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東京警察病院

東京 放射線治療手術

開設からおよそ一世紀の歴史を有する
東京警察病院

東京警察病院は1929年に開設された医療機関であり、警察関係者だけでなく地域住民など一般患者の治療などを行っています。このページでは、東京警察病院が提供する癌治療や転移癌治療について、特徴や強み、流れをまとめました。

東京警察病院の医師

名医(イメージ)

笹野 仲史放射線科 主任医長

笹野医師は東京警察病院放射線科の主任医長であり、前立腺がん治療センターの副センター長を兼任しています。放射線治療全般を専門領域としており、日本医学放射線学会放射線治療専門医、日本医学放射線学会指導医、第一種放射線取扱主任者、さらに医学博士といった専門資格を複数保有する、放射線治療のプロフェッショナルです。

臨床医として癌患者の診断や放射線治療の計画立案に携わっている他、医学博士として様々な医学的研究にも従事しています。研究者として学術論文も複数公表しており、癌治療における放射線治療に関連した研究を報告しています。

東京警察病院の特徴

30の診療科と10の専門センターによる連携医療

東京警察病院は地域医療の中核病院として通常の病院や診療所では治療困難とされた患者の疾患や、転移癌といった病気の治療を行っています。また、一般救急患者や救急車の受け入れによって、突発的なトラブルや病気についても24時間体制で命を守るために行動していることが特徴です。

東京警察病院は「地域の皆様のためにある病院」という理念を掲げており、標準治療や通常の癌治療では十分な効果を得られずに困っている人であっても、どのように治療やケアを進めていけば良いのか、専門医や専門家がチーム体制で検討してくれることが魅力です。

東京警察病院の治療方法

放射線治療(イメージ)放射線
治療

前立腺がん治療の中の小線源治療

放射線科では前立腺癌の治療として、早期段階では小線源治療単独を実施しているものの、進行期に至ってはホルモン治療と外照射を組み合わせる形で治療を進めています。

外照射を行う場合、多方向から照射される放射線が前立腺の病巣へ集中するように計算されている高精度放射線治療が実践されることも重要です。放射線1本ずつはそこまで強力なエネルギーを持たず、全体が終息する形でエネルギーを強化されることがポイントです。これにより、直腸や尿道といった他の組織や臓器へのダメージを軽減することができます。

専用治療計画装置と放射線治療計画

患者に対してどのような方法で外照射を行うのか、放射線治療計画は事前の専用装置による診断によって立案されます。

あらかじめ専用CT画像診断装置を使って患者の体内の癌病巣を画像化して、どの場所にどのような癌があるのか詳しく診断することが肝要です。

実際の治療ではあらかじめ作成されている放射線治療計画にもとづいて、リアルタイムの画像診断を組み合わせながら精密照射を行います。

(イメージ) 1回の治療にかかる時間は準備を含めておよそ10分から15分程度となっているものの、放射線が体へ当たる時間は1~2分です。ただし、特殊なケースではそれ以上の時間がかかることもあります。

最初の診察時に全治療期間におけるスケジューリングが行われ、放射線治療の実施日が確定されることも特徴です。

リニアック(高エネルギー放射線治療装置)

東京警察病院ではリニアック(高エネルギー放射線治療装置)を導入しているため、一般照射はもちろん、IMRT(強度変調放射線治療)、VMAT(強度変調回転照射)、SBRT(体幹部定位放射線治療)といった高精度放射線治療の各種をまとめてリニアック1台でカバーすることが可能です。

ロボット支援手術や外科治療、化学療法などと組み合わせることで治療効果を高めることも可能であり、患者の体質や状態に合わせてオーダーメイドの放射線治療計画をプランニングすることができます。

手術治療(イメージ)手術
治療

手術支援ロボット「ダビンチ」

ダビンチは特殊な医療用アームを搭載した手術支援ロボットです。執刀医が直接に患者の体へメスを入れるのでなく、ロボットアームを遠隔操作することで、ダビンチに備え付けられているアームが作動して患者の体に外科治療を施します。

高性能カメラと高精度モニターを搭載し、微細な手の振動などをシステムが自動的に補正することで、緻密な手術も大きく拡大してスムーズに手技を進めることが可能です。

ダビンチの効果は開腹手術と同程度とされる一方、患者への負担は内視鏡手術と同程度の低侵襲とされており、治療効果の向上と患者負担の軽減を同時に叶えられる先進治療となっています。

ロボット支援下前立腺全摘術

東京警察病院では前立腺限局癌の根治的治療を目的としてダビンチによるロボット支援手術を行っています。

腫瘍の状態によって神経を温存し、術後の生殖機能低下を予防しつつ、排尿に関する問題からの回復が早くなるという点も特徴です。

蛍光ナビゲーションによる筋層非浸潤膀胱腫瘍一塊切除(PDD-TURBO術)

膀胱癌の患者全体のおよそ7割を占めるとされる筋層非浸潤膀胱癌(NMIBC)に関して、再発を繰り返すことで癌がどんどん進展して予後不良になっていくことが危険視されています。

そこで、癌再発を防ぐために腫瘍の完全摘除を行い、さらに術中に腫瘍細胞を周囲へ拡散させないことが重要です。

東京警察病院では従来の切除術にもとづいて開発したPDD-TURBOを実践しており、腫瘍細胞へ蓄積する性質を持った蛍光物質を使って、癌細胞の位置を特定して手術の正確性を向上させている点が強みです。

筋層非浸潤膀胱癌(NMIBC)は膀胱癌の約70%を占め、TURBT施行後の再発率は31~78%と報告されています。再発をくり返すうちに高異型度または浸潤性の癌に進展し生命予後が不良となることが危惧されます。再発を防ぐには①腫瘍を全て完全に摘除すること②術中に腫瘍細胞を散布しないことが重要です。

出典:東京警察病院|泌尿器科
https://www.keisatsubyoin.or.jp/shinryoka/hinyou/

東京警察病院の施術について

東京警察病院の施術についてご紹介いたします。

放射線施術までの流れ

かかりつけ医からの紹介状

東京警察病院は地域医療ネットワークの根幹を支える中核病院であり、原則として一般病院や診療所のかかりつけ医からの紹介状がなければ、予約・診察を受け付けてもらえません。そのため、基本的に施術を受けようと思えばまずかかりつけ医へ申し出て紹介状を書いてもらうことが必要です。

また、現時点でかかりつけ医のいない人に対しては、連携している病院などかかりつけ医を紹介してくれます。

なお、緊急性が認められるような場合や相当の理由がある場合、紹介状がなくても診療を受け付けてもらえる場合もあるでしょう。

予約方法

診察手続き

紹介状などの必要書類を用意した上で、初診窓口4番で「初診整理券」を受け取り、必要書類と保険証をセットにして窓口へ提出します。その後、診察券を受け取って各診療科ブロック受付で手続きを行うといった流れです。

再診の予約は事前の診察時に医師と相談して受診日を決定し、その場で行います。そのため、基本的には改めて再診予約を行う必要はありません。

ただし、再診予約日の都合が悪くなった場合、再診予約センターで改めて予約をやり直すことも可能です。

再診予約センター(03-5343-5620/03-5343-5621)の受付時間は休診日を除いて「8:15~17:00」となっており、時間内に電話して予約を完了するようにしてください。

治療費について

初診時選定療養費

紹介状を持っていない初診患者の場合、初診時選定療養費として3,300円(税込)が別途必要です。ただし、救急車での来院や緊急受診、公的に医療援助を受けているような場合については初診時選定療養費が不要です。

支払いはクレジットカードも利用可能

診療費等の支払いについては、現金による清算だけでなくクレジットカードを利用したキャッシュレス決済にも対応しています。

利用可能なカードはJCBやVISA、Masterなど主要ブランドの他、デビットカードも対象となっています。

東京警察病院の基本情報

一般財団法人 自警会 東京警察病院
診療科目 放射線科・整形外科・呼吸器科・総合心療内科・消化器科・循環器科・泌尿器科、その他複数
診療時間 8:30~12:00/13:00~16:30
休診日 日曜日・祝日・年末年始 (12/29~1/3)
所在地 東京都中野区中野4丁目22番1号
電話番号 03-5343-5611
ベッド数 一般 415病床(ICU/CCU 8床、SCU 20床)
年間治療患者数 放射線科診療実績:合計146,869人(2017年度)
対応可能な治療方法 癌の三大治療に加えて、複数の診療科が連携して様々な治療を提供しています。
設備 ダビンチ、PET/CT、リニアック、CT付ガンマカメラ、CT、MRI、デジタルマンモグラフィー、バイプレーン血管撮影装置、密封小線源治療装置、高精度放射線治療装置
URL https://www.keisatsubyoin.or.jp/
   
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あくまでもサイト上の呼称であり、医師の実力を定義づけるものではありません。

「いちから分かる癌転移の治療方法ガイド」は、独自に調べた内容をまとめたサイトです。
治療法など詳しく知りたい場合は直接に各医療機関へお問い合わせ下さい。(2015年11月時点)

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