いちから分かる癌転移の治療方法ガイド

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総合病院聖隷浜松病院

静岡放射線治療化学療法手術
総合病院聖隷浜松病院(サイトイメージ)
引用元:総合病院聖隷浜松病院公式HP
https://www.seirei.or.jp/hamamatsu/

浜松市の地域がん診療連携拠点病院として癌治療の基盤を構築

総合病院聖隷浜松病院は静岡県浜松市にある総合病院であり、2026年9月現在、標榜科目35科、診療科目79科を有する地域の基幹病院です。また癌治療についても積極的な医療設備の拡充に取り組んでおり、地域がん診療連携拠点病院として周辺の医療機関とも連携しながら地域の癌治療ネットワークの土台を構築している点が重要です。

また、癌治療に特化した「がん診療支援センター」を設立するなど、幅広い癌患者に適切な治療やケアを提供しています。

総合病院聖隷浜松病院の医師

祢里 真也 腫瘍放射線科部長・放射線治療センター長

総合病院聖隷浜松病院では癌の放射線治療に特化した専門施設として「腫瘍放射線科・放射線治療センター」を開設しており、祢里真也医師はセンター長としてチーム医療をリードしています。また、同時に「がん診療支援センター」において副センター長も兼任しており、総合病院聖隷浜松病院の癌治療を総合的にカバーしていることも重要です。

専門領域として肺がんなどの呼吸器癌や放射線治療を扱っており、日本外科学会認定登録医や日本呼吸器学会呼吸器専門医、日本専門医機構放射線治療専門医など複数領域で専門医資格を有しています。

目次

総合病院聖隷浜松病院の特徴

積極的な医療設備の拡充による高度癌治療の提供

総合病院聖隷浜松病院の癌治療の特徴として、手術支援ロボット「ダビンチXi」や放射線治療装置「サイバーナイフ」、半導体PET/CT装置(GE Discovery MI)といった高精度医療システムの導入を積極的に勧めてきたことは無視できません。

また、優れた医療機器を適切かつ十分に運用できるよう各診療科にはそれぞれの領域において専門知識を有するプロフェッショナルを配置し、さらに診療科が横断的に連携する集学的治療を実践することで患者に適した治療プランを検討しています。

総合病院聖隷浜松病院の治療方法

放射線治療

高精度放射線治療装置

ロボットアームを搭載した定位放射線治療装置であり、患者の体に対して三次元的に放射線を照射することで、患者の体内にある癌の形状やサイズ、位置に合わせてピンポイントの放射線照射を実現できることが特徴です。

ターゲットとなる癌細胞へ高密度の放射線を短時間で照射できるため、治療期間を短縮して患者への精神的・肉体的負担を軽減できることも強みです。

サイバーナイフとは、ロボットアームを用いた次世代の定位放射線治療装置で、3次元的に放射線を当てます。さらに前処置で留置した金属マーカーを常時監視し、膀胱に溜まった尿等によって動く前立腺に合わせて放射線を当てます。
定位照射は、必要な部分へ高線量を集中することができます。(中略)
標準分割照射で2か月かかる治療が、サイバーナイフの定位照射では1週間で終わります。
前立腺のみに集中した照射で、1回35~37Gy(グレイ:放射線の量の単位)の治療を5回程度行います。

引用元:総合病院聖隷浜松病院公式HPより抜粋
https://www.seirei.or.jp/hamamatsu/department/tumor-radiology/rt-prostatecancer/

強度変調放射線治療(IMRT/VMAT)

高精度放射線照射治療の1種であり、患者の体内にある癌組織をターゲッティングした上で、患者の癌組織に対して放射線の強度を調整しながら外部照射を行います。必要最小限かつ治療に十分な放射線をコントロールすることで、健常な細胞への被曝ダメージを軽減できる一方、目的の癌へ放射線を収束させ、癌細胞を効率的に攻撃できることが特徴です。

また、総合病院聖隷浜松病院ではその他にも画像誘導放射線治療(IGRT)といった高精度放射線照射治療が患者の状態や癌の種類に合わせて実践されています。

外科治療

ロボット支援下手術

総合病院聖隷浜松病院では医療用ロボットシステムとして、手術支援ロボットを導入しています。

ダビンチXiは複数のロボットアームと高精細なデジタルカメラや画像システムを搭載した高度医療機器です。「ロボット支援下手術」では、執刀医は患者の体へ直接に触れることなく、高倍率のデジタルモニターを確認しながらダビンチXiのロボットアームをリモート操作して患者の病巣の摘出などを行います。

ロボット支援下手術は内視鏡手術のような低侵襲性と、開腹手術のような治療効果を併用できる高度癌治療とされています。

2012年に前立腺がんに対するロボット支援手術が保険収載されて以降、対応疾患が年々増加しています。当院では現在のところ、泌尿器科、婦人科、上部消化管外科、大腸肛門科、呼吸器外科、小児外科、肝胆膵外科がロボット支援手術を行っています。(後略)

引用元:総合病院聖隷浜松病院公式HPより抜粋
https://www.seirei.or.jp/hamamatsu/guidance/equipment/davinci/

内視鏡手術・開腹手術

ロボット支援下手術が不適応であったり、患者がロボット支援下手術を希望しなかったりする場合、総合病院聖隷浜松病院では通常の開腹手術や、低侵襲治療として内視鏡手術なども幅広く行っています

また、手術だけで治療することが困難であったりリスクが想定されたりする場合については、術前術後の化学療法や放射線治療との併用といった集学的治療を積極的に採用しており、それぞれの患者にとって適していると思われる治療プランを、各医師が協力して検討してくれる体制は見逃せません。

転移癌の治療選択肢も確認したい方へ

総合病院聖隷浜松病院は標準治療を前提として様々なアプローチによる癌治療が実践されており、従来の治療だけでは対応困難な進行癌や転移癌に対してもサイバーナイフを活用した治療を検討するなど、患者の今と未来を考えた治療方法を提案してくれることが魅力です。具体的には、転移性脳腫瘍やリンパ節転移、転移性脊椎・脊髄腫瘍などがサイバーナイフの対象疾患となっており、その他にも色々な治療を主治医に相談することができます。

当サイトでは、転移癌の治療を諦めない医師がいるおすすめ病院を紹介しています。放射線治療や化学療法、手術などについて相談できる医療機関をまとめているため、治療の選択肢を広く知っておきたい方はあわせてご覧ください。

※医療機関ごとに対応する治療法、適応、受診条件は異なります。詳細は各医療機関へご確認ください。

総合病院聖隷浜松病院の施術について

放射線治療の流れ

看護面談・診察

総合病院聖隷浜松病院では放射線治療医の診察に先んじて、患者の体調確認や事前準備を目的とした問診と看護師による面談が実施されます。その後、放射線腫瘍医が患者を診察し、適切な治療方針の決定や治療の説明が行われます。

なお、医師の診察後に改めて看護師による診察後面談が行われ、さらに医師が作成した治療計画に関する説明やパンフレットによる案内が行われる点も特徴です。

治療計画作成

各種診断結果や画像検査の結果にもとづいて、医師と医学物理士が治療計画システムを用いて放射線治療のプランを立案し、さらに専用測定器による検証作業が行われます。

初回治療・看護面談

治療計画にもとづいて初回照射を行った後、看護師が面談を行って患者の不安へ寄り添います。

予約方法

サイバーナイフなどを受けるためには事前の予約が必要です。予約や相談に関しては「地域医療連絡室(JUNC):0120-107-352」へお問い合わせください。

治療費について

サイバーナイフを含めて高精度放射線照射治療は保険適応で受けることができます。実際の治療費については主治医や看護師へご確認ください。

総合病院聖隷浜松病院の基本情報

総合病院聖隷浜松病院
診療科目 内科、呼吸器内科、消化器内科、放射線科、眼科、呼吸器外科、形成外科、内分泌内科、腫瘍放射線科など
診療時間 診療受付時間 8:30~11:00
休診日 土曜日午後・日曜日・祝日・年末年始(12月29日~1月3日)
所在地 静岡県浜松市中央区住吉2-12-12
電話番号 053-474-2222
ベッド数 750床
年間治療患者数 2024年度の外来患者数:476,393人
対応可能な治療方法 手術治療、放射線治療、化学療法
設備 手術支援ロボット「ダビンチXi」、放射線治療装置「サイバーナイフ」、半導体PET/CT装置(GE Discovery MI)、Revolution CT/レボリューションシーティー(GEヘルスケア社製)など
URL https://www.seirei.or.jp/hamamatsu/