
北多摩北部医療圏で地域医療を支える、東京都立多摩北部医療センター
東京都立多摩北部医療センターは1986年(昭和61年)に「東京都多摩老人医療センター」として開設されて以来、北多摩北部医療圏における基幹病院として地域の医療ネットワークの基盤を支えてきました。またリニューアルオープンなどを重ね、令和4年7月からは東京都立病院機構に参加して現在の「東京都立多摩北部医療センター」となっています。
癌治療や小児医療などの重点医療を行っており、癌治療に関しては「泌尿器科・前立腺がん診断治療センター」といった専門部署も開設しています。
東京都立多摩北部医療センターの放射線科において部長を務める長谷部伸医師は、放射線治療を専門分野とする医師です。日本専門医機構認定放射線科専門医や日本医学放射線学会放射線腫瘍学会認定放射線治療専門医、日本核医学会核医学専門医・PET核医学認定医といった複数の学会から癌治療や放射線治療の専門医・認定医として資格を認められているプロフェッショナルです。
東京都立多摩北部医療センターでは放射線治療を担当する他、放射線治療に関するセカンドオピニオンにも対応しています。
東京都立多摩北部医療センターは東京の多摩北部エリアにおいて、地域の医療ネットワークを支える基幹病院として機能しており、特に小児医療や癌治療に関して重点医療対象として設定しているのが特徴です。
放射線治療に関しては、放射線治療専門医や放射線診断専門医など複数の専門家が連携してチーム医療を実践しており、外科治療などについても手術支援ロボットを導入して低侵襲かつ高精度の治療を追求しています。
当院は2023年6月よりダビンチXiを導入し、大腸癌に対しロボット支援下手術をおこなっています。ダビンチは多関節の機能を有したロボットアームを用いることで従来の腹腔鏡下手術より精度の高い手術が可能です。私自身は術者およびプロクター(指導医)として150症例以上のロボット手術の経験を有しております。多摩北部地区の患者様に最先端の治療を提供したいと思っております。
引用元:東京都立多摩北部医療センター
https://www.tmhp.jp/tamahoku/da-vinci.html
東京都立多摩北部医療センターでは高精度放射線治療として、強度変調放射線治療(IMRT)や画像誘導放射線治療(IGRT)、定位放射線治療(SRS/SRT/SBRT)といった治療を2012年度(平成24年度)から実施しています。
患者の体内の状態や癌の位置などを精密にターゲッティングした上で、ピンポイントの放射線照射などを行うことで、健常な細胞への被曝ダメージを軽減しながら、癌細胞へのダメージを増大させて治療効果を高められることが強みです。
画像誘導放射線治療(IGRT)、強度放射線治療(IMRT)、定位放射線治療(SRS/SRT/SBRT)などの高精度放射線治療を平成24年度より開始しています。
引用元:東京都立多摩北部医療センター
https://www.tmhp.jp/tamahoku/outpatient/medical-professional/radiation-therapy.html
東京都立多摩北部医療センターの放射線治療では、定位放射線治療の一環として、多発型転移性脳腫瘍の患者のために脳定位放射線治療へ特化した「Hyperarcシステム」が導入されている点も見逃せません。
これにより、従来は放射線治療などによる対応が困難とされていた症例や状態であっても治療可能性を高めていることが特徴です。
また根治的な治療だけでなく緩和的放射線治療も積極的に行っており、癌患者を苦しめる疼痛や出血といった症状を改善し、QOLの向上をサポートしている点も特徴です。
病巣部へ高線量の放射線をピンポイントで照射します。また、当院には脳定位放射線治療に特化したHyperarcシステムが導入されており、多発の転移性脳腫瘍にも対応しています。
引用元:東京都立多摩北部医療センター
https://www.tmhp.jp/tamahoku/outpatient/medical-professional/radiation-therapy.html
放射線治療として、外照射によって放射線照射を行うだけでなく、前立腺癌の患者などに対しては「ヨウ素125シード線源」を活用して、患者の体内から癌細胞へアプローチする「前立腺がん密封小線源治療」といった治療も活用されています。
また、その他にも放射線科の専門医療では「ラジウム223内用療法(ゾーフィゴ)」も取り扱っており、どのような治療プランが適しているのかしっかりと専門医へ相談することが可能です。
泌尿器科・前立腺がん診断治療センターでは手術支援ロボット「ダビンチ」を導入しており、腎腫瘍や腎盂尿管腫瘍、筋層浸潤性膀胱癌といった複数の癌については主としてロボット支援下手術が活用されています。
複数の医療用ロボットアームと高精度デジタルカメラを搭載した医療用ロボットを遠隔操作して手術を行うことで、患者の肉体へのダメージを抑えつつ、開腹手術と同程度の治療効果を期待できる方法です。また集学的治療として、術後化学療法などが併用されることもあります。
これまでの国内外の報告から、早期子宮体がんに対するダビンチ手術は、開腹手術や腹腔鏡手術と比べて根治性、安全性の観点から劣ることはなく、肥満や高齢の方ではむしろ技術的有用性を発揮する可能性があると考えられています。根治性、安全性を損なわず、整容性にも優れ、より早期の回復が期待できるため、早期子宮体がんの方にダビンチ手術は大きな恩恵があると考えています。
引用元:東京都立多摩北部医療センター
https://www.tmhp.jp/tamahoku/da-vinci.html
患者の状態や癌の種類、手術内容などに応じて、術前術後の補助化学療法や放射線治療といった集学的治療も積極的に実践されています。具体的には、膀胱癌術後補助化学療法として「ニボルマブ」が実施されていたり、筋層浸潤性膀胱癌に対する術前化学療法が行われていたり、あるいは局所範囲にとどまる前立腺癌に対しては手術と放射線治療で根治を目指すといった具合です。
東京都立多摩北部医療センターでは高精度放射線治療やロボット支援下手術、さらにその他の集学的治療など、あらゆる癌に対して多角的なアプローチが用意されており、それぞれの癌患者の状態や既往歴なども考慮して専門医が適切な治療プランを提案しています。また、各治療法の精度や品質を維持・向上するために、高度人材の活用だけでなく医療機器の導入や技術の刷新にも取り組んでおり、検査装置なども定期的に新システムの検討をしている点は見逃せません。
当サイトでは、転移癌の治療を諦めない医師がいるおすすめ病院を紹介しています。放射線治療や化学療法、手術などについて相談できる医療機関をまとめているため、治療の選択肢を広く知っておきたい方はあわせてご覧ください。
※医療機関ごとに対応する治療法、適応、受診条件は異なります。詳細は各医療機関へご確認ください。
東京都立多摩北部医療センターの放射線科では画像診断・核医学・放射線治療の3分野を統括しており、画像診断やマンモグラフィ、核医学検査といった各種検査を実施しています。加えて、放射線治療専門医が患者の診察を行い、放射線治療の適用判断や治療法の提案を行うと共に、治療計画装置などを使って詳細な画像分析にもとづいた治療計画を立案している点は重要です。
東京都立多摩北部医療センターは「受診紹介予約制」を採用しており、原則として、救急患者を除いて患者は初診予約時に地域のかかりつけ医療機関からの紹介が必要となっています。
また、予約専用電話「042-396-3511」が用意されており、患者は紹介状を準備した上で、電話によって診療科の初診予約をすることが可能です。なお予約をせずに病院を訪れた場合、当日の状況によって診療を受けられない可能性もあります。
標準治療や保険診療に関しては保険適用となるため、治療費についてもあらかじめ主治医へご確認ください。また紹介状を持参しない場合、「非紹介患者初診加算料」として税込7,700円(医科)などが別途必要です。
| 東京都立多摩北部医療センター | |
|---|---|
| 診療科目 | 内科、内分泌・代謝内科、循環器内科、腎臓内科、呼吸器内科、消化器内科、神経内科、血液内科、小児科、精神科、外科、消化器外科、脳神経外科、整形外科、皮膚科、麻酔科、泌尿器科、産婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、歯科口腔外科、リハビリテーション科、放射線科、リウマチ膠原病科、病理診断科 |
| 診療時間 | 診療受付時間 8:30~17:00(一部診療科を除く) |
| 休診日 | 土曜・日曜・祝日 |
| 所在地 | 東京都東村山市青葉町一丁目7番地1 |
| 電話番号 | 042-396-3811 |
| ベッド数 | 337床(集中治療室8床を含む) |
| 年間治療患者数 | 令和7年度の手術総件数:866件 ※泌尿器科・前立腺がん診断治療センター手術実績 |
| 対応可能な治療方法 | 手術治療、放射線治療、化学療法 |
| 設備 | ロボット手術システム(da Vinci)、128列2検出器CT、マンモグラフィ装置、オンライン診療予約システム「地域医療連携システムC@RNA Connect」、高精度放射線照射装置など |
| URL | https://www.tmhp.jp/tamahoku/ |