患者さんに合った最適かつ最新の治療を実施
ロボット手術を導入することによって、より安全性の高い手術を行うことが可能となっています。
放射線治療においても高精度で副作用の少ない治療を心掛けて行っており、患者さんの思いを考慮しながら治療の計画をすすめていくことができます。最新の放射線治療システムを用いることによって安全な治療を実現しています。
ほかにもがん治療に関わる最新の機器を多数取り揃えており、よりより治療を患者さんに提供するためのがんに対する研究も行っています。
千葉県がんセンターで行う主な治療について詳しく説明していきます。
千葉県がんセンターの治療方法
放射線
治療
千葉県立がんセンターで行われる放射線治療
あらゆる部位の癌の放射線治療を行っています。放射線治療を手術や化学療法を組み合わせて行うことでより効果を発揮する場合もあります。それぞれの診療科と放射線科が連携を取ることによってよりよい治療を行うことが可能です。
まず治療方針を決定し、治療計画を行い、実際に治療を行っていきます。治療開始前に固定具やマスクの作成を必要があれば行います。平日に1日1回の治療を行い、日常生活にとくに大きな制限はなく治療を行うことができます。
治療は一般的に2週間~2か月程度の治療期間を要します。
手術
治療
低侵襲手術センターの「手術支援ロボット(ダ・ヴィンチ)」を導入
がん専門病院として専門の医師はじめスタッフが高度な技術で治療を行います。放射線治療や化学療法と一緒に行うことによってよりがんに対する効果が高くなる場合もあります。手術を受けるときには患者さんに事前に会っておくことによって、不安や緊張を緩和するよう面談を行っています。
ダ・ヴィンチによるロボット支援手術は患者さんの負担が少なく、なおかつより細かい動きが可能となり安全で質の高い手術を行うことができ、難易度が高い手術も可能となります。
また、ロボット手術は保険対象となってから件数は増加しており、全国の中でも患者数がとても多いことでも知られています。
緩和ケアセンター
治療
緩和ケアセンターを設置することによって一歩進めた緩和ケアが可能に
外来によるがん治療を行う患者さんが増えるとともに専門的緩和ケアの需要が高まり、緩和ケアセンターを開設しました。
緩和ケアセンターではすべての患者さんやその家族に対して、緩和ケアチームと緩和ケア病棟、緩和ケア外来、がん看護外来、在宅支援部を統括して活動しており、それぞれの部門がそれぞれの専門性をもって患者さんのために活動をしています。
地域の医療機関と連携をスムーズに行うためにコーディネートする役割も担っています。緩和ケアセンターがあることによって、多くの患者さんがより満足度の高い治療を受けることが可能です。