前橋赤十字病院

群馬 放射線治療

群馬県や前橋市にとって頼りになる病院を目指す前橋赤十字病院

開院以来100年以上の歴史を持ちつつも、その時代の情勢や要望に合わせて変革や進化を繰り返してきた前橋赤十字病院。現在は地域がん診療連携拠点病院の指定に加えて高度救命救急センター、基幹災害拠点病院、地域医療支援病院、ドクターヘリ基地病院など、さまざまな役割とその責任を果たすべく、日々多くの患者さんを受け入れています。

一昨年には新病院が竣工。新たなコンセプトは「みんなにとってやさしい、頼りになる病院」です。

前橋赤十字病院の医師

名医(イメージ)

清原 浩樹前橋赤十字病院 放射線治療科部長

2000年に群馬大学医学部を卒業後、同附属病院や重粒子医科学センター病院勤務などで先進的な放射線治療に従事してきた経験を持つ医師です。幅広く放射線治療全般を専門領域とし、さまざまな高度放射線治療やサイバーナイフを駆使して多くの患者さんの治療を手がけてきました。論文や学会誌への寄稿も多く、その誠実な人柄も相まって若手医師の目標ともなっているようです。

治療をするにあたって大切にしているのは、各診療科の医師との連携をはじめとしたチーム医療の力。進行がんの患者さんが多く訪れる病院だけに、常日頃から相談と協働を通じて従来の診療科の枠組みを取り払い、スタッフと一丸になって地域がん診療連携拠点病院の役割を果たしたいと願っています。

  • 日本放射線腫瘍学会 放射線治療専門医
  • 日本医学放射線学会 研修指導者
  • 日本がん治療認定医機構 がん治療認定医

前橋赤十字病院のがん治療の特徴

前橋赤十字病院では、複数の診療科において積極的ながん治療を行なってきました。さまざまな分野の専門医が在籍する総合病院であることは、ある意味、がん専門病院にはない強みともいえるでしょう。心疾患や腎臓疾患、糖尿病などを合併している患者さんでも、それぞれの専門医と連携しながらがん治療を受けられるのがその理由です。

また、同院は厚生労働省から地域がん診療連携拠点病院にも指定されています。その役割を果たすために各診療科が一体となり、シームレスな診療を通じて最善のがん治療の提供を目指しています。

前橋赤十字病院のがん治療方法

放射線治療(イメージ)放射線
治療

充実の放射線治療機器と医療連携により、あらゆる放射線治療に対応

前橋赤十字病院の放射線治療科では、進歩を続ける治療法に後れを取ることなく常に新たな技術の導入と機器の更新を行なってきました。現在は通常の3次元原体照射に加えて強度変調放射線治療や画像誘導放射線治療を実施しており、直近の治療装置更新によって強度変調回転放射線治療も可能となっています。

2018年にはロボットアームを用いた高精度な次世代の定位放射線治療装置「サイバーナイフ」も導入。すでに多くの患者さんがこれらの放射線治療を受けているとのこと。

また、放射性同位元素を用いた非密封小線源治療も実施しています。現在は強い痛みを伴う骨転移や去勢抵抗性前立腺がんに対する内用療法の実績を重ねてきました。

充実した専門スタッフの体制も同院の放射線治療科の特長。専門医3名に加えて放射線治療専門放射線技師や医学物理士、放射線治療品質管理士などが多く在籍して高度な放射線治療の実施を支えます。院内各診療科の医師とも緊密な連携を図り、スムーズかつ適切な治療体制を整えるほか、近隣医療機関からの紹介患者さんも随時受け入れが可能。セカンドオピニオンにも都度対応しています。

放射線治療における地域医療連携にも力を入れており、群馬大学医学部附属病院での密封小線源治療(腔内照射・組織内照射)や重粒子線治療をはじめ、近隣の放射線治療実施医療機関と緊密な相互連携体制を構築。個々の患者さんの事情や意向に沿った治療方針を検討し、さまざまな治療ニーズに応えています。

抗がん剤治療(イメージ)抗がん剤
治療

入院・通院どちらにも対応できる体制を構築

肺がんに対する化学療法ではクリニカルパス(治療内容をあらかじめスケジュール化したもの)を使用し、化学療法の導入時は入院で、それ以降は通院での治療が可能となっています。イレッサやタルセバによる分子標的治療も、がん細胞の増殖に関与する遺伝子変異を調べたうえで積極的に展開してきました。

肝胆膵外科領域における局所進行がんに対しては、手術や放射線治療に併せて化学療法を行ない、根治性を高める取り組みに力を入れています。

血液内科においても多くの化学療法を取り扱っておりますが、治療後の白血球減少時期に起こりやすい呼吸器感染症を予防するため、完全無菌室や移動型無菌流量装置を完備するなど、治療の安全性を高める体制を整えています。

手術(イメージ)手術

難易度が高い肺機能温存手術を実施

呼吸器外科では肺がん手術において難易度の高い、肺機能温存手術(気管・気管支形成術)を以前から手がけています。肺がん手術は基本的にがんのある肺葉をすべて切除しますが、肺の付け根や太い気管支にがんが広がっている場合は、肺をまるごと切除しなければならないことがあります。こういったケースにおいては、がんが及んでいる気管支を切り離してから正常な気管支とつなぎ合わせることができれば、肺を残すのも実現可能です。

消化器内科では、先進医療として大腸がんに対する内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)を導入。症例数も年々増加傾向にあります。

前橋赤十字病院のがん治療実績

呼吸器外科の手術件数は過去2年半(1998年6月~2020年12月)で合計5,437件、うち肺がんに対する手術件数は1,922件ともっとも多くなっています。

2019年度における初発の5大がん(胃がん、大腸がん、乳がん、肺がん、肝臓がん)の中でも同院の場合は肺がんがトップで、すべてのステージを合わせると全体で487件の治療実績があります。

このほか、2019年度の初発がんでは大腸がんが296件、胃がんが205件と多くなっていますが、再発に対する治療実績では肝臓がんがトップで110件にのぼります。

前橋赤十字病院の施術について

前橋赤十字病院の施術について紹介します。

放射線施術までの流れ

前橋赤十字病院は、以下のような流れで放射線治療を行なっています。

1.治療の提案

放射線治療を行なう際には、病状はもちろん、本人や家族の社会背景や経済的負担などを含めた意向を確認した上で、もっとも適していると考えられる治療を提案します。

放射線治療は身体への負担が少ないので、日常生活を送りながら治療を受けることができます。

2.治療の準備

実際の放射線治療室で、放射線が治療部位に正確に照射されるように治療台の上で位置合わせを行ないます。治療部位が頭頸部の場合は、照射位置の精度を上げるために患者さんに合わせたマスクを事前に作製する場合があります。

3.実際の治療

放射線治療は1日1回で、治療時間は準備を含めておよそ15分前後です。放射線を照射している間は、痛みや熱、まぶしさなどを感じることはありません。

治療は複数回に分けて目標となる放射線量を照射しますが、全体の治療期間は癌の種類や状態によって数日間から2カ月程度と幅があります。基本的に平日5日間連続で治療を行なって週末や祝日は休みますが、長期連休の場合などは別途検討します。

前橋赤十字病院の基本情報

前橋赤十字病院
診療科目 内科(総合内科)・リウマチ科・腎臓内科・血液内科・糖尿病、内分泌内科・感染症内科・精神科・神経内科・脳神経外科・呼吸器内科・呼吸器外科・消化器内科・外科・乳腺科・内分泌外科・心臓血管内科・心臓血管外科・小児科・産婦人科・整形外科・形成外科・美容外科・皮膚科・泌尿器科・眼科・耳鼻咽喉科・放射線診断科・放射線治療科・麻酔科・リハビリテーション科・歯科口腔外科・救急科・病理診断科・臨床検査科
診療時間 8:30~11:00
休診日 土曜・日曜・祝日・創立記念日(3/23)・年末年始
所在地 群馬県前橋市朝倉町389-1
電話番号 027-265-3333
ベッド数 555床
年間治療患者数 肺癌に対する手術:1,775件(1998年6月~2019年12月)
大腸癌に対するESD(内視鏡的粘膜下層剥離術):29件(2018年)
対応可能な治療方法 手術療法、放射線治療、化学療法など
設備 放射線治療装置、サイバーナイフ、MRIなど
URL https://www.maebashi.jrc.or.jp/
   
免責事項
このサイトでは、がん治療に対応しているクリニックの「医師」を「名医」と定義しています。
あくまでもサイト上の呼称であり、医師の実力を定義づけるものではありません。

「いちから分かる癌転移の治療方法ガイド」は、独自に調べた内容をまとめたサイトです。
治療法など詳しく知りたい場合は直接に各医療機関へお問い合わせ下さい。(2015年11月時点)

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