本サイトに掲載する医師のなかから、癌関連の論文発表をしている大腸肛門病専門医を都道府県別に一部、ご紹介します。(2021年12月調査)
お腹に小さな穴を1カ所だけ開けて手術を行なう単孔式内視鏡手術。その身体的な負担が少ない技術を早くから国内に導入した、大腸がんの低侵襲手術を手がける医師が竹政伊知朗先生です。その技術は世界的にも評価が高く、現在も国内外問わず多くの医師が手術の見学に訪れるとか。
外科医として、手術にはとことんこだわりがあると語る竹政先生。数あるがん治療の中でも患者さんへの影響が大きい手術において、手術操作の丁寧かつ小さな積み重ねによって合併症が少なく、根治を目指しながら傷跡もきれいに回復する質の高い手術を追求しています。
所在地:北海道札幌市中央区南1条西16丁目291番地
電話番号:011-611-2111(代表)
大腸がんや炎症性腸疾患などを専門とする大塚幸喜先生は、腹腔鏡下大腸手術の実績で高い評価を得ているドクター。低侵襲性、整容性はもちろん、機能温存といった面でも大腸がんのエキスパートです。
これまでに手がけた大腸がんの腹腔鏡下手術は数多く、可能な限り人工肛門を回避する自然肛門温存術も腹腔鏡下手術と組み合わせて実施。再発して手術な困難な大腸がんに対しては積極的に抗がん剤治療を行なうなど、手術以外の治療法にも精通しています。
所在地:岩手県紫波郡矢巾町医大通二丁目1番1号
電話番号:019-613-7111(代表)
副院長であり、外科部長や診療部長、一般・消化器外科部長、中央手術センター長とさまざまな役割を担う石井医師。専門分野は消化器外科、小腸・大腸・肛門病、内視鏡外科。患者にとって手術は「一生にあるかないか」であるということを常に意識しながら手術を行うとともに後輩の指導にも力を入れています。石井医師が大切にしているのは、常に向上心を持つこと。現状に満足せず、新しいことにチャレンジするドクターです。また、石井医師は「The Best Doctors Japan 2020-2021」に認定(※)されています。
※参照元:北里大学北里研究所病院(https://www.kitasato-u.ac.jp/hokken-hp/2020/06/09000857.html)
クリニックの公式HPに掲載ありませんでした。
所在地:東京都港区白金5-9-1
電話番号:03-3444-6161(代表)
治療ガイドライン作成委員を務めていることからも、大腸がん治療に精通したエキスパート、金光幸秀先生。腹腔鏡による縮小手術から隣接臓器合併切除などの拡大手術まで、患者さん一人ひとりの状態に応じた手術を提案・執刀します。金光先生は全国的な臨床試験も主導しており、新たな大腸がん治療の確立にも尽力してきました。
手術の現場でも患者さんとの対話でも、外科医は自分の中に引き出しを多く持って常に準備していなければならないと語る金光先生。その姿勢が自身を慢心とは無縁にさせるとともに、患者さんからの信頼にもつながっています。
所在地:東京都中央区築地5-1-1
電話番号:03-3542-2511(代表)
直腸がんに対するロボット支援手術の領域において、日本を代表する消化器外科医である絹笠祐介先生。肛門を温存したまま直腸がんを切除するロボット支援手術では、多数の症例を手がけてきました。
外科医となった当初は開腹手術を徹底的に学んだ後に腹腔鏡手術へ転じ、そしてロボット支援手術にシフト。今では自分の手よりもロボットのほうが使い勝手がいいと語る絹笠先生の手術は、回復の早さや合併症の少なさなどで高い実績を誇ります。現在では他の医療機関ではなかなか手術できない高難度な症例を次々に受け入れています。
所在地:東京都文京区湯島1丁目5-45
電話番号:03-3813-6111(代)
消化器センター外科胃腸を務める大腸がん手術のエキスパートといわれる医師。がんの患者が多く自分が役に立てる可能性が多いと感じたことから消化器外科の道へ。2人の恩師と出会ったことにより、大腸がんの腹腔鏡下手術の技術を磨くことができたのだとか。これまでに経験した手術は、結腸がん・直腸がんなどの腹腔鏡手術を中心に、開腹手術も多くの実績があります。このように腹腔鏡手術だけでなく、開腹手術も得意としています。
クリニックの公式HPに掲載ありませんでした。
所在地:東京都江東区有明3-8-31
電話番号:03-3520-0111(大代表)
どんなに易しい症例でも決して油断せず、基本に忠実に全てのパターンを決めることを心がけていると話す山口医師。1999年にアメリカへ留学したことが消化器外科医としての一つの転機となりました。この留学でミルソム医師が行う腹腔鏡手術を見たことがきっかけで帰国後には本格的に腹腔鏡手術に取り組み始め、現在では手技として確立。
また、患者と「人間対人間」として接することも大切にしています。休日の日曜日にも病棟に顔を出して患者の不安や悩みを聞く時間を作ることで、寄り添った治療を提供しています。
所在地:東京都 新宿区 河田町 8-1
電話番号:03-3353-8111
渡邊医師は大腸がんの診断と治療を専門としており、世界的にも高い評価を得ている医師。腹腔鏡手術を手がける医師として知られる渡邊医師ですが、1992年に日本で初めてとなる大腸がん腹腔鏡手術を実施(※)し、手術翌日の患者が元気な様子を見て内視鏡手術の可能性を感じたのだといいます。それ以来多くの内視鏡手術に取り組み、そこで蓄積してきた経験や技術を後進の若い医師にも伝えています。現在は、内視鏡手術によって腸閉塞を解消しようという試みに取り組んでいます。
※参照元:北里大学北里研究所病院(https://www.kitasato-u.ac.jp/hokken-hp/special/specialists/doctor_watanabe.html)
所在地:東京都港区白金5-9-1
電話番号:03-3444-6161(代表)
手術、抗がん剤、放射線治療を柔軟に組み合わせ、大腸がんはもちろん肝転移の治療も積極的に手掛けてきた佐藤武郎先生。内視鏡治療にも精通し、数多くのがん患者さんに向き合ってきました。
佐藤先生の治療を受けた患者さんが口をそろえるのは治療についてもさることながら、その誠実な人柄。明確な説明に加え、決して患者さんを悲観的にさせない姿勢が「この先生となら、がんと戦える」と力を与えてくれます。知識や技術と同じくらい重要な、患者さんからの信頼を兼ね備えたドクターです。
所在地:神奈川県相模原市南区北里1-15-1
電話番号:042-778-8111(代表)
大腸がん治療に精通した医師が集まる神奈川がんセンターにおいて消化器外科大腸外科部長を務める塩澤医師。大腸がんの治療においては根治性を重視し、さらに術後の生活の質についても考慮。このことから、それぞれの患者に合わせた治療の提供を行っています。また、大腸がんは最初の手術でがんを完全に切除することが大切であるからこそ、緊張感を持って手術を行います。チーム全体で同じ意見を共有することによって、それぞれの手術に対して全力で取り組んでいきます。
クリニックの公式HPに掲載ありませんでした。
所在地:神奈川県横浜市旭区中尾二丁目3番2号
電話番号:045-520-2222(代表)
牛久愛和総合病院院長を務める瀬下医師は、消化器外科、上部消化管外科を専門領域としています。1979年信州大学医学部卒業。これまで東京女子医科大学の消化器センター外科にて患者の診療に当たるとともに、栄養サポートチームやがん患者相談室など医療連携にも携わってきた経験を持っています。その中では、地域の医療機関との連携にも力を入れており、大病院と地域の病院がともに患者を担当する「主治医は二人」という考えの啓蒙を行ってきたドクターです。
クリニックの公式HPに掲載ありませんでした。
所在地:茨城県牛久市猪子町896
電話番号:029-873-3111(病院代表)
大腸・肛門外科を専門分野とし、上都賀総合病院の副院長を務めている知久医師。日本外科学会外科専門医・指導医、日本消化器外科学会専門医・指導医・消化器がん外科治療認定医などをはじめとする多数の資格を持っています。また、大腸・肛門外科の疾患に対する診療・治療を手がける傍ら、日本DMAT隊員の一員(DMATインストラクターの資格も保有)であり、MCLSインストラクター、栃木県災害医療コーディネーターなどとしても活動を行う医師です。
クリニックの公式HPに掲載ありませんでした。
所在地:栃木県鹿沼市下田町1丁目1033
電話番号:0289-64-2161
新潟県立がんセンター新潟病院で消化器外科部長を務める瀧井康公先生は、大腸外科を専門とするエキスパート。これまで結腸がんや直腸がんに対する手術を数多く手がけ、手術後の生活の質を保つことを考慮した治療で評価の高い医師です。
大腸がんの肝転移の手術にも積極的に取り組み、あらかじめ抗がん剤治療によってがんを縮小させ、手術可能な状態にしてがんを切除する「コンバージョンセラピー」も実施。手術ができないといわれていた患者さんからも喜びの声が寄せられています。
所在地:新潟県新潟市中央区川岸町2丁目15番地3
電話番号:025-266-5111
国内で非常に多くの大腸がん手術の件数を誇る大阪医科大学病院のがん医療総合センター特務教授。国内で大腸がんの治療を牽引している奥田医師は、これまでに腹腔鏡下大腸手術の執刀を数多く手がけており、この中にはロボット支援手術も含まれています。
また、治療を行う上では患者自身が自分の病気について知っておくことが大切と考えており、大腸がん治療に関する動画配信も実施。専門的な内容であるにも関わらず、わかりやすい内容の動画となっています。
所在地:大阪府高槻市大学町2番7号
電話番号:072-683-1221(代表)
医師としてのキャリアの多くを消化器がんの集学的治療の研究と実践に捧げ、数多くの大腸がんの手術実績を残してきた亀山雅男先生。肝転移や肺転移、再発大腸がんの治療も積極的に手がけ、その姿勢と結果に多くの外科医が感銘を受けてきたといいます。
現在は公益性の高い社会医療法人の理事長として、地域医療の充実を目指して奔走する日々。内視鏡手術やロボット支援手術も導入し、患者さんの負担が少なく精度の高いがん診療を提供しています。
所在地:大阪府堺市中区東山500番地の3
電話番号:072-234-2001
京都医療センターで下部消化管領域のトップとして活躍する山口高史先生は、日本臨床腫瘍研究グループで大腸グループの研究責任者を務めるほどの大腸がんの専門家。手術はすべての大腸領域で腹腔鏡手術を基本アプローチとする技術を持ちつつ、画一的な治療方針の決定はせず患者さんの状態に応じた適切な手術法を提案します。
高度な技術だけではなく、患者さんの生活の質を高める誠実で真摯な姿勢が多大な信頼を集める山口先生。決して妥協を許さない、ある意味職人のような外科医としての姿に多くの患者さんが安心感を得ています。
所在地:京都府京都市伏見区深草向畑町1-1
電話番号:075-641-9161(代表)
腹腔鏡手術を中心とした身体的負担の少ない大腸がん治療の領域では、日本における草分け的存在と名高い岡島正純先生。特に見えない傷の手術とも呼ばれる単孔式内視鏡手術では、より安全で確実な技術を追求した機器の開発に尽力してきました。
近年ではロボット支援手術にも積極的に取り組み、多くの患者さんに効果と整容性が両立された治療を提供しています。一方で中国四国がん臨床研究支援機構の代表理事としても活躍しており、同業者である医師からの信頼も厚い医師です。
所在地:広島県広島市中区基町7番33号
電話番号:082-221-2291