
日本の高度医療をリードする、国立国際医療センター
国立国際医療センターは国立健康危機管理研究機構が運営する特定機能病院で、日本国における高度医療をリードする医療機関として、診療と研究を統合した医療サービスを提供している総合病院です。癌治療はもちろん様々な感染症や幅広い病気に関して適切な診療を実施できるよう、専門的なスキルを備えた医師や医療機器の拡充もすすめており、癌治療に関しても標準治療をベースとして幅広いニーズへ対応しています。
中山秀次医師は国立国際医療センターの放射線治療科において診療科長・診療科医長を務める医師です。日本医学放射線学会放射線治療専門医や日本内科学会認定内科専門医などの専門医資格を有しているプロフェッショナルです。東京慈恵会医科大学を卒業後、国立がん研究センター中央病院などで経験を積み、また筑波大学陽子線医学利用研究センター講師や東京医科大学放射線科准教授といった立場で後進の育成にも取り組んでいます。
適切かつ迅速な治療を目指し、患者に対する副作用の低減などに取り組んでいることもポイントです。
国立国際医療センターは、国立感染症研究所(NIID)と国立国際医療研究センター(NCGM)の統合によって2025年4月に設立された国立健康危機管理研究機構(Japan Institute for Health Security:JIHS)が運営する、国立の医療機関です。
高度医療の研究と診療を統合して、様々な患者のために高品質な医療環境を整えた特定機能病院の1つでもあります。癌治療に関しても各診療科において専門医や認定医といった資格を有するプロフェッショナルが、高精度治療を実現する医療機器や設備を活用し、患者に合った治療プランを提案しています。
国立国際医療センターでは放射線を活用した診療科が複数開設されており、中でも放射線治療科は専門医資格などを有するプロフェッショナルによって、安全かつ正確な放射線治療を実施できるように医療サービスを提供しています。
放射線治療専門医による診断をベースとして治療計画を立案し、専門知識やスキルを備えた診療放射線技師が日々の照射を実施するといった、チーム体制による治療が行われていることも特徴です。
また、国立国際医療センター放射線治療科は日本放射線腫瘍学会の認定施設となっており、高精度放射線治療装置として複数の医用リニアックなどを導入していることも見逃せません。
国立国際医療センター放射線治療科では高精度放射線治療装置として、VARIAN社製のリニアック(直線加速装置)などを導入しており、強度変調放射線治療(IMRT)や回転型強度変調治療(VMAT)といった高精度放射線治療を実施していることが特徴です。
また、画像照合用のX線画像診断システムなどを併用することで、腫瘍の位置や正常な組織を適切に区別して、癌細胞だけにダメージを与えられるように調整する画像誘導放射線治療(IGRT)などの治療も行われています。
なお、治療の開始日や予約時間などは患者のライフスタイルや個別事情にも配慮して検討してもらえるため、希望について気軽に相談できることも重要です。
当科では、治療開始までの待ち時間を短くし、迅速に(数日で)治療を提供しています。また、より多くの患者さんに高精度の治療を提供できるよう心がけております。なお、治療の開始日や予約時間は、患者さんの病状やご都合などを考慮し、総合的に判断、決定します。また、日々の治療予約時間についてもご希望を考慮し決定しますので、ご希望がある場合にはご相談ください。
引用元:国立国際医療センター公式HP
https://www.hosp.jihs.go.jp/s036/index.html
国立国際医療センターでは癌患者が日常生活を送りながら癌治療に取り組めるよう、通院で化学療法を受けるための外来治療センターを設置しています。外来治療センターでは癌患者のために、がん薬物療法や膠原病等の生物学的製剤治療を実施。センターは外来化学療法室や処置室、診察室、相談室など複数の機能を統合されていることも特徴です。
診察室においては腫瘍内科専門医の資格を有する医師が患者の診察に対応し、さらに緩和ケアに関しては緩和ケア専門医が外来も担当しています。その他にも、認定看護師など化学療法について適切なスキルと経験を有する医療従事者がチーム医療を実践しています。
診察室では消化器内科、乳腺腫瘍内科、呼吸器内科の腫瘍内科専門医が診察を行い、また、緩和ケア専門医による緩和ケア外来も行っています。認定看護師をはじめ、経験豊富な看護師が、患者さんの外来での治療を安心、安全に行えるように適切なケアを提供しています。
引用元:国立国際医療センター公式HP
https://www.hosp.jihs.go.jp/otc/index.html
国立国際医療センターの薬物療法は、抗がん剤などの薬剤を使用した化学療法の他にも、分子標的薬や免疫チェックポイント阻害薬、またホルモン療法として内分泌療法といった複数の治療法が用意されており、投与法についても内服や注射など複数のルートから検討することができます。
どのような治療法を選択するかは、担当医や各診療科の専門医、薬剤師などが連携して個々にプランニングを行い、また各医薬品の副作用やリスク、患者の状態といった情報も踏まえて総合的な観点から決定されることがポイントです。
医師や薬剤師、看護師の他にも栄養士やソーシャルワーカー、精神科リエゾンチーム、緩和ケアチームといった複数の専門家が連携して、横断的なチーム医療体制を構築していることも見逃せません。
国立国際医療センターでは高度医療の研究や診療を統合的に実施しており、癌治療についても放射線治療や化学療法、外科治療といった標準治療に加えて、がんゲノム医療など先端医療を含めた多角的な取り組みを行っています。そのため転移癌に関しても、主治医だけでなく複数の診療科の専門医や各分野の専門家がタッグを組んで、チーム体制による集学的治療の観点から適切な治療プランの検討や実施を進めてもらえることがポイントです。
当サイトでは、転移癌の治療を諦めない医師がいるおすすめ病院を紹介しています。放射線治療や化学療法、手術などについて相談できる医療機関をまとめているため、治療の選択肢を広く知っておきたい方はあわせてご覧ください。
※医療機関ごとに対応する治療法、適応、受診条件は異なります。詳細は各医療機関へご確認ください。
放射線治療科では最初に放射線治療専門医が患者の診察を行い、その診断結果にもとづいて適切な治療計画を作成します。
実際の放射線治療(照射)はその治療計画にもとづいて、専門技術を備えた放射線技師が担当し、また治療効果を専門医が確認して、それを改めて治療計画へ反映するという流れです。
国立国際医療センターで放射線治療を受ける場合、まずは放射線治療専門医の診察を受けた上で、治療開始日などを相談しなければなりません。
そのため、まずは国立国際医療センターの放射線治療受付番号「03-3202-7181(内線:2640)」に電話をして、放射線治療に関する電話予約をすることが必要です。
国立国際医療センターは国立の医療機関として標準治療をベースとした癌治療を実施しており、基本的に治療費は保険適用となります。なお、保険適用外の治療やその他の費用については主治医に確認するか、院内の「がん相談支援センター」において専門相談員(ソーシャルワーカー・看護師)などに話を聞くことができます。
| 国立健康危機管理研究機構 国立国際医療センター | |
|---|---|
| 診療科目 | 総合診療科、呼吸器内科、消化器内科、心療内科、精神科、緩和ケア科、小児科・新生児科、リハビリテーション科、乳腺・腫瘍内科、放射線診断科、放射線治療科、放射線核医学科、臨床ゲノム科、外科、呼吸器外科、心臓血管外科など43科 |
| 診療時間 | 外来診療時間 8:30~17:15 |
| 休診日 | 土曜日・日曜日・祝祭日・年末年始12月29日~1月3日 |
| 所在地 | 東京都新宿区戸山1-21-1 |
| 電話番号 | 03-3202-7181 |
| ベッド数 | 706床 |
| 年間治療患者数 | 診療実績(総合診療科):延べ患者数4,293人(2021年度) 診療実績(膠原病科):外来患者数14,503例(2024年度) ※診療科ごとにデータ分類 |
| 対応可能な治療方法 | 手術治療、放射線治療、化学療法、ゲノム医療 |
| 設備 | VARIAN社製 Linac(2台)、Canon社製 AquilionTM64列システム、呼吸同期システム(VARIAN RPM-System)、線量測定機器3D-WaterPhantomなど |
| URL | https://www.hosp.jihs.go.jp/ |