門病院としてスタートした千葉県がんセンターは、2018年には都道府県がん診療拠点病院の再指定も受け、地域における癌医療施設の連携をまとめる重要な役割も果たしています。院内には原発部位ごとの診療科目のほかに、内視鏡科や遺伝子診療科、外来化学療法科なども設置。それぞれの科で新しい治療技術や機器、システムを取り入れることで最良の治療を提供できるよう尽力しています。

所在地 千葉県千葉市中央区仁戸名町666-2
電話番号 043-264-5431
診療時間 9:00~17:00

成田病院

2020年に開院した、次世代医療機関と言われているのが成田病院です。癌治療に関しても、三大癌治療に次ぐ「第四の治療」と呼ばれる免疫療法やIVR(CT・MRI・PET-CT・カテーテル)にトモセラピーを組み合わせた「インターベンショナルラジオロジー」といった治療方法を導入し、副作用や痛みの少ない治療、転移癌や難治性癌への効果も期待できる治療を提供しています。

所在地 千葉県成田市畑ケ田852
電話番号 0476-35-5600(代表)
診療時間 公式HPに記載無し

順天堂大学医学部附属浦安病院

千葉県を代表する順天堂大学医学部附属浦安病院。癌治療に関しては放射線科に加え、2008年には別組織として癌治療センターを新設しました。化学療法や緩和ケアなどを有するこの治療センターでは、放射線療法と連携した治療を提供しチームとなって癌治療にあたります。また放射線科では「トモセラピー」も採用。難しい症例に効果を発揮すると期待されています。

所在地 千葉県浦安市富岡2-1-1
電話番号 047-353-3111
診療時間 診療受付時間8:00~11:00

東京歯科大学市川総合病院

東京歯科大学市川総合病院は東京歯科大学の系列病院であり、千葉県市川市の地域がん診療連携拠点として、地域住民の癌予防や癌患者の治療などに当たっている医療機関です。
放射線治療装置「トモセラピー」を使った放射線治療を専門とする医師による高精度放射線治療の他、院内に「口腔がんセンター」を開設しており、口腔外科を専門とする歯科医師と各診療科の医師が連携して口の中から全身まで広い範囲の癌治療を行っていることも見逃せません。

所在地 千葉県市川市菅野5-11-13
電話番号 047-322-0151
診療時間 平日 9:00~17:00/土曜 9:00~12:00(第2土曜日は休診)

鎌ケ谷総合病院

鎌ケ谷総合病院ではトモセラピー装置「Radixact」や手術支援ロボット「ダビンチ」といった医療機器を積極的に導入し、さらに各診療科の医師が連携して患者のための治療プランを実践しています。また、トモセラピー治療を行う際には専用CTを併用して患者の癌の状態を詳細かつ正確にチェックしており、得られる情報にもとづいて放射線の照射強度を調節しながら癌細胞だけに照射する「強度変調放射線治療(IMRT)」は重要です。

所在地 千葉県鎌ケ谷市初富929-6
電話番号 047-498-8111
診療時間 予約受付は平日9:00~17:00

松戸市立総合医療センター

日本医学放射線学会・放射線治療専門医が患者ごとにオーダーメイドの治療プランを構築し、状況に応じて泌尿器科など他の診療科とも連携しながら多角的なアプローチで癌治療を提供しています
松戸市立総合医療センターに導入されている放射線治療装置は、高精度放射線治療装置「リニアック」であり、定位放射線治療(SRT)や強度変調放射線治療(IMRT)といった治療を得意としています。その他、骨転移のある癌患者に対して、放射性医薬品を活用した体内投与治療なども実践されていることが特徴です。

所在地 千葉県松戸市千駄堀993番地の1
電話番号 047-712-2511
診療時間 ※診療科によって異なります
(受付時間は午前8時30分~午前11時)

新松戸中央総合病院

新松戸中央総合病院では院長自身が消化器病センター長を兼任しており、日本外科学会・外科専門医として活躍しています。また、新松戸中央総合病院では手術支援ロボット「ダビンチ」を導入し、有資格者が従来の開腹手術や内視鏡手術よりも高精度の外科治療を実践している点が強みです。

放射線治療に関しても元国立がんセンター中央病院で放射線治療部長を務めていた医師によって、高精度放射線治療装置を活用した治療が提供されています。

所在地 千葉県松戸市新松戸1丁目380番地
電話番号 047-345-1111
診療時間 ※診療科によって異なります
(セカンドオピニオン外来は完全予約制)

セコメディック病院

千葉ガンマナイフセンターではガンマ線を活用した照射治療によって、脳の奥に存在する手術困難な悪性腫瘍などに対してもピンポイントのアプローチを行っている点が特徴です。また、その日の患者の容態に合わせた抗がん剤の混合調整や、日本外科学会・外科専門医による低侵襲手術の実施など、患者のためを第一に考えた治療プランの考案や治療の実践が重視されていることも見逃せません。

また、セカンドオピニオンは夜間・休日も可能な限り対応します。

所在地 千葉県船橋市豊富町696-1
電話番号 047-457-9900
診療時間 8:00~11:30/12:00~16:00

日本医科大学千葉北総病院

日本医科大学千葉北総病院では院内に27の診療科(2022年12月時点)を開設しており、それぞれの診療科に所属する医師が互いの得意分野を合わせて全身的なケアをする集学的治療を目指しています。高精度放射線照射装置の「CLinac ix」や核医学診断装置「Bright View」といった設備も導入しており、従来の放射線治療では対応困難とされてた肺への照射治療や頭部を固定せずに行う定位放射線治療が可能です。

所在地 千葉県印西市鎌苅1715
電話番号 0476-99-1111
診療時間 9:00~16:30

千葉西総合病院

医師として海外でも活躍経験のある三角医師が院長を務める千葉西総合病院では、2016年に手術支援ロボット「ダビンチXi」を導入し、さらに2023年1月現在ではダビンチの2台体制でロボット支援手術を行っています(2023年5月18日調査時点)。また、必要に応じて放射線治療や化学療法と組み合わせて治療効果を高める集学的治療も行われており、特に放射線画像診断を行う放射線科コメディカルは24時間・365日体制で各診療科の治療をサポートしていることが特徴です。

所在地 千葉県松戸市金ケ作107-1
電話番号 047-384-8111(代表)/047-709-3677(予約専用)
診療時間 平日9:00~17:00/土9:00~12:30

東京慈恵会医科大学附属 柏病院

柏エリアの地域がん診療連携拠点病院として、癌患者を含めた様々な人々の健康をサポートしています。また東京慈恵会医科大学医学部という学術機関の附属病院である特性も活かして、将来の癌治療を担う専門医や認定医の育成にも力を入れています。高精度放射線照射装置「TrueBeam」とリアルタイム画像誘導装置を活用した強度変調放射線治療など、高精度放射線治療を積極的に行っています。

所在地 千葉県柏市柏下163-1
電話番号 04-7164-1111
診療時間 平日9:00~(診療科によって異なる)

国立病院機構 千葉医療センター

明治41年に設立された医療機関であり、100年以上にわたって様々な病気や患者の治療を行っている国立病院機構 千葉医療センター。地域がん診療連携拠点病院として指定されている現在は、標準治療の中でも特に外科治療を積極的に行いつつ、化学療法や放射線治療も組み合わせた複合診療体制による集学的治療を提供。放射線科ではリニアックを導入しており、がん治療に関する特定の資格をもった医師が治療を担当します。

所在地 千葉県千葉市中央区椿森4-1-2
電話番号 043-251-5311
診療時間 平日8:30~11:30(一部診療科は10時まで)

成田赤十字病院

成田市の地域がん診療連携拠点病院として、あらゆる癌患者やその家族をサポートできるよう診療体制を強化。特に呼吸器領域の癌について専門性を追求した「肺がん治療センター」を千葉大学医学部付属病院と協力して開設しています。放射線治療に関しては高精度放射線照射装置リニアックを導入して、根治的放射線治療から緩和ケアを目的とした緩和的放射線治療まで幅広いニーズに対応可能です。

所在地 千葉県成田市飯田町90-1
電話番号 0476-22-2311
診療時間 8:30~11:00

君津中央病院

20年以上にわたって地域がん診療連携拠点病院として癌患者の治療を行ってきた君津中央病院。地域の癌治療ネットワークの基盤を構築できるよう様々な診療科の専門医や認定医が連携し、キャンサーボードを定期開催しています。2023年11月時点で医師170名が所属し、手術支援ロボットや高精度放射線照射装置など医療機器も刷新しながら33科の診療科が連携して病院全体で集学的治療を実施していることが特徴です。

所在地 千葉県木更津市桜井1010番地
電話番号 0438-36-1071
診療時間 平日8:00~11:00(新規患者)

千葉ろうさい病院

千葉ろうさい病院は市原市における地域がん診療連携拠点病院であり、年間で多数の手術を行っている総合病院でもあります。癌診療のガイドラインに則ってエビデンスにもとづいた標準治療を提供しており、高精度放射線照射装置リニアックや呼吸同期システム、データ管理システムといった高精度放射線治療を一元管理できる体制が整えられました。また手術支援ロボットによる外科治療にも対応します。

所在地 千葉県市原市辰巳台東2-16
電話番号 0436-74-1111
診療時間 8:30~17:15(予約受付時間)

千葉メディカルセンター

千葉メディカルセンターでは低侵襲治療を前提とした外科治療が行われており、胃癌・大腸癌に関する地域がん診療連携協力病院として腹腔鏡手術を提供しています。少しでも早く癌を発見できるよう、特殊内視鏡を使った各種検査に力を入れている他、術後の転移・再発リスクを軽減するため化学療法にも取り組んでいます。放射線治療は行っていないものの放射線診断に力を入れていることは特徴です。

所在地 千葉県千葉市中央区南町1丁目7番1号
電話番号 043-261-5111
診療時間 8:30~11:00

埼玉県

上尾中央総合病院

上尾中央総合病院では、外科治療、化学療法、放射線療法の3大治療法を軸に患者1人ひとりに合った治療を施せるようさまざまな医療設備や技術を備えています。例えば放射線治療の分野では、通常の放射線治療の他に、さまざまな方向から細かく放射線を分散させて照射し、病巣を正確に狙い撃つ「定位放射線照射」などいくつかの治療法を採用。抗がん作用が高く、副作用の少ない治療法を提案することができます。

所在地 埼玉県上尾市柏座1-10-10
電話番号 048-773-1111
診療時間 8:00~16:30

さいたま赤十字病院

地域がん診療連携拠点病院にも指定されているさいたま赤十字病院には、放射線診断科や放射線治療科、緩和ケア診療科など癌治療に欠かせない診療科もあり、他の各診療科と連携して治療にあたります。中でも注目に値するのは、ピンポイントで癌細胞に作用させることのできるロボット型放射線治療装置「サイバーナイフM6」。癌細胞に集中照射することができるため、副作用の少ない放射線治療法となっています。

所在地 埼玉県さいたま市中央区新都心1-5
電話番号 048-852-1111
診療時間 9:00~16:00(予約制)

埼玉医科大学国際医療センター

埼玉医科大学と連携しさまざまな診療科目を設置、先端機器や技術を備えて難しい疾患にも対応する力を持つ、埼玉医科大学国際医療センター。とくに癌に対しては、造血器腫瘍科や脳脊髄腫瘍科などさまざまな癌診療科を有する「包括的がんセンター」を設置しており、専門的な癌治療を提供しています。この包括がんセンターには「精神腫瘍科」という国内でも珍しい診療科目もあり、心理学的なアプローチに基づく治療も行っています。

所在地 埼玉県日高市山根1397-1
電話番号 042-984-4111
診療時間 8:30~17:00 (12:00~13:00を除く)

埼玉県立がんセンター

埼玉県立がんセンターは、1975年の開院以来癌治療の専門機関として優秀な医療従事者の雇用、先端医療機器や技術の導入に努め、現在でも変わらず癌治療のスペシャリストとしての立場を維持しています。その中には手術支援ロボットを使った低侵襲手術やさまざまな症例に合わせて使い分けることのできる放射線療法、乳房再建術を行う乳腺外科などがあります。

所在地 埼玉県北足立郡伊奈町大字小室780
電話番号 048-722-1111
診療時間 8:30~17:00

熊谷総合病院

総合病院という特徴を活かし、各診療科と連携しながら癌治療に取り組む熊谷総合病院。手術療法や放射線療法、免疫療法など癌治療の基本となる分野を網羅しつつ、さらに2018年には高精度放射線治療装置「トモセラピー」も導入しました。癌細胞へピンポイントで照射する技術を持つこのトモセラピーにより、複雑な形状の癌や全身に散らばった転移癌にも対応できる放射線療法が可能となりました。

所在地 埼玉県熊谷市中西4-5-1
電話番号 048-521-0065
診療時間 8:30~11:30(診療受付時間)

羽生病院

徳洲会グループの総合病院である羽生病院は、2018年に大きくリニューアル。癌治療に対しても新しい治療法や医療機器を導入したことで注目を集めています。例えばこれまで行ってきた三大癌治療法と免疫療法に加え、リニューアルを期に先進医療機器である「RET-CT」や「トモセラピー」も導入。検査や放射線治療の分野に大きく貢献してくれると期待できます。

所在地 埼玉県羽生市下岩瀬446
電話番号 048-562-3000
診療時間 平日9:00~19:00、土曜9:00~11:30

埼玉病院

埼玉県和光市で国立病院機構が運営をしている病院であり、地域がん診療連携拠点病院として癌患者のサポートも行っている医療機関が埼玉病院です。癌患者のケアや癌治療に関する外来や専門部署を設置。それらを統括する部署として「がん診療部」が開設しています。高精度放射線治療「TrueBeam」を使った脳定位放射線治療や回転型強度変調放射線治療といった高精度放射線治療を始め、様々な癌治療を提供しています。

所在地 埼玉県和光市諏訪2-1
電話番号 048-462-1101
診療時間 8:00~17:15

埼玉医科大学総合医療センター

埼玉県川越市の総合病院として地域医療を支えると同時に、埼玉医科大学として将来の医療従事者を育成する教育機関としても運営されています。意欲的な医療設備の導入や新しい医療技術によって多種多様な治療を提案しています。放射線治療だけに注目しても2台の高精度放射線治療装置を使った治療法を取り扱っているのが特徴です(2023年5月18日調査時点)。

所在地 埼玉県川越市鴨田1981番地
電話番号 049-228-3411
診療時間 8:30~11:00

彩の国東大宮メディカルセンター

埼玉県さいたま市にある都道府県がん診療指定病院です。高精度放射線治療装置「リニアック」を使った放射線治療や手術支援ロボット「ダヴィンチ」を活用した低侵襲手術などが提供されています。放射線治療を担当する医師も、放射線治療の学会に所属している医師です。日本医学放射線学会の放射線治療専門医などの資格を有するプロフェッショナルであり、実際の治療においては個々の患者の状態をしっかりと踏まえた上でオーダーメイドの治療プランが提案されています。

所在地 埼玉県さいたま市北区土呂町1522
電話番号 048-665-6111
診療時間 平日8:00~17:00/土曜8:00~12:30

新久喜総合病院

「埼玉県がん診療指定病院」に指定されており、高度ながん治療が提供できるよう設備などを整えています。手術支援ロボット「ダヴィンチ」も導入し、低侵襲手術にも力を入れている特徴も。さらに放射線治療においては「Synergy」を導入し、画像誘導放射線治療にも対応可能です。がん診療チームの診療科を設置し、医師・看護師・薬剤師などの医療スタッフがチームとなり、患者や家族のサポートにあたってくれるでしょう。

所在地 埼玉県久喜市上早見418-1
電話番号 0480-26-0033
診療時間 受付8:30~11:30/13:00~16:00

埼玉石心会病院

とくに化学療法や外科治療に対応している病院です。化学療法では少しでもリラックスして治療が行えるよう自然光が差し込む化学療法室で、治療を行っています。家族の付き添いもでき、カーテンで仕切れば個室で過ごすことも可能です。また緩和ケアにも注力し、緩和ケア認定看護師などが適切な時期にサポートを行ってくれるでしょう。ほかにも、がん患者サロンやCLIMBプログラムなども開催しています。

所在地 埼玉県狭山市入間川2-37-20
電話番号 04-2953-6611
診療時間 月~金 8:30~17:00/土 8:30~12:30

埼玉県済生会川口総合病院

地域がん診療連携拠点病院として指定されており、がん相談支援センターなどを設置しています。手術支援ロボットを導入し、より負担の少ない外科的治療を提供。また放射線治療に関しても「Synergy with Agility」を導入しており、IGRTやIMRT、SBRTなど高精度な放射線治療に対応。外来化学療法室も開設しているので、入院だけでなく外来での化学療法治療も行えます。専門看護師が在籍し、様々な悩みなどの相談に乗ってくれるでしょう。

所在地 埼玉県川口市西川口5-11-5
電話番号 048-253-8941
診療時間 9:00~17:00

埼玉メディカルセンター

地域の基幹病院として、かかりつけ医と連携を図りながら診療を提供しています。乳腺を専門に診療する「乳腺外科」を開設し、主に乳がん治療を専門とした医師や看護師、麻酔科医などの専門家と治療方法などを提案。状況によっては薬物療法も併用するケースも。またリニアック装置を完備し、放射線治療を実施。正常な細胞への放射線照射を最小限に抑え、ピンポイントで病巣に照射できるでしょう。

所在地 埼玉県さいたま市浦和区北浦和4-9-3
電話番号 048-832-4951
診療時間 【受付時間】8:30~11:00

行田総合病院

埼玉北部の「がん診療指定病院」として、多種多様ながん治療を提供している病院です。腫瘍内科を開設しており、化学療法を中心にサポートを実施しています。分子標的治療や免疫療法などにも対応可能で、症状などに応じた治療方針を提案してくれるでしょう。さらに緩和ケアチームも立ち上げ、入院患者だけでなく、地域のクリニックなどと連携しながら在宅医療のサポートにも対応可能です。

所在地 埼玉県行田市持田376
電話番号 048-552-1111
診療時間 【受付時間】8:30~12:30/14:30~17:30

戸田中央総合病院

埼玉県戸田市にある戸田中央総合病院は、2019年3月より厚生労働省指定の「地域がん診療連携拠点」として、周辺エリアの癌治療ネットワークの中心的存在として医療サービスを提供しています。高精度放射線治療装置「リニアック」を導入して強度変調放射線治療や定位放射線治療といった治療を実践している他、がん相談支援センターやがん相談外来といった専門部署を設置することで、メンタル面のケアについても積極的に取り組んでいることが特徴です。

所在地 埼玉県戸田市本町1-19-3
電話番号 0570-01-1114
診療時間 8:00~12:00/12:40~16:45(土曜は午前のみ)

さいたまガンマナイフセンター

埼玉県さいたま市において、ガンマナイフ治療を専門的に取り扱っている医療機関です。また、ガンマナイフを活用した放射線治療に加えて、脳神経外科医による手術治療とガンマナイフ治療を融合させたハイブリッド形式の脳腫瘍治療も実践しており、様々なサイズの悪性脳腫瘍などについて患者の状態に合わせた治療プランを提案しています。なお、治療は完全予約制となっており、受診には事前の予約申込みが必要です。

所在地 埼玉県さいたま市桜区田島4-35-17
電話番号 0120-83-1717
診療時間 月~土 9:00~17:00

春日部市立医療センター

埼玉県春日部市において高精度放射線治療装置「リニアック」による強度変調放射線治療や定位放射線治療、また手術支援ロボット「ダビンチ」を活用したロボット支援手術など、様々な癌治療を提供しています。厚生労働省が指定する「地域がん診療連携拠点」としても運用されており、癌患者に対して物理的な医療サービスを実践するだけでなく、患者や家族のメンタル面についても多層的なサポートを行っています。

所在地 埼玉県春日部市中央6-7-1
電話番号 048-735-1261
診療時間 8:00~11:30(診療受付)

川口市立医療センター

埼玉県川口市で2008年から厚生労働省指定の「地域がん診療連携拠点」になっており、埼玉県の南部医療圏における癌治療の基盤を構築しています。高精度放射線治療装置「リニアック」を活用した強度変調放射線治療や強度変調回転放射線治療、体幹定位放射線治療などの高精度放射線治療を行っており、患者への被曝ダメージを軽減しながら治療効果を追求できるよう様々なアプローチが検討され実践されている医療機関です。

所在地 埼玉県川口市西新井宿180
電話番号 048-287-2525
診療時間 8:30~11:00(診療受付)

その他の地域

獨協医科大学病院

総合病院という特徴を活かし、集学的な治療でもって癌治療にあたる獨協医科大学病院。院内には血液・腫瘍内科と総合がん診療センターを設置しています。専門トレーニングを受けたスタッフたちからなる外来化学療法室を包括する化学療法部門や緩和ケア部門、さらにはがんセカンドオピニオン外来など質の高い医療を幅広く提供しています。平成19年からは地域がん診療連携拠点病院にも指定されています。

所在地 栃木県下都賀郡壬生町大字北小林880
電話番号 0282-86-1111
診療時間 平日9:00~16:30、土曜9:00~12:30

伊勢崎市民病院

1964年より開院し、現在は群馬県中南部と中毛地域の公立急性期病院としても地域に貢献している伊勢崎市民病院。2009年には緩和ケア病棟・内視鏡センター・外来化学療法センターで構成されるがん診療総合センターも開設し、内科・外科・産婦人科など多岐にわたる診療科の医師がチーム医療で治療にあたります。とくに内視鏡センターは県内有数の内視鏡症例数を誇っています。

所在地 群馬県伊勢崎市連取本町12-1
電話番号 0270-25-5022
診療時間 ※診療科によって異なります

群馬大学医学部附属病院

731の病床を整備し、多くの入院患者とその他外来患者に対応する、北関東有数の拠点病院。(2021年4月時点)令和元年に都道府県がん診療連携拠点病院に指定されたほか、大学病院としては現在、重粒子線医学センターを併設しているという特徴もあります。重粒子線を使用した放射線治療では、従来の放射線治療では難しかった難治性癌にも効果が期待できるうえ、より少ない照射回数で済むことから副作用も少ない治療法として期待されています。

所在地 群馬県前橋市昭和町三丁目39番15号
電話番号 027-220-7111(代表)
診療時間 ※診療科によって異なります

栃木県立がんセンター

昭和61年に癌の検診から治療までを一貫して行うがん専門機関として設立された栃木県立がんセンター。病院機能評価認定病院また都道府県立がん診療連携拠点病院にも認定されており、質の高い癌治療を提供しています。標準治療はもちろんのこと、難治性癌や希少癌にも対応できる体制を整えており、ゲノムセンターやロボット支援手術センターといった治療体制で難しいがんにも積極的に取り組んでいます。

所在地 栃木県宇都宮市陽南4-9-13
電話番号 028-658-5151
診療時間 8:30~16:30 ※予約受付時間(紹介予約制、紹介状をお持ちでない場合には別途加算)

自治医科大学附属病院

地域がん診療連携拠点病院として癌治療に特化した「腫瘍センター」も設置している、自治医科大学付属病院。腫瘍センター内には臨床腫瘍部や精神腫瘍部、包括的腫瘍診療部などの支援部があり、3大癌治療を駆使した集学的治療と共にきめ細かな緩和ケアや精神ケアも提供しています。また平成30年10月には東京大学医学部附属病院より「がんゲノム医療連携病院」の指定を受け、「がんゲノム医療部」も発足しました。

所在地 栃木県下野市薬師寺3311-1
電話番号 0285-44-2111
診療時間 8:30~11:00(予約なしで再診の場合)

筑波大学附属病院

各診療科と連携して効率的かつ効果的ながん診療が行えるようにと、平成19年に「総合がん診療センター」を発足させた筑波大学附属病院。とくにホウ素中性子補足療法や陽子線治療などの放射線療法を提供していることでも有名で、難治性癌や再発癌にも強い病院です。2008年からは地域がん診療連携拠点病院にも指定され、地域における癌情報発信や医療機関との連携をまとめる役割も果たしています。

所在地 茨城県つくば市天久保2-1-1
電話番号 029-853-7970
診療時間 初診受付時間8:30~16:30、再診受付時間7:30~16:00

愛知県がんセンター中央病院・研究所

患者の立場に立ち、最先端の研究成果と根拠に基づく最良の癌医療を提供することをモットーとする愛知県がんセンター。手術療法、化学療法、放射線療法の3つの標準治療をベースに確かなエビデンスに基づいた治療を提供するとともに、日進月歩する癌医療の新しい技術や医療機器にも後れを取ることなく積極的に導入を検討しています。その一環として、東海地区初のサルコーマセンターやゲノム治療研究を行う個別化医療センターも開設されました。

所在地 愛知県名古屋市千種区鹿子殿1-1
電話番号 052-762-6111
診療時間 平日9:00~17:00、土曜9:00~13:00 ※紹介予約制

芳賀赤十字病院

地域の二次救急医療機関として、前身の時代から100年以上にわたって地域住民の健康と生命を守ってきた芳賀赤十字病院。急性期医療だけではなく、地域がん診療連携拠点病院としてがん治療の推進にも大きな貢献を果たしています。回復期リハビリ病棟も有し、在宅復帰のための支援体制も充実しているのが特徴です。

所在地 栃木県真岡市中郷271
電話番号 0285-82-2195(代表)
診療時間 平日8:30~12:30、13:20~16:50/第1・3土曜8:30~12:30
※診療科や曜日によって診察時間が異なる場合があります

那須赤十字病院

栃木県北最大の基幹病院であり、がん診療連携拠点病院である那須赤十字病院。がんの標準治療である手術・放射線治療・化学療法に対応する体制を整え、それらを組み合わせた効果的な治療を実施します。治療だけではなく、患者さんへの社会的なサポートも充実。がん患者さんの就労相談にも対応し、ハローワークとも連携しているのが特徴です。

所在地 栃木県大田原市中田原1081-4
電話番号 0287-23-1122(代表)
診療時間 8:00~11:30(受付時間)
※診療科によって受付時間が異なる場合があります

足利赤十字病院

総合病院ならではの幅広い治療に対応可能な診療体制を整えた、足利赤十字病院。がん治療は標準治療のほか緩和ケアにも対応しています。専門資格を有するスタッフ陣に加え、手術支援ロボットや高精度の放射線治療装置も完備。ソフト面、ハード面ともに高度な医療レベルで地域医療を支えている医療機関です。

所在地 栃木県足利市五十部町284-1
電話番号 0284-21-0121(代表)
診療時間 初診8:45~11:30、再診8:00~(受付時間)
※各診療科や曜日によって受付時間が異なる場合があります

上都賀総合病院

放射線治療や抗がん剤治療、手術といったがんの標準治療や緩和ケアに対応し、がん情報の啓蒙や地域医療機関との連携など、がん診療連携拠点病院としての役割を果たし続けている上都賀総合病院。高度な医療機器を取りそろえるだけではなく、それを駆使する各診療部門の医師たちによって、さまざまな領域のがん患者さんを受け入れています。

所在地 栃木県鹿沼市下田町1-1033
電話番号 0289‐64‐2161
診療時間 要問合せ

宇都宮病院

栃木県の地域がん中核病院に指定されている宇都宮病院。がん治療ガイドラインに基づいた手術や抗がん剤治療に対応し、大学病院やがんセンターとも連携して患者さん一人ひとりの状態に応じた適切な治療を提案します。手術は身体的な負担の少ない腹腔鏡下手術を積極的に実施。通院で抗がん剤治療が受けられる外来化学療法室も整備されています。

所在地 栃木県宇都宮市下岡本町2160
電話番号 028-673-2111(代表)
診療時間 8:30~11:00(受付時間)

佐野厚生総合病院

佐野市の二次救急輪番病院であると同時に、栃木県のがん診療連携拠点病院の指定も受けている佐野厚生総合病院。がん治療は手術、抗がん剤治療、放射線治療によって幅広い領域に対応し、特に呼吸器、消化器、乳腺、泌尿器のがん治療に長けています。また、患者さんや家族の悩みを受け止めるがん相談支援センターや、緩和ケアの体制も充実しています。

所在地 栃木県佐野市堀米町1728
電話番号 0283-22-5222
診療時間 8:00~11:00(受付時間)
※各外来窓口の受付時間は8:30~17:00
※各診療科により一部受付時間が異なります

セントラル総合クリニック

高機能総合クリニックとして地域医療を支えている、セントラル総合クリニック。急性期病院に引けを取らない高度で先進的な医療機器を取りそろえ、専門外来診療をはじめ予防医療から在宅医療まで幅広く対応します。がん治療では自家がんワクチン療法を実施。患者さん自身の免疫力を高めることで、がん細胞に働きかける治療法です。

所在地 茨城県牛久市上柏田4-58-1
電話番号 029-875-3511
診療時間 9:00~11:30、14:00~16:30

つくばセントラル病院

つくばセントラル病院は地域医療支援病院、災害拠点病院の指定を受けるなど、公益性の高い医療機関として地域における重要な役割を担う病院。低位放射線治療装置のサイバーナイフを導入しており、切らずに済む高精度ながん治療法として脳腫瘍や頭頸部がん、脊髄腫瘍、肺がん、肝臓がんなどの患者さんを多く受け入れています。

所在地 茨城県牛久市柏田町1589-3
電話番号 029-872-1771(代表)
診療時間 9:00~11:30、14:00~16:30

結城病院

急性期医療からリハビリテーション医療まで、患者さん目線で幅広い分野の医療を提供する結城病院。外科部門では悪性腫瘍をはじめ、さまざまな消化器系疾患に対応し、状態によっては身体的な負担の少ない腹腔鏡下手術を行ないます。各学会に所属する医師が在籍し、高度で専門的ながん治療を可能としているのが同院の強みです。

所在地 茨城県結城市結城9629番地の1
電話番号 0296-33-4161
診療時間 9:00~12:00、13:30~17:00、18:00~20:00

水戸赤十字病院

開院以来90年以上にわたって地域の急性期医療を支えてきた水戸赤十字病院は、緩和ケア病棟や地域包括ケア病棟を近年相次いで開設。がんの診断から治療、在宅復帰、終末期ケアまで一貫したがん治療を可能とします。主に食道がんや胃がんをはじめとするさまざまな悪性腫瘍の治療を受け入れ、放射線部門では乳がんの治療に多くの実績を残しています。

所在地 茨城県水戸市三の丸3丁目12番48号
電話番号 029-221-5177
診療時間 8:30~11:00(受付時間)

筑波記念病院

筑波記念病院では、全身のさまざまながんに対して各診療科や放射線部門、病理診断科、緩和ケア部門などが連携を取り、患者さんにとって最適だと思われる治療を計画、実践しています。高齢者の悪性腫瘍に対しては抗がん剤治療や移植医療のほか、リハビリテーションも積極的に実施。生活の質を維持しながら在宅復帰に向けた取り組みを進めています。

所在地 茨城県つくば市要1187-299
電話番号 029-864-1212
診療時間 月曜~金曜8:30~12:00/13:30~16:30、土曜8:30~12:00

土浦協同病院

さまざまな疾患に対応する大規模急性期総合病院として、2016年に移転新築オープンした土浦協同病院。がん治療は標準治療を組み合わせた集学的治療をステージに合わせて実施し、患者さんの年齢や合併症も踏まえたうえで「あきらめない医療」をモットーとします。場合によってはガイドラインにとらわれない治療も検討し、患者さんにとって最善のがん治療を目指します。

所在地 茨城県土浦市おおつ野4丁目1番1号
電話番号 029-830-3711
診療時間 8:30~11:30(受付時間)

東京医科大学茨城医療センター

がん診療連携拠点病院である東京医科大学茨城医療センターでは、胃がんや肝臓がんをはじめ幅広い領域のがんの積極的な診断・治療を行なっています。とくに身体的な負担の少ないがん治療に力を入れ、内視鏡治療や放射線科と連携したIVR治療など、治療の選択肢が広いのが特徴。患者さんの希望や社会的背景まで考慮しながら、最適と思われる治療を提案します。

所在地 茨城県稲敷郡阿見町中央3-20-1
電話番号 029-887-1161
診療時間 8:30~11:00(受付時間)

前橋赤十字病院

地域がん診療連携拠点病院の指定だけではなく、高度救命救急センター、地域医療支援病院など重要な役割と責任を担っている前橋赤十字病院。がん専門病院とは違ってさまざまな分野の医師が集結した総合病院のメリットを活かし、心疾患や腎臓疾患、糖尿病といった合併症を有するがん患者さんでも安全性を考慮したがん治療を積極的に実施できるのが強みです。

所在地 群馬県前橋市朝倉町389-1
電話番号 027-265-3333
診療時間 8:30~11:00(受付時間)

群馬県立がんセンター

群馬県立がんセンターでは、複数の診療科において負担の少ない内視鏡治療を積極的に実施。放射線治療部門でも高度な治療機器の導入によって、根治療法から緩和治療まで幅広く対応します。がん診療連携拠点病院のほか、がんゲノム医療連携病院にも指定されており、治療法の確立していないがんなどに遺伝子検査を実施して正確な診断と適切な治療につなげます。

所在地 群馬県太田市高林西町617-1
電話番号 0276-38-0771
診療時間 8:30~11:00(受付時間)

高崎総合医療センター

がん診療連携拠点病院だけではなく災害拠点病院、地域医療支援病院としても高崎市の医療をリードしてきた高崎総合医療センター。がん治療では早期回復を目指し、身体的な負担の少ない腹腔鏡下手術などを積極的に導入してきました。退院後も患者さんが安心して過ごせるよう、地域の医師ともがん診療連携パスを通じて緊密な連携の構築を目指しています。

所在地 群馬県高崎市高松町36
電話番号 027-322-5901
診療時間 8:30~11:00(受付時間)

公立藤岡総合病院

5大がんと呼ばれる胃がん、大腸がん、肝臓がん、肺がん、乳がんをはじめ、さまざまな消化器系がんなどを幅広く受け入れる公立藤岡総合病院。がん診療連携拠点病院として、診療ガイドラインに沿った適切な標準治療や緩和ケアなどを実施してきました。特に早期がんに対する内視鏡治療に多くの実績を有し、吐血や下血などがんの急性合併症にも迅速に対応します。

所在地 群馬県藤岡市中栗須813-1
電話番号 0274-22-3311
診療時間 平日8:00~11:00/13:00~16:00

日高病院

ガンマナイフやトモセラピーなど、高度な医療設備と診療各科の医師による全人的がん治療を掲げる日高病院。その方針を力強く進めるべく、標準治療に加えて免疫療法や温熱療法にも対応し、腹腔鏡手術センターの開設や病理診断医の招聘も実現してきました。効果的かつ集学的ながん治療の実践によって、手術、化学療法、放射線治療とも多数の実績を残しています。

所在地 群馬県高崎市中尾町886
電話番号 027-362-6201(代表)
診療時間 平日9:00~12:00/14:00~17:00、土曜午前9:00~12:00

茨城県立中央病院

全国でも珍しい分散式がんセンターを擁する茨城県立中央病院。医療の高度化と専門分化が進む昨今、総合病院に併設されたがんセンターという強みを活かし、さまざまな合併症を有するがん患者さんを数多く受け入れ総合的な治療を行なってきました。特に肝胆膵領域や呼吸器のがんなど、難治性のがんに対する高度な専門治療を実施する体制構築に力を入れています。

所在地 茨城県笠間市鯉淵6528
電話番号 0296-77-1121(代表)
診療時間 8:30~11:30(受付時間)

宇都宮セントラルクリニック

栃木県でトモセラピーとサイバーナイフの設備を構えている施設です。MRIやPET-CTなどの充実の検査機器があり、すぐに検査を行える環境が整っています。またトモセラピーやサイバーナイフの放射線治療以外にも免疫療法なども行っており、幅広い視点で治療プランを立案してくれるでしょう。検査から治療までをトータルでサポートしており、経験豊富なスタッフがチーム一丸となりサポートを行います。また通院が難しい方に対して治療期間中は送迎サービスも提供し、状況によっては入院可能な医療機関に紹介することも可能です。

所在地 栃木県宇都宮市屋板町561-3
電話番号 028-657-7300
診療時間 月~土9:00~18:00/日9:00~12:00

静岡がんセンター

都道府県がん診療連携拠点病院として認定されている静岡がんセンター。がんゲノム医療中核拠点病院やがんプロフェッショナル養成プラン連携医療機関といった、癌治療に関する複数の専門施設認定を受けている医療機関です。放射線治療として高精度放射線治療や陽子線治療、小線源治療などを提供。さらに手術支援ロボットを活用した外科治療にも取り組んでいます。

所在地 静岡県駿東郡長泉町下長窪1007番地
電話番号 052-989-5222
診療時間 8:30~14:00(初診)

藤枝平成記念病

静岡県藤枝市にある藤枝平成記念病院。患者のために治療環境と医療設備を充実させています。また国際認証規格であるISO9001も取得しており、グローバルスタンダードなマネジメント体制を重視。放射線治療に関しては、日本医学放射線学会・放射線治療専門医が所属しているだけでなく、院長や副院長も含めて放射線治療のプロフェッショナルとして活躍している点が特徴です。

所在地 静岡県藤枝市水上123番地の1
電話番号 054-643-1230
診療時間 8:00~11:30/14:00~16:30(土曜は午前のみ)

渋川医療センター

渋川医療センターは群馬県渋川市における地域がん診療連携拠点として厚生労働省から指定を受けている医療機関であり、スウェーデンのエレクタ社製高精度放射線治療装置「Versa HD」や、治療計画装置「Monaco5.1」とった医療機器による放射線治療を行っています。また、癌患者のメンタルケアに特化した精神腫瘍科も設置しており、院内の各診療科のドクターや医療スタッフと連携しながら患者の治療サポートに取り組んでいます。

所在地 群馬県渋川市白井383番地
電話番号 0279-23-1010
診療時間 8:30~17:15

公立館林厚生病院

公立館林厚生病院は群馬県館林市において地域医療を支える基幹病院として運営されており、癌患者や転移癌の患者に対しては高精度放射線照射装置「リニアック」を使った高精度放射線治療が提供されています。また、院内に癌診療連携推進委員会を設置して、化学療法などに使われている抗がん剤や各種治療法について、委員会としてきちんと審査・承認した上で、信頼できる治療法や医薬品だけを患者の治療に使っているというリスク管理体制も重要です。

所在地 群馬県館林市成島町262-1
電話番号 0276-72-3140
診療時間 午前8時30分~午前11時00分(診療受付時間)

水戸協同病院

茨城県水戸市にある総合病院として、水戸協同病院では筑波大学と連携しながら地域の癌患者の治療や健康管理を支えています。放射線照射装置として、CT検査機能と放射線照射機能を搭載した「トモセラピー」が導入されており、強度変調放射線治療や定位放射線治療、画像誘導放射線治療といった高精度放射線治療を実践していることが特徴です。

なお、院内ではそれぞれの診療科が連携して患者の治療に当たる総合診療体制が確立されています。

所在地 茨城県水戸市宮町3-2-7
電話番号 029-231-2371
診療時間 8:30~17:00

筑波メディカルセンター病院

茨城県つくば市において平成11年3月から地域医療支援病院の認定を受けており、癌治療に関しても周辺地域の医療機関と連携した癌治療ネットワークを構成しています。患者の体の外側から放射線照射を行う外照射治療と、放射性物質として塩化ラジウム製剤を活用し患者の体内から癌へ放射線を浴びせる内照射療法の両方を提供しており、小さな癌を発見したケースから全身の骨転移が見られるようなケースまで幅広く対応していることが強みです。

所在地 茨城県つくば市天久保1-3-1
電話番号 029-851-3511
診療時間 要問合せ(診療科によって異なる)

北海道がんセンター

北海道がんセンターは開庁してから120年以上、北海道地方がんセンターとしての要請を受けてから50年以上と歴史を誇る医療機関です。最新機器の設置などにより新しいがん治療の最前線を目指しながら高い専門性を誇る人材の育成にも力を入れており、感染対策も万全にしながらよりよいがん治療を実現すべく診療を続けています。

所在地 北海道札幌市白石区菊水4条2-3-54
電話番号 011-811-9111
診療時間 9:00~17:00

南東北がん陽子線治療センター

南東北がん陽子線治療センターは、さまざまな理由により入院・手術が出来ない方にも治療の選択肢を広げるべく、「陽子線治療」を行っています。陽子線治療は周囲にある正常な細胞に対しての照射を最低限に抑える治療方法となっており、入院するのではなく外来通院をしながらがん治療を続けることが可能となっています。

所在地 福島県郡山市八山田7-172
電話番号 024-934-3888
診療時間 8:30~17:00

東北大学病院

東北大学病院では、新しい医療と全人的で温かみのある医療が両立するよう尽力しています。質の高いがん治療を提供しています。放射線治療においては、定位的放射線治療や次元的な不整形照射野に照射するIMRTを行っています。また、密封小線源治療に対応や放射性ヨード内服治療に対応しているのが特徴です。患者さんが納得できるような治療方針を立案できるよう心がけています。

所在地 仙台市青葉区星陵町1番1号
電話番号 022-717-7000(代表)
診療時間 平日 8:30~17:15

藤田医科大学病院

藤田医科大学病院は、高精度な放射線治療に対応している医療機関です。平成22年4月に厚生労働大臣より、地域がん診療連携拠点病院に指定されました。同院の放射線腫瘍科では、高精度照射装置(ノバリス TX、トゥルービーム)を導入し、がんにかかっている方の治療を行っているのが特徴です。また同院では、高齢の方になるべく負担がかからない照射法の開発も行っています。

所在地 愛知県豊明市沓掛町田楽ヶ窪1-98
電話番号 0562-93-2111(代表)
診療時間 医療機関を通じて初診予約をしている方:
月曜~金曜 8:15~17:00・土曜8:15~12:30
初診予約がない方:月曜〜土曜 8:15~11:30

関西医科大学病院

大阪府枚方市で診療を行っている関西医科大学附属病院は、化学療法やがんゲノム医療などのがん治療に注力している医療機関です。大学病院のため、すべての診療科がそろっているので、緊密な連携を図ってもらえるのが特徴です。強度変調放射線治療(IMRT)にも対応しており、手術では治療が困難な部分への照射が可能なケースもあります。

所在地 大阪府枚方市新町2丁目3−1
電話番号 072-804-0101
診療時間 初診・再診受付:8:30〜11:30、再診:8:00〜17:00

大阪重粒子線センター

大阪重粒子線センターのがん治療は、コンパクトサイズの重粒子線治療装置や高い治療精度の高速スキャニング照射など、日本が世界に向けて誇れる最新技術によって精度の高い重粒子線治療を提供しています。さらに安心・安全を第一に考える基本方針に基づき、ユニバーサルデザインを採用した施設において「患者に優しいがん治療」を目指し治療に取り組み続けています。

所在地 大阪市中央区大手前3-1-10
電話番号 06-6947-3210
診療時間 9:00~17:00(受付)

神戸大学医学部附属病院

神戸大学医学部附属病院は、特定機能病院の指定を受けている医療機関です。がん診療においては、各種のロボット手術や高精度放射線治療などを実施しているほか、がんゲノム医療に対応しているのが特徴です。放射線治療では、サイバーナイフ・トモセラピー・トゥルービームといった高精度放射線治療装置を用いています。入院および外来にてさまざまながん医療を受けられるとされています。

所在地 神戸市中央区楠町7丁目5-2
電話番号 078-382-5111(代表)
診療時間 平日 8:30〜11:00

広島平和クリニック

広島平和クリニックは、広島県広島市で診療を行っている医療機関です。Novalis Tx (ノバリスTx) を使用して、強度変調放射線治療 (IMRT)や定位放射線治療といった高精度放射線治療を行っています。同クリニックには、がん相談外来と治療初診外来を設けているのが特徴です。患者さまの要望に沿った、きめ細やかな医療の提供を目指しているのです。

所在地 広島県広島市中区河原町1-31
電話番号 082-532-2211
診療時間 8:30~17:30(受付)

九州大学病院がんセンター

九州大学病院がんセンターは、さまざまな指定を受けている医療機関であり、福岡だけでなく九州・西日本を代表するがんセンターとなっています。さまざまな部位のがん治療に対応しており、がん生殖医療や希少がんホットラインの開設、がんゲノム外来での治療など多くの患者ニーズに対応し続けています。

所在地 福岡市東区馬出3-1-1
電話番号 092-641-1151
診療時間 9:00~15:00(受付)