本サイトに掲載する医師のなかから、癌関連の論文発表をしている食道外科専門医、食道科認定医、日本胃癌学会代議員※のいずれかに該当する医師(胃がん、食道がんが主な領域の医師や専門領域が異なる医師は除外)を都道府県別に一部、ご紹介します。(2021年12月調査)
培ってきた診断力と治療技術、そして「初心生涯」という言葉を胸に、今も研鑽を積んでいるのが、木ノ下義宏先生です。多くの食道がん患者さんを救ってきた国内屈指の医師は、北海道の地でその腕を振るっています。
現在は手稲渓仁会病院・食道疾患センター長として、治療困難かつ総合的な診断を必要とする食道がんに向き合う日々。さまざまな診療科との連携によるチーム医療を構築し、ロボット支援手術の導入など患者さんの負担をより少なく、そして精度の高い治療を目指して奮闘しています。
所在地:北海道札幌市手稲区前田1条12丁目1-40
電話番号:011-681-8111
1953年、東京目黒区生まれ。日本外科学会指導医・専門医、日本消化器病学会指導医・専門医 日本消化器外科学会指導医・専門医、日本がん治療認定医機構がん治療認定医・暫定教育医。消化器外科学を専門とし、食道がんや胃がんの外科治療、がんのバイオマーカーなどさまざまな研究を行っています。その中でも特徴的なのががん治療に取り組む中で、2010年より行っている「がん特有のにおい物質」や「がん探知犬」に関する研究。山形県金山町に置いて、がん探知犬を使った健康診断の指導も行っています。
クリニックの公式HPに掲載ありませんでした。
所在地:山形県東根市温泉町二丁目15番1号
電話番号:0237-42-2111
多摩丘陵病院の副院長を務めるとともに、外科・消化器外科部長として日々診療を行っている小澤医師。日本外科学会外科専門医・指導医、日本消化器外科学会消化器外科専門医・指導医・消化器がん外科治療認定医、日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡専門医・指導医など多数の認定・資格を持ちます。治療にあたっては、患者本人や家族が理解しやすい説明を心がけ、病院の理念である「ぬくもりのある医療と看護」を大切にした診療を行っているドクターです。
クリニックの公式HPに掲載ありませんでした。
所在地:東京都町田市下小山田町1491
電話番号:042-797-1511
自らを胃がん治療のスポークスマンとして、世界有数の技術を誇る日本の胃がん治療を世界に向けて発信してきた佐野武先生。胃の2/3以上を切除し、同時にD2リンパ節郭清を行なう胃がんの定型手術を世界中に広めたという実績を持っています。
技術だけではなく、外科医としての心意気も世界各地に根付かせてきた佐野先生。何より患者さんを思う一人の臨床医として、日々がんの診療に携わっています。
所在地:東京都江東区有明3-8-31
電話番号:03-3520-0111
瀬戸泰之先生は世界的にもその存在を知られている食道がん治療に携わる医師。日々多くの患者さんの治療にあたり、数多くの手術を手がけるなど、東京大学医学部付属病院の院長となった今も変わらずがん治療の最前線に立ち続けています。また、がん性疼痛に対する緩和ケアにも造詣が深いドクターです。
理想的な手術とは臓器を温存することだと語る瀬戸先生。どんな進行がんであっても、再発を防ぎつつ必要な臓器を残すためにはどのような方法があるのか、常にそれを考えながら目の前の患者さんに向き合います。
所在地:東京都文京区本郷7-3-1
電話番号:03-3815-5411
昭和大学病院食道外科の特任教授・診療科長を務める村上医師。内視鏡外科手術の中でも特に難易度が高いとされている食道がん手術を1996年に成功させて以来、村上医師とそのチームによって多くの手術が行われています。このような実績から、「ベストドクターズ・イン・ジャパン2012-2013」に選出。JCOG胸腔鏡下食道手術認定医や日本消化器内視鏡学会評議員・指導医、日本消化器外科学会指導医、日本消化器病学会指導医などのほか、多くの資格を持っているドクターです。
クリニックの公式HPに掲載ありませんでした。
所在地:東京都品川区旗の台1-5-8
電話番号:03-3784-8000
2022年のがん罹患数予測では13万人を超える数値(※)が出ている、消化器がんの中でも多い胃がん。慶應義塾大学病院の矢作直久先生は、その胃がんに対する内視鏡治療の医師として広く知られているドクターです。専門領域は消化管腫瘍の低侵襲治療で、その代表ともいえる内視鏡治療において数々の独創的な技術を開発、特許を取得してきました。
※参照元:国立がん研究センター がん情報サービス/がん統計予測
得意とするのは内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)。内視鏡に取り付けられた特殊な電気メス「デュアルナイフ」を駆使し、難しいとされる10センチのがんも切除したことがあるという技術の持ち主です。
所在地:東京都新宿区信濃町35
電話番号:03-3353-1211
千葉大学医学部附属病院の松原久裕先生は、食道がんや胃がんの集学的治療や分子治療を専門とするドクター。同大学の先端応用外科教授を務めると同時に日本食道学会の理事長でもあり、その経歴からも食道がんのエキスパートであることが伺えます。
治療のモットーは、人に優しく、かつ質の高い先進的な医療を提供すること。安全性への配慮はもちろん、患者さんの身体的負担が少ないことを念頭に、内視鏡治療や腹腔鏡下手術を積極的に取り入れてきました。次世代の標準治療確立を目指した臨床研究の成果も、日々の診療にしっかり還元されています。
所在地:千葉県千葉市中央区亥鼻1-8-1
電話番号:043-222-7171
消化器外科の診療部長を務める川島医師は、食道癌・胃癌の外科治療、栄養サポートチームが専門。日本消化器外科学会 専門医・指導医・消化器がん外科治療認定医や日本消化器病学会 専門医・指導医、日本がん治療認定機構 がん治療認定医などさまざまな資格を持っています。内科と協力することによって、患者により良い治療を提供するとともに、レジデントや若手スタッフの育成にも力を入れています。
クリニックの公式HPに掲載ありませんでした。
所在地:埼玉県北足立郡伊奈町大字小室780
電話番号:048-722-1111
北里大学医学部上部消化管外科学 主任教授を務める比企医師は、胃がんの治療・研究に力を注いでいる医師。例えば、内視鏡検査を行う際に妨げとなってしまうぜん動運動を抑制するための薬剤を開発したり、胃の腹腔鏡手術の際に膵液が漏れてしまう「膵液漏」を防ぐための技術の開発も行っています。さらに、ジストにおいては腫瘍のみを取り除く手術法を考案し、多くの実績を重ねてきました。また、後進のドクター教育に力を入れている点も特徴といえるでしょう。
所在地:神奈川県相模原市南区北里1-15-1
電話番号:042-778-8111
静岡県立静岡がんセンターで副院長と内視鏡科部長を兼任する小野裕之先生は、早期胃がんや食道表在がんに対する内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)を行うドクターです。数多くの執刀経験を有し、国内はもちろん、世界中にその手法を普及させた功労者といわれています。
小野先生は国立がんセンター中央病院勤務時代からESD治療に携わり、ITナイフ(電気メス)の開発と臨床応用を手がけてきました。その高度な技術と知識は医学界でも広く知られています。開腹手術を受けることなくがんを治療したいと望む患者さんが、全国から小野先生のもとを訪れています。
所在地:静岡県駿東郡長泉町下長窪1007番地
電話番号:055‐989‐5222
藤田医科大学病院の宇山一朗先生は、同大学総合消化器外科の主任教授です。腹腔鏡下胃切除の執刀経験を持ち、胃がんに対する腹腔鏡下手術においては世界的に名を馳せています。
身体的な負担の少ない低侵襲手術を追求し、胃がんに対するロボット支援腹腔鏡下胃切除も手がける宇山先生。その情熱を支えるのは「なせば成る」の信念。現在も上部消化管の内視鏡手術領域を牽引し続けるドクターです。
所在地:愛知県豊明市沓掛町田楽ケ窪1番地98
電話番号:0562-93-2111
大阪医科大学医学部附属病院のトップを務める土岐祐一郎先生は、リスクの高い症例に向き合い、新たな手技を確立してきた食道がん手術のパイオニア的存在。進行食道がんの治療において限界とされてきた一線を超えるため、3剤併用術前化学療法や気管大動脈合併切除など、普通の外科医であれば避けるようなハイリスクな治療にも向き合ってきました。
患者さんを見捨てない、その一心で新しい治療に取り組んできたという土岐先生。その真摯な姿勢に、患者さんからも同業者である医師からも絶大な信頼が寄せられています。
所在地:大阪府吹田市山田丘2番15号
電話番号:06-6879-5111
九州大学病院で上部消化管外科のチームを率い、数多くの食道外科手術を手がけてきた永井英司先生。診療だけではなく教育や研究の現場でも多大な功績を残した後、活躍の場を福岡赤十字病院に移して新たな食道がん治療の拠点となるべく尽力しています。
外科医の多くが永井先生を「静かなる神の手」と評するのは、強い信念のもとに行なわれる丁寧かつこだわりの手術ゆえ。もっとも困難な腹腔鏡手術といわれる腹腔鏡下胃全摘術をはじめ、高度な技術を要するさまざまな手術を手がけるドクターです。
所在地:福岡県福岡市南区大楠3丁目1-1
電話番号:0570-03-1211
福岡大学筑紫病院消化器内科にて内視鏡部教授を務める八尾医師は、胃がんの診断と治療、炎症性腸疾患を専門とする医師です。同院の内視鏡部は拡大内視鏡の技術を非常に得意としていますが、八尾医師は早くから拡大内視鏡と狭帯域光観察を組み合わせた診断法を発明。平べったいごく初期のがんの診断も可能となり、世界中に広く普及しています。日本消化器内視鏡学会指導医や日本消化器病学会指導医、日本内科学会認定医などさまざまな資格を取得しているドクター。
クリニックの公式HPに掲載ありませんでした。
所在地:福岡県筑紫野市俗明院1-1-1
電話番号:092-921-1011