高崎総合医療センター

群馬 放射線治療

地域がん診療連携拠点病院として地域医療をリードする基幹病院、高崎総合医療センター

地域がん診療連携拠点病院のほか、地域災害拠点病院・地域医療支援病院として地域医療をリードしている高崎総合医療センター。高度急性期医療を市民に提供することを使命と考えています。

2019年に増改築工事によって全11室の手術室を稼働するほか、救急車の受け入れ台数は年間6,000件以上、紹介患者さんも年間14,000人を超え、今後も地域全体の医療を担うべく、幅広い疾患を受け入れる基幹病院の役割が期待されている医療機関です。

高崎総合医療センターのがん治療の医師

北本 佳住 高崎総合医療センター 放射線治療センター長

1993年に群馬大学医学部を卒業、放射線腫瘍学(がんの放射線治療)を専門としてキャリアを重ね、現在は高崎総合医療センターの放射線治療センター長を務めながら高精度な放射線治療を手がける北本先生。日本医学放射線学会専門医・日本放射線学会認定医として他の医療機関からの信頼も厚く、群馬県立がんセンターの放射線科部長も兼任します。

「いつでも患者さんの役に立てるような準備ができている」と語る北本先生は、放射線治療のメリットを最大限に活かし、早期がんから緩和医療までどんな状態のがん患者さんもサポートするのがポリシー。可能な限り身体的な負担が少なく、それでいて患者さん一人ひとりに合った個別性の高い治療法の提案を心がけています。

  • 日本医学放射線学会 専門医
  • 日本放射線腫瘍学会 認定医
  • 日本がん治療認定医機構 がん治療認定医・暫定教育医

永島 潤 高崎総合医療センター 放射線治療科部長

2005年に群馬大学医学部を卒業、患者さん中心のがん治療をモットーに、専門である放射線治療一筋にキャリアを積んできたドクター。若くして日本医学放射線学会・日本放射線腫瘍学会の専門医・指導医の資格を有し、ほぼ全身の悪性腫瘍に対する放射線治療に携わっています。

群馬県立がんセンターでも放射線治療医として活躍した経歴を持ち、先進的な治療で多くの患者さんのニーズに応えてきました。放射線治療に関する論文も数多く上梓しており、学会でも高い評価を得ています。

放射線治療の専門家として、患者さんに正しい情報を伝えることを大切にしている永島先生。患者さん本位のスタイルを守りつつ、「がん治療で役に立てることがあれば相談してほしい」と語っています。

  • 日本医学放射線学会 専門医
  • 日本放射線腫瘍学会 指導医
  • 日本がん治療認定医機構 がん治療認定医

高崎総合医療センターのがん治療の特徴

高崎総合医療センターは幅広い診療科を有しており、さまざまながんの治療を手がけています。

とくに消化器病センターでは、診療科の垣根を取り払った緊密な連携で高度な専門性と安全性を両立させ、消化管のがんは食道から直腸まで、そして肝臓がん、膵臓がん、胆道がんにも対応してきました。呼吸器外科においても、早期から進行性までさまざまなステージの肺がん患者さんを受け入れます。

また、同センターはがん診療連携拠点病院として、地域の医療機関と治療計画を共有し、退院後も患者さんが安心して療養できるような体制を確立しています。

高崎総合医療センターのがん治療方法

放射線治療(イメージ)放射線
治療

患者さん一人ひとりに合った放射線治療を選択

高崎総合医療センターでは、がんを取り扱うすべての診療科が放射線診断・治療医と連携しています。

放射線治療の適応可否は複数の専門医からなる合同カンファレンスで決定され、根治を目指した治療であっても症状緩和を目指した治療であっても患者さんの負担が少なくなるよう、ガイドラインや標準治療に沿った方法での実施を第一とします。部位や臓器が同じがんであっても、患者さんの状態によって治療方法は異なります。

超高齢化社会を迎えた現在、同センターでは患者さん一人ひとりに合った放射線治療を選択するよう心がけているのです。

放射線治療は通院が中心で、画像誘導放射線治療や強度変調放射線治療など、高精度な放射線治療に取り組んでいるのが同センターになります。

画像誘導放射線治療は、その名のとおりX線画像やCT画像を用いて照射位置を誘導し、計画に沿って実行できているかを常に確認しながら治療を進めていきます。基本的に放射線治療は毎日繰り返して行なうため、当初の計画どおりに治療することが非常に重要です。

強度変調放射線治療は、いびつな形状のがんに合わせて照射範囲をコンピューター制御で変化させ、放射線を集中的に照射する治療法です。がんの周囲の正常組織へのダメージを最小限に抑えることが可能で、高エネルギーX線を用いた放射線治療として注目されています。

定位放射線治療はいわゆる「ピンポイント照射」で、がん病巣に対して放射線を多方向から集中的に照射する治療法です。正常な組織に与える影響も少なく、その局所効果は手術にも匹敵するという見方もあります。主に脳腫瘍や肺がん、肝臓がんなどに対して行なわれます。

呼吸同期放射線治療は、赤外線マーカーを用いて呼吸の動きに合わせて放射線を照射する治療法です。肺がんや肝臓がんなど呼吸で動いてしまう病変に対して行なわれます。息止めが困難な患者さんでも、照射範囲を極力小さくし、正常組織への影響を抑えることが可能です。

このほか、子宮がんに対して放射性物質を子宮腔内および膣腔内に直接挿入し、がん病巣に集中して放射線を照射する小線源治療(腔内照射)にも対応しています。

高崎総合医療センターのがん治療実績

高崎総合医療センターの公式ホームページによると、2013年から2016年にかけて放射線科で受け入れた紹介患者さんの数は1,714人、うち1,514人に対して放射線治療が実施されています。

原発部位別にみると、もっとも多いのは乳腺の589人、次いで肺・縦隔が287人、婦人科領域が132人となっています。治療方法別では強度変調放射線治療が219人、定位放射線治療が69人でした。

転移がんに対する症状緩和を目指した放射線治療も多く、脳転移に対して115人、骨転移に対して131件の対症的放射線治療が行なわれています。

高崎総合医療センターの施術について

高崎総合医療センターの施術について紹介します。

放射線施術までの流れ

高崎総合医療センターは、以下のような流れで放射線治療を行なっています。

1.初診

問診や診察の上、画像診断や病理診断のデータと併せて放射線治療の適応について検討します。放射線治療が適切だと判断された場合は、次いで治療スケジュールを決定していきます。

緊急の場合は別として、初診の時点ですぐに放射線治療が開始されることはありません。初診の後に今後の流れを看護師が説明してくれるので、その際に不明な点などを質問することもできます。

2.治療の準備

治療部位や治療方法を確定するためにCT撮影などの検査を行ないます。

そのデータをもとに、コンピューター解析で具体的な治療方法を決定します。通常は数日で治療方法が決まりますが、治療が複雑な場合は1~2週間を要する場合もあります。

3.治療

治療期間は患者さんの状態によってさまざまですが、一般的に数日から2カ月程度の期間となります。また、通院治療が可能な場合と入院が必要な場合に分かれます。

治療内容や効果、副作用などは治療開始前に十分な説明を受けることができますが、治療中も医師の診察や看護師との面談があるので、不安なことがあれば何でも相談することが可能です。

4.経過観察

放射線治療の終了後も、無理のない範囲で定期的な受診が推奨されます。治療が終わること自体が不安を呼ぶこともありますので、定期的な診察を受けて医師とコミュニケーションを取りましょう。

高崎総合医療センターの基本情報

高崎総合医療センター
診療科目 総合診療科・内科・神経内科・呼吸器内科・消化器内科・心臓血管内科(循環器)・小児科・精神科・消化器外科・乳腺、内分泌外科・呼吸器外科・心臓血管外科・脳神経外科・整形外科・形成外科・産婦人科・泌尿器科・皮膚科・眼科・眼形成眼窩外科・耳鼻咽喉科・歯科口腔外科・放射線診断科・放射線治療科・救急科
診療時間 8:30~11:00
休診日 土曜・日曜・祝日・年末年始
所在地 群馬県高崎市高松町36
電話番号 027-322-5901
ベッド数 485床
年間治療患者数 ※参考:手術件数(2019年)
胃癌:62件
大腸癌:148件
放射線治療患者数(2018年)369名
対応可能な治療方法 手術療法、放射線治療、化学療法など
設備 定位・IMRT対応高精度放射線治療装置、MRI、ガンマーカメラ、心血管連続撮影装置、低被曝マルチスライスCT撮影装置、乳房X線撮影装置、電子内視鏡装置、内視鏡外科手術システムなど
URL https://takasaki.hosp.go.jp/
   
免責事項
このサイトでは、がん治療に対応しているクリニックの「医師」を「名医」と定義しています。
あくまでもサイト上の呼称であり、医師の実力を定義づけるものではありません。

「いちから分かる癌転移の治療方法ガイド」は、独自に調べた内容をまとめたサイトです。
治療法など詳しく知りたい場合は直接に各医療機関へお問い合わせ下さい。(2015年11月時点)

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