いちから分かる癌転移の治療方法ガイド

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東京都立大塚病院

東京放射線治療化学療法手術
(サイトイメージ)
引用元:東京都立大塚病院公式HP
https://www.tmhp.jp/ohtsuka/

およそ100年にわたり地域医療を支える、東京都立大塚病院

東京都立大塚病院は独立行政法人東京都立病院機構が運営する公立病院であり、その設立と歴史は昭和4年(1929年)にまで遡ります。以来、およそ100年にわたって豊島区を中心として周辺エリアにおける地域医療の基盤構築に貢献。また、令和2年(2020年)から始まった大規模改修工事が令和6年(2024年)5月に完了し、改めて医療施設や医療環境も刷新されて医療サービスの品質も向上しました。

東京都立大塚病院の医師

福田 晃 院長

2026年6月現在、福田晃院長は東京都立大塚病院の責任者として病院の運営を担いながら、また自身も日本外科学会外科専門医・指導医や日本消化器外科学会消化器がん外科治療認定医など複数の専門医・認定医資格を有するプロフェッショナルとして、癌患者を含めて様々な患者の治療に当たっています。

2026年4月に東京都立大塚病院の院長に就任し、それ以前は東京都立豊島病院外科系副院長を務めるなど複数の医療機関や医療の現場で活躍していました。

消化器領域における外科治療や癌治療を専門としており、特に膵臓外科に関して専門性を高めています。

参考元:東京都立大塚病院公式HP
(https://www.tmhp.jp/ohtsuka/section/geka/surgery.html)
目次

東京都立大塚病院の特徴

公立病院として地域医療における医療・福祉・看護の統合を支援

東京都立大塚病院は行政的医療サービスを提供する公的医療機関として、およそ100年近くにわたり地域の人々の健康や安全を支えてきたことが特徴です。そのため、癌治療を含めて提供する医療サービスに関しても、医学的根拠や学会認定のガイドライン、公的に定められた標準治療などを土台として提供。さらにそれぞれの診療科において専門医や認定医の資格を有するプロフェッショナルが患者ごとの治療プランを検討しています。

東京都立大塚病院の治療方法

放射線治療

高精度放射線治療の実施

東京都立大塚病院では2025年10月に放射線科の医療設備を刷新し、高精度放射線治療を可能にする放射線発生装置(リニアック)を導入しました。これにより根治目的の放射線治療から再発を防ぐための予防照射、さらに癌による症状を低減・緩和するための緩和照射などをまとめて実施できる環境が整っており、患者のQOL向上を積極的にサポートしていることがポイントです。

高精度放射線治療としては、腫瘍のサイズや形状に合わせて放射線量をコントロールする「強度変調放射線治療(IMRT)」や、治療ごとに腫瘍を撮影して正確な位置制御による放射線照射を行う「画像誘導放射線治療(IGRT)」を実施。その他にも患者の体表面の動きをリアルタイムでモニタリングして正確な照射を行う「体表面画像誘導放射線治療(SGRT)」などを実施しています。

参考元:東京都立大塚病院公式HP
(https://www.tmhp.jp/ohtsuka/section/chuo/radiology/radiology6.html#souchi)

女性の専門医と夜間放射線治療

東京都立大塚病院では様々な事情を抱える患者が、少しでも自分らしい生活を送りながら適切な癌治療に取り組めるよう、仕事や家庭の都合に配慮して治療スケジュールを検討できる「夜間放射線治療(平日19時まで)」を取り入れていることも重要です。

これにより日中は忙しい人でも通院外来で放射線治療を受けやすくなっており、さらに女性患者の気持ちにも配慮して、女性の放射線治療専門医を常勤させていることも見逃せません。

その他にも都立病院としてのメリットを活かして、複数の診療科の医師や看護師が連携しながら、個々の患者のためにオーダーメイドの診療プランを提案する総合的医療サービスが強みです。

当院では、女性の放射線治療専門医が常勤しており、女性特有のお悩みにも丁寧に対応いたします。
また、様々な疾患に対応できるよう、都立病院ならではの多診療科連携により、総合的な治療を行っています。

引用元:東京都立大塚病院
https://www.tmhp.jp/ohtsuka/section/chuo/radiology/radiology6.html#souchi

外科治療

低侵襲治療

東京都立大塚病院ではリンパ節転移を有さず、浸潤の進んでいない早期癌などに対して、内視鏡を用いて病変を切除する内視鏡治療(低侵襲治療)を積極的に実施しています。また、例えば大腸がんにおける内視鏡治療に関しては内視鏡的大腸粘膜切除術(EMR)や内視鏡的大腸粘膜下層剥離術(ESD)といった複数の治療法を用意。それぞれの患者の状態や癌の状況などを考慮した上で方法を提案してくれます。

また、内視鏡治療の適応にならない癌に対して手術治療を行う際も、開腹手術でなく腹腔鏡を使用した低侵襲な手術方法を検討し、患者のために安全性や有効性を考慮しながら適切なプランニングをしていることが強みです。

手術支援ロボットの導入も検討

東京都立大塚病院では積極的な医療設備や医療機器の拡充によって、患者のために高品質な医療サービスを提供できる環境づくりに取り組んでいます。外科治療に関しても開腹手術と同等の効果を、低侵襲治療のような低負荷で実施するための設備として、手術支援ロボットの導入計画も進められています。

2026年度中に手術支援ロボットを導入することで、従来の外科治療体制を一層にレベルアップさせ、さらに低侵襲かつ安全性に優れた手術環境の確立を目指していることは見逃せません。

また院長自身が膵臓外科を専門領域とする癌手術の専門医・認定医・指導医であり、その他にも複数の専門医や認定医といった有資格のプロフェッショナルがチーム医療体制を構築して、一層に治療品質を追求しています。

重点医療としては、災害医療、救急医療、障害者(児)合併医療、小児精神医療などがあります。救急医療では2次救急医療機関として「断らない救急」を実践し、救急搬送も積極的に受け入れています。また、今年度中には最新の手術支援ロボットを導入し、従来よりも低侵襲で、安全性の高い手術を提供できる体制を整えてまいります、災害医療では豊島区唯一の災害拠点病院として、災害時の患者受入れ等に備えています。

引用元:東京都立大塚病院
https://www.tmhp.jp/ohtsuka/about/greeting.html

転移癌の治療選択肢も確認したい方へ

東京都立大塚病院は豊島区にある行政運営の医療機関であり、地域医療支援病院にも指定されている地域医療ネットワークの基幹病院です。癌治療に関しても各学会の専門医や指導医、癌治療の認定医といったプロフェッショナルを集結させ、外科治療や放射線治療、化学療法など標準治療にもとづいた様々な治療を横断的に組み合わせながら、患者のために適切な治療計画を作成する集学的治療を実施しています。また2025年からは高精度放射線治療にも対応し、根治から緩和まで幅広い段階に対応しています。

当サイトでは、転移癌の治療を諦めない医師がいるおすすめ病院を紹介しています。放射線治療や化学療法、手術などについて相談できる医療機関をまとめているため、治療の選択肢を広く知っておきたい方はあわせてご覧ください。

※医療機関ごとに対応する治療法、適応、受診条件は異なります。詳細は各医療機関へご確認ください。

東京都立大塚病院の施術について

放射線治療の流れ

東京都立大塚病院で放射線治療を受ける場合、まずは放射線治療医による診察を受けることが必要です。そしてその診断結果にもとづいて放射線治療医が治療の適応性を判断し、治療方法や照射回数などを決めます。

その後、治療計画用CTを撮影し、画像診断の結果を踏まえてコンピュータで治療計画が作成されます。

なお放射線治療の開始時期は、通常、治療計画用CTの撮影から数日後となっており、土日祝日を除いて基本的に毎日行われていることもポイントです。

予約方法

東京都立大塚病院の放射線治療は基本的に通院外来として受けることができます。ただし照射スケジュールや回数は治療計画に従っているため、治療の希望日や時間帯についてはあらかじめ主治医へ相談してください。

なお、放射線科の受診・診察は事前予約制となっており、放射線治療医の診察を受けるためには事前に電話で予約(受付時間:平日9時~17時)をすることが必要です。

参考元:東京都立大塚病院公式HP
(https://www.tmhp.jp/ohtsuka/outpatient/firstvisit.html#syoukai)

治療費について

基本的に保険適用の標準治療が実施されており、治療費については患者ごとに保険適用の診療費などが必要です。なお、例えば同じCT検査であっても造影剤を使用する場合と、使用しない場合とで検査費用の金額などが変動するため、具体的にどの程度の治療費が必要になるかは必ず主治医や相談員へ確認するようにしてください。

東京都立大塚病院の基本情報

地方独立行政法人 東京都立病院機構 東京都立大塚病院
診療科目 内科、消化器内科、腎臓内科、糖尿病・内分泌代謝内科、血液内科、脳神経内科、呼吸器内科、循環器内科、老年内科、精神科、小児科、外科、整形外科、脳神経外科、形成外科、皮膚科、泌尿器科、産科、婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、リハビリテーション科、リウマチ膠原病科、放射線科、歯科口腔外科、麻酔科、児童精神科、女性総合外来、救急診療科
診療時間 診療受付時間 9:00~17:00
休診日 土曜・日曜・祝日、12月29日~1月3日
所在地 東京都豊島区南大塚二丁目8番1号
電話番号 03-3941-3211
ベッド数 413床(医療法許可病床数)
年間治療患者数 手術件数(令和7年1月~12月):合計862件
対応可能な治療方法 手術治療、放射線治療、化学療法
設備 放射線情報システム、放射線照射治療装置、治療計画用CT装置、MRI装置(2台)、医用画像情報システムなど
URL https://www.tmhp.jp/ohtsuka/